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おみそ汁
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4月頭から、Factcheck福島に対する批判的見解と、週刊文春の「復興不倫」報道に関してツイッター投稿をしたところ、いわゆる「炎上」状態となり、結果として主張とは異なる引用がなされたり、正常な「批判」のレベルを超えて特定の個人が攻撃されるような状況を生み出すことになっており、多方面の方々にご迷惑をおかけしている状況にありますことを、まずはお詫び申しあげます。 そこで改めて、こちらのブログで、私の批判のポイントや、週刊文春報道に対する見解を書き記しておきたいと思います。今回の批判に乗じる形で、原発事故の健康被害や被曝状況などに関し、看過できない差別的な言説が見られるようになっています。そのような言説の流布は、私のまったく望まないものであります。改めて自分の立場をクリアにしたうえで、私の見解を以下に書き記します。 1、Factcheck福島に対する批判のポイント 私は、かねてから、Factc
福島の魚って大丈夫なの? うん、もう販売されてるし、築地にも行ってるよ。ちゃんと検査してるから安全だし、地元のは新鮮だからおいしいよ。 へえ、そうなんだ、でも海ってつながってるでしょ? 魚だって泳いで来るんじゃないの? うん、泳いでくるけど、泳いでくるからいいんだよ。回遊する魚は常に動いてないと死んじゃうじゃん? マグロみたいに。移動し続けてるから、原発の近くにいるのはほんのつかの間だし、万が一そこで何か取り込んでも、離れて泳いでるうちに排出されるんだって。 逆に、移動しなくて原発のそばにいる魚は危ないってこと? うん、そうだった。数年前まではな。でも今は、原発の近くにいる魚も他県の魚も変わらなくなってる。メバルとか。 なんで? ほら、浸透圧って言葉、聞いたことない? 今回の事故で一番多く撒き散らされたのがセシウムって放射性物質なんだけど、セシウムはカリウムって物質とよく似てて、塩と一緒に
思想家の東浩紀さんが編集長を務める『ゲンロンβ』という電子批評誌で「浜通り通信」という連載を書き続けてきた。書き始めたのは2014年の5月。まだその当時は電子批評誌というよりメルマガで、タイトルも『福島第一原発観光地化通信』という名前だった。同誌はその後『ゲンロン観光地化メルマガ』(#36で終了)に改名され、さらに『ゲンロン観光通信』(#10で終了)としてリニューアルされ、最終的にはゲンロン本誌の電子版『ゲンロンβ』として生まれ変わり、その第14号まで浜通り通信は連載された。最終回は2017年5月である。足掛け3年。 すべての入稿テキストをコピペしてワードに打ち出してみたら全部で27万字あった。うおおお、すげえ、27万字だぜ。良く書いたわ。まあ50回のうち10回は別の著者にお願いをして書いてもらっているので、ぼくの書いたのは40回分ということになるけれど、それにしたって27万字もよく頑張っ
ヘキレキ舎 〒971-8101 福島県いわき市小名浜本町29-2 UDOK.内 代表:小松理虔 MOBILE : 090-4887-1119 hekirekisha@gmail.com 参院選が終わりました。新聞やテレビなどでは「3分の2」や「改憲」、「アベ政治」などのキーワードが並んでいますが、ひとたび私の地元、福島県いわき市に目を向けてみると、全国的なニュース報道とはまたひと味違った風景が見えてきます。 結果は民進党の増子輝彦さんの勝利でした。夜の8時から始まったテレビ番組の開票速報などでは、序盤は自民党の岩城光英さんが優位に立っていましたが、福島県内の票田である福島市、郡山市など中通り地区の票が出始める頃には増子さんがじわじわ逆転。終わってみれば3万票の差がつき、おおかたの予想通り増子さんが議席を獲得しました。 ○増子輝彦(民主) 462,852 ×岩城光英(自民) 432,982
ヘキレキ舎 〒971-8101 福島県いわき市小名浜本町29-2 UDOK.内 代表:小松理虔 MOBILE : 090-4887-1119 hekirekisha@gmail.com ここ最近、2冊の本を読んだ。ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』と、中谷内一也の『リスクのモノサシ』である。福島の風評被害について多少なりともカジってる人はもう既に読んだことがあるだろう。この2冊、行動心理学や認知心理学の観点から、人間がどのように情報を認識するのかを丁寧に解説していて、直接福島の原発事故後の風評被害を取りあげた本ではないが、人間の認識のメカニズムや、風評被害が起こる構造を理解するのにとても役に立った。 ぼくは、2012年からは市内のかまぼこメーカーの営業として3年働き、2013年からは市民による福島第一原発沖の海洋調査チームを共同運営している。専門的な教育を受けたわけではないけれど、
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