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「あたご」上告を断念/東京高検 不当判決が確定
2008年2月に千葉県房総半島沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」(舩渡健一艦長=当時)がマグロ... 2008年2月に千葉県房総半島沖で海上自衛隊のイージス艦「あたご」(舩渡健一艦長=当時)がマグロはえ縄漁船「清徳丸」に衝突、沈没させ漁師親子が死亡した事故で、業務上過失致死罪などに問われ、一審、二審で無罪となったあたごの2人の当直士官(当時)について東京高検は25日、上告を断念しました。 これにより元水雷長の長岩友久3佐(39)、元航海長の後潟(うしろがた)桂太郎3佐(41)の無罪が確定しました。 一審(横浜地裁)は、漁船が右転を繰り返し増速したことが衝突の主因とする被告側の主張を採用、あたごに回避義務がなく、両被告に過失はないとしました。 東京高裁は11日の判決で、「被告人両名の過失を認定しなかった原判決は明らかな事実誤認がある」との検察側主張を退け、一審判決を支持し、控訴を棄却しました。 横浜地方海難審判庁(当時)は09年、衝突の主因はあたご側にあるとした裁決を出していました。 清徳丸
2013/06/26 リンク