サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
www.itmedia.co.jp
アクセサリーパーツを販売する「Parts Club」など、アクセサリー関連事業を手掛けるエンドレス(東京都台東区)は4月24日、自社のサーバがランサムウェア「LockBit」に感染したと発表した。原因について、セキュリティソリューションを導入したスターティア(東京都新宿区)のミスによるものだと説明している。 「FortiGate(統合型セキュリティアプライアンス)の設置を昨年に依頼しましたスターティア株式会社が、設置の際に使用していたtestアカウントを削除せずそのまま放置し、悪意のある第三者がtestアカウントを使用して弊社のサーバーに侵入した」(原文ママ) サーバに顧客情報は保存しておらず、社内情報のみを保存していた。発表時点では、情報の流出も確認していないとしている。サーバはネットワークから遮断しており、全部署もPCも検査中。今後は外部の助力を得ながら情報漏えいの有無を確認するという
サイバーエージェントは4月24日、2024年9月期第2四半期決算を発表した。連結の売上高は4082億500万円(前年同期比12.4%)、営業利益は273億5500万円(同56.0%)、純利益は98億6600万円(同240.4%)の増収増益となった。2Q単体では、売上高が2151億円(同10.0%増)で過去最高、営業利益は210億円(同12.2%)と8四半期ぶりに200億円を超えたという。
日本の工場で「悲劇」が続いている。 2月13日、群馬県太田市にあるスバルの群馬製作所矢島工場で、崩れた金型に挟まれて作業者が死亡する事故が発生した。翌14日には、岡山県笠岡市にあるJFEケミカル西日本製造所笠岡工場で、水や薬品をためておく深さ2メートルのピットに作業員が転落して亡くなった。 それからほどなくして24日、今度は日本の「安くてうまい食」を支える企業で悲劇が起きる。千葉市美浜区にある山崎製パン千葉工場で、60代のパート勤務女性がベルトコンベヤーと搬出装置の間に落ちた加工品を取ろうとしたところ、腕や上半身を装置に巻き込まれ亡くなってしまった。この事故で過去(2020年、2015年、2012年)の死亡事故も蒸し返されて「ブラックな企業体質のせいでは」という声も上がっている。 3月26日には、建設機材の部品などを製造するカネソウの三重県朝日町の工場で、作業員の男性が自動造型機のプレス部
英国のITニュースメディア「The Register」は2024年4月22日(現地時間)、「Microsoft Defender」と「Kaspersky Endpoint Detection and Response」(Kaspersky EDR)に重大な脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると報じた。 Microsoft DefenderとKaspersky EDRに脆弱性 問題の完全な解決は困難 シンガポールで開催された「Black Hat Asia」カンファレンスでセキュリティベンダーのSafeBreachが発表した。この脆弱性を悪用されると、セキュリティソフトウェアのマルウェア検出機能を使って遠隔地からファイルを削除される可能性があるという。 これらの製品はファイルにおける特定のバイトシグネチャ(ヘッダ内のバイト列)をスキャンしてマルウェアを検出する。この検出機能が悪用され、正規のファイル
「テスト文字列に”うんこ”と入れるな」──そんなふうに訴える新入社員向けの研修資料の2024年版が公開された。公開したのは、ゲーム開発などを手掛けるインフィニットループ(北海道札幌市)。軽い気持ちで入れたテスト文字列が社外に漏えいした際のリスクについて説明した資料で、新たに事例などを加筆し、21年に公開したものをバージョンアップしている。 同社がこの資料で訴えたいのは「テスト文字列には無難な文字列を使うこと」。Webエンジニアが入力フォームを作る際に使うテスト文字列に「うんこ」などのふざけた文言を入れる行為のリスクを説明。資料内では実際にテスト文字列が漏えいしたことで起きた不祥事の事例などを紹介している。
サンワサプライは4月24日、Microsoftの「Surface Go」シリーズに対応する耐衝撃ケース「PDA-SF11BK」を発売した。側面のバンパーが充実しており、装着すると耐衝撃性能を追求したタブレットのような見た目になる。価格は5390円(税込み)。 ポリカーボネートとTPU(熱可塑性ポリウレタン)を素材に採用した耐衝撃ケース。対応機種は「Surface Go/Go 2/Go 3/Go 4/Go LTE Advanced」の5モデル。 ケースの背面には、立ち作業の多い工場や作業現場に適した片手操作用のハンドベルトが付いている。首にかけられるバックルタイプのショルダーベルトも付属する。キックスタンド部分は分離式となっており、ケースを装着したままキックスタンドが使えるという。 衝撃を吸収するバンパーが4隅に配置されており、純正キーボードを取り付ける電子接点部分や、USB Type-Cポ
Appleが5月7日23時(日本時間)にイベントを開催する。表題は「何でもあり」だが、新型「iPad」の発表が予想される。ティム・クックCEOは4月23日にイベントのビジュアルを公開。「Apple Pencil」を指で回転させると、Appleのロゴが様変わりする。見た人にiPadの特徴を想起させるビジュアルだ。 Appleは初代iPadを2010年に発表。2012年に初のiPad miniを世に送り出して以降は、毎年新しいiPadを発売していたが、2023年は1機種も市場に出なかった。2024年4月現在は無印の第9世代、第10世代が併売されている他、iPad Air(第5世代)、iPad mini(第6世代)、12.9型iPad Pro(第6世代)、11型iPad Pro(第4世代)が販売されている。 Apple事情通のBloombergのMark Gurman氏によると、Appleは──
全国の公立小中高校のインターネット通信環境について、規模に見合った通信速度を確保できていない学校が8割近くに上ることが4月24日、文部科学省の調査で分かった。児童生徒数が多い学校ほど通信環境が脆弱(ぜいじゃく)な傾向にあることも判明。授業のデジタル化が加速する中、学習活動に支障が出る可能性もあるため、同省は学校側に改善を求めた。 2023年11~12月に全公立小中高校(3万2千校)と都道府県・市町村教育委員会を対象に実施した。文科省は今回初めて、全ての授業で多数の児童生徒が同時に端末を利用しても通信に支障が生じない通信速度の目安を、学校の規模ごとに設定。児童生徒630人程度の場合、553Mbpsとなっている。 環境が整備されていたのは21.6%。児童生徒数60人未満(3985校)では3258校が環境を満たしていたのに対し、841人以上(1382校)では29校にとどまり、子供の数が増えるほど
ChatGPTのプロンプト入力をラクにする「カスタム指示」機能が便利 前提条件を事前に記入できる:ChatGPT使いこなし術(1/2 ページ) ChatGPTで出力される回答を目的に適した形に導くには、「プロンプトを工夫すればよい」ということを多くの方がご存じだろう。しかし、毎回指示を記入する度に、長いプロンプトを細かく整えるとなれば、その工程がかえって手間に感じてしまうかもしれない。そうなったら本末転倒である。 しかし、同じような条件での指示を繰り返すのであれば、「カスタム指示」(Custom instructions)という機能を活用することで、そうした作業負担を軽減できる。本稿では、Webサービス版のChatGPTを例に、同機能の概要と使い方について解説していこう。 「カスタム指示」の設定の仕方 カスタム指示機能を利用するには、ChatGPTの画面左下にあるアカウント名の部分をクリッ
ダイキンは4月24日、近年SNSで節電術として話題になっている「室外機に濡れタオル」について、実際の利用環境で比較した結果を発表した。濡れタオルは「なし」のほうが節電になった。 真夏にエアコンの室外機に濡れタオルを置いて運転した場合、1日の電気料金は3.87kWhだった。ほぼ同じ条件で濡れタオルがない場合は2.77kWh。濡れタオルを置くことで、電気代が3割ほど増えてしまった。1カ月換算では1020円ほど電気代が増える計算になる。 理由についてダイキンは、「濡れタオルが室外機側面の吸込み口や吹き出し口の一部に垂れ下がり、空気の通り道をふさいでしまった」と説明。「エアコンは空気の流れを妨げられると運転効率が落ち、その分、余計に電力を使ってしまう」としている。濡れタオルが乾いて大きく垂れ下がった場合、さらに効率が低下するため注意が必要だという。 ダイキンは、エアコンは室外機周辺や熱交換器の温度
NHKは、18年ぶりに復活した「新プロジェクトX~挑戦者たち~」を機に、旧シリーズで反響の大きかった回を月に1本のペースで再放送する。4月27日には「厳冬 黒四ダムに挑む~断崖絶壁の輸送作戦~」を放送予定だ。 番組名は「新プロジェクトX~挑戦者たち~ 旧作アンコール」。初回は昭和38年(1963年)に完成した黒四ダムの建設工事に携わった人々の壮絶なドラマを取り上げる。放送は27日の午後7時30分から。 NHKによると、今後はVHSを開発した技術者に迫った回や、ホテル・ニュージャパンの火災で決死の救出を行った消防士を取り上げた回などを放送するという。 旧プロジェクトXは、画期的な製品開発や歴史に残る建設事業など、快挙の裏にあった日本人の知られざるドラマを描く群像ドキュメンタリーで、2000年から2005年まで約5年半にわたって放送した。 関連記事 NHKの「プロジェクトX」18年ぶり復活 4
さくらインターネットは4月24日、クラウドサービス「さくらのクラウド」の検定制度を設けると発表した。「クラウド化に取り組む企業やITの学びを深めたい学校の先生、次世代を担う子どもたちなど、広範囲に渡るDX人材育成のために検定の設立を決定した」(同社) 初回の検定試験は今夏開催予定。オンラインでの受検が可能という。出題範囲は「デジタル技術の基礎」「さくらインターネットのサービス」「さくらのクラウドでのアーキテクチャ設計」。難易度は「ITパスポートよりやや難しい」(同社)といい、公式サイトで例題も公開している。4月末には学習用のオンライン教材も提供するという。 関連記事 さくらインターネットの株価急伸 ガバメントクラウド入りで注目 さくらインターネット株が急伸している。11月27日に1200円だった株価は、、28日に値幅制限いっぱいの1500円まで上昇。29日の始値は1880円で、午前10時4
ワコム初の有機ELペンタブレット登場! 約420gの軽量ボディー Wacom Movink 13は、同社としては初の有機EL(OLED)ディスプレイ採用のペンタブレットだ。パネルサイズは13.3型で、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)、視野角は上下/左右ともに170度、コントラスト比は10万:1、リフレッシュレートは60Hzに対応する。輝度は350ニト、最大表示色は約10億7374万色で、色域はAdobe RGBカバー率が95%、DCI-P3カバー率が100%(ともにCIE 1931)となる。 付属する「Wacom Pro Pen 3」や10点マルチタッチ操作に対応し、筆圧検知は8192段階、パネル表面にアンチグレアとアンチフィンガープリント処理を施すことで、画面のギラつきや指紋が付くのを防いでいる。
連載:その悩み、生成AIが解決 アイデアが浮かばない、こんな無駄な作業なくしたい――。ビジネスパーソンを悩ませる日々のさまざまな困りごと、ChatGPTに聞いてみませんか? ITジャーナリストの酒井麻里子氏がプロンプトの書き方を伝授する。 Q.電話対応が苦手です。ChatGPTを使って練習できますか? 新入社員が入社する4月。電話に不慣れな彼ら彼女らにとって、会社にかかってくる電話の取り次ぎは大きなハードルに感じるかもしれない。そのような場合も、シンプルなプロンプトでChatGPTが練習相手になってくれる。 ここでポイントになるのは、自分の役割とChatGPTに担ってほしい役割を明確に指示することだ。単に「電話の練習相手になってください」などと指示しただけの場合、ChatGPTが電話を受ける側になってしまうなど、意図した会話を進められないケースがある。では、どのように指示すればいいのだろう
このトッピングは、同日が“満月”であることにちなんだもので、極力「○(まる)」がたくさん並ぶように工夫した結果、このような容量と価格の設定としたそうだ。 なお、このトッピングを購入すると、限定のアプリキャラクターが登場するようだ。どんなキャラクターなのかは、買ってからのお楽しみとなる。 関連記事 povo2.0にコンビニジム「chocoZAP」1カ月無料チケット付きデータトッピング登場 1GB980円で5月10日まで販売 KDDIと沖縄セルラー電話が、コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」の1カ月無料チケットとpovo2.0の「データ追加1GB(30日間)」をセットにした期間限定トッピングを980円で提供する。販売期間は5月10日までとなる。 caseplay、povoのキャラクターケース3種類を発売 好きなデザイン投票で1000円オフクーポンも FOXは、テックアクセサリー販売
映画「カメラを止めるな!」などで知られる上田慎一郎監督が公開したショートフィルム「みらいの婚活」が、IT業界や医療福祉関係者の間で話題になっている。
児童性的虐待資料の拡散阻止に尽力している米非営利団体Thornと責任あるテクノロジーに焦点を当てた非営利団体All Tech Is Humanは4月23日(現地時間)、主要なAI大手と協力し、生成AIの悪用による児童性的虐待コンテンツ(Child Sexual Abuse Material、CSAM)の作成と拡散を防ぐ「Safety by Design」原則を発表した。 Amazon、Anthropic、Civitai、Google、Meta、Metaphysic、Microsoft、Mistral AI、OpenAIStability AIがこの原則に賛同し、署名した。 これらの企業は、トレーニングデータセットにCSAMが含まれないことを保証し、CSAMを含む高リスクなデータセットを回避し、CSAM画像やCSAMへのリンクをデータソースから削除することを約束する。 また、AIモデルの「ス
スマホを買う際、多くの人はキャリアの店舗やオンラインショップで購入するでしょう。しかし、スマホ本体はキャリア以外で自分で購入した方がお得な場合もあります。そこで今回は、スマホを本体のみでお得に買う方法と注意点を解説します。本体のみを買って使うにはSIMロック解除やSIMカードの交換が必要な場合もあり、注意が必要です。(料金/価格は全て税込み) スマホ本体を自分で買うメリット/デメリット 冒頭にも記載した通り、多くの人がスマホキャリアで端末を購入しているでしょう。例えば機種変更の場合は店舗に行って展示してある中から端末を選び、カウンターで機種変更を依頼する、という流れが多いと思います。慣れた人はオンラインショップで端末を購入し、届いた端末にSIMを差し替えて自分でデータ移行する、という人もいるかもしれません。 もう1つオススメなのが、自分で端末を用意し、自分でSIMを差し替えて機種変更する、
江崎グリコは基幹システム障害により「プッチンプリン」などほぼ全てのチルド食品の出荷を停止したことを4月19日に発表したが、その影響が業務提携先の他社にも広がっていることが23日、分かった。 江崎グリコは業務提携先のキリンビバレッジが手がける冷蔵品の一部の販売を請け負っており、受託している果汁飲料「トロピカーナ」や野菜飲料の出荷が停止しているという。 江崎グリコは基幹システムの復旧作業を急ぎ、5月中旬の再開を目指しているが、「オペレーションの見直しかシステム自体を改修するかなど検討中」(広報担当者)と説明しており、具体的な復旧の見通しはいまだ立っていない。 江崎グリコは「カフェオーレ」「プッチンプリン」といった乳製品や洋生菓子、果汁、清涼飲料など17ブランドあるチルド食品のほぼすべての出荷を19日に停止した。今月3日に同社は基幹システムを切り替えた際にシステム障害が生じ、復旧を試みて18日に
米Googleは4月23日(現地時間)、2024年中に完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティcookieの廃止を延期すると発表した。延期はこれで3度目になる。 延期の理由は「業界、規制当局、開発者からの異なるフィードバックを調整することに関連する課題が継続している」ため。 特に、「プライバシーサンドボックス」の取り組みに懸念を示している英政府競争規制当局の競争・市場庁(CMA)が「業界テストの結果を含むすべての証拠を検討するための十分な時間を確保することが重要」としている。 CMAは1月、Googleに対し、複数の競争関連の懸念が解消されるまで、サードパーティcookie廃止を一時停止するよう命じた(リンク先はPDF)。 CMAによる検討などに引き続き協力することで、プロセスを年内に完了し、合意に達すれば2025年初頭から廃止を進める想定という。 Googleは
米Microsoftは4月23日(現地時間)、小規模言語モデル(SLM)の「Phi-3」を発表した。3サイズ(mini、small、medium)あり、最小モデルのminiは同日からAzure AI Studio、Hugging Face、Ollamaで利用可能になった。 miniのトレーニングデータは38億パラメータ。smallは70億、mediamは140億と、大規模言語モデル(LLM)より少ないが、高品質なデータでトレーニングしているため、「主要なベンチマークにおいて、同じサイズまたはより大きなサイズの言語モデルよりも大幅に優れたパフォーマンスを示す」という。 例えばPhi-3-smallは、米OpenAIのGPT-3.5 Turbo(パラメータ数は公表されていないが、約175億とみられている)などの「はるかに大きなモデルよりも優れたパフォーマンスを発揮する」としている。 Micro
米Appleのティム・クックCEOは4月23日(現地時間)、5月7日に発表イベントを開催するとXにポストした。「Pencil us in for May 7!(5月7日に予定を入れておいてください!)」とし、Apple Pencilのようなペンで多様なAppleロゴを描く動画が添えられていることから、iPad関連のイベントとみられる。 Appleのイベントページによると、イベントは米太平洋時間の午前7時(日本時間の5月7日午後11時)開始。イベントページあるいはApple TVアプリで視聴可能になる見込みだ。 Appleは初代iPad発表以来、毎年新モデルを発表していたが、昨年は新モデルの発表がなかった(10月にUSB-Cポート付き「Apple Pencil」を発表した)。 5月のイベントでは、iPad AirとiPad Proの両方の新モデルが登場するとみられる。また、Apple Pen
そんな事もあり、4月10日は新しいフォントがいくつか発表された。今年の目玉はなんといっても「和文バリアブルフォント」であろう。 われわれが普段使用するフォントは、同じデザインでも細いもの、太いもの、横が詰まったものなどがそれぞれ個別のフォントとして提供され、1つのファミリーを形成している。 一方バリアブルフォントは、そうした文字の変形を1つのフォントで提供していこうという比較的最近のフォントフォーマットで、米Adobe/米Apple/米Google/米Microsoftが共同開発した。フォントパラメータとして、太さや字幅がバリアブルで変更できるため、従来はファミリーで提供しなければならなかったフォントデータが、1つのフォントで小さく提供できるというメリットがある。 もちろんデザインする側も、細いか太いかの2択ではなく「中間」も選べるし、縦長、横長も選べるので、表現の幅が広がるわけである。た
政府は4月22日のデジタル行財政改革会議で、一般ドライバーが有償で乗客を運ぶ「ライドシェア」について、週末の夜を一律的にタクシーが不足している時間帯とみなすなどし、まだ解禁していない地域についても今月以降、順次解禁する方針を示した。また、タクシー会社以外が運行主体となる「全面解禁」へ向け、岸田文雄首相は5月中に論点整理を行うよう関係閣僚に指示した。 方針では、金曜日と土曜日の午後4時台から翌午前5時台をタクシーの不足時間帯と定義し、その地域のタクシー車両数の5%を不足車両とみなす。また、自治体が各運輸支局に曜日、時間帯ごとの不足車両数を申し出た場合にも、その数を認定する。この方針で暫定的に算出した不足車両数は解禁後にライドシェア車両のデータを検証し、見直すという。 今のライドシェアの仕組みは、配車アプリの情報に基づいてタクシーが不足していると認められた地域、時間帯のみ運行が認められており、
めがねレンズ大手のHOYAは4月23日、システム障害で停止していたシステムの多くが復旧したと発表した。一部で受注残に対応するための納期延長はあるものの、「生産活動と供給体制は概ね正常に戻りつつある」という。 システム障害の原因は、害意ある第三者によるサイバー攻撃だった。調査により、犯人がグループの特定サーバにアクセスし、ファイルの一部を窃取したことを確認したという。 窃取されたファイルに個人情報が含まれているかは確認中。外部のデータ分析専門会社に分析を依頼しているという。 HOYAは今月4日、国内外の事業所で第三者による不正アクセスを受け、システム障害が発生したと発表。工場内のシステムや受注システムが停止するなど広範な影響を受けた。また関連会社のセイコーオプティカルプロダクツでも一部のレンズで製造停止や遅延が発生した。 関連記事 HOYA、めがねレンズの出荷を一部再開 不正アクセスによるシ
海外クレジットカードブランドによる成人向けコンテンツの決済停止が相次いでいる問題で、「DLsite」を運営するエイシスは4月22日、「当面の間」は再開できないとする見通しを明らかにした。一方、同様に決済停止となった企業の中にはサービスの継続を諦めるケースも出てきた。 エイシスが、Visa、Mastercard、American Expressのユーザーに向けて公開した「続報」によると、「クレジットカードブランドと再開の交渉を行っていたが、現時点での再開は難しい状況」だという。「引き続き、再開の交渉は行っていく」としているが、同時に再開を待っているユーザーに対しては、他の決済方法への切り替えや、ポイント購入を勧めている。 クレジットカード決済は、消費者と事業者の双方にとって利便性が高い。決済を停止されても他の決済手段があれば影響は抑えられるものの、そうでない場合は事業全体に影響しかねない。例
楽天モバイルは2024年4月23日から、eSIMを不正に利用される事案があったとして、利用者に注意喚起を行っている。eSIM(Embedded SIM)はネットワーク経由で契約者情報(プロファイル)を書き換えたり、プランを変更したりできるのが利点。eSIMの再発行もオンラインで行える場合が多い。 第三者が、不正なWebサイト(フィッシングサイト)などを通じて、利用者の楽天IDとパスワードを入手し、差し替えが必要なSIMカードをeSIMとして再発行し、モバイル通信サービスを不正に利用する事案が発覚したという。 同様の被害は近年、増加しており、FBIも2022年に警鐘を鳴らしていた。メディアやセキュリティー専門家は「SIMスワップ詐欺」と呼称することが多い。その手口は、楽天モバイルが案内している事案に似ており、何者かがフィッシングサイトなどで得た個人情報をもとに、スマートフォンの契約者になりす
大日本印刷(DNP)は4月23日、音声をリアルタイムで文字に変換し、目立たせたい単語を強調して透明スクリーンに表示する「DNP対話支援システム」を発売した。感情などを表す単語について、自動で最適なフォントを選んで表示するする機能が特徴だ。 聴覚障がい者や高齢者など、音声を聞き取ることが困難な人に対応する窓口や、訪日外国人など日本語音声でコミュニケーションしづらい人を案内する窓口などでの利用を想定する。 会話をリアルタイムで文字化・翻訳するアイシンの音声認識システム「YYSystem」と、感情や話題に合わせたフォントに自動で切り替える「DNP感情表現フォントシステム」を連携して実現した。文字は透明スクリーンに表示することで、相手の表情を見ながら対話できるようにした。 音声認識されたテキストをリアルタイムで解析し、感情やイメージなどを表す単語を12種のフォントから自動的に最適なものを選択して表
「モバイルSuica」で東海道新幹線やTOICAエリアをまたぐ定期券を買えないのはなぜ? JR東日本に聞く JR東日本(東日本旅客鉄道)の「モバイルSuica」は、駅の自動券売機や窓口に並ぶことなくチャージや定期券を購入できて便利です。しかし、カードタイプ(Suicaカード)ならできることができない不便さも持ち合わせています。 モバイルSuicaの“不便さ”の1つとして、Suicaカードなら買える一部の定期券がモバイルSuicaでは買えないことが挙げられます。カードには発売できるのに、モバイルで買えない定期券があるのはなぜなのか――皆さん(と私)が抱えている疑問を、JR東日本のコーポレート・コミュニケーション部門(広報担当)に聞いてみました。 →モバイルSuicaが「Suicaグリーン券券売機」に対応しないのはなぜ? JR東日本に聞いた おことわり 記事中の「モバイルSuica」「モバイル
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『IT総合情報ポータル「ITmedia」Home』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く