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おみそ汁
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伊地智先生がすべてを注がれだ中国語辞典がもう間もなく完成しようとしている。私は白水社の担当編集者として、入社以来、2001年4月13日に先生が亡くなられるまでの十年間、香里園のお宅へほぼ毎月一回通っていた。最後に訪れたのは先生が入院後の3月9日で、場所こそ病室ではあったが、先生との話題はいつもと変わらないものであった。その時点では確かに、退院されても辞典の仕事を続けるのはもう難しいかも知れない、という気持ちを抱いたが、それでも暖かくなる頃には元気になられて退院されるだろうと漠然と考えていた。そのため、4月に入り先生の様態が予断を許さない状態であると聞くまでは、極めて楽観的に日を過ごしていた。 これほど長い年月をかけた辞典の編纂とはどのようなものか、実際に関わっていた人でないとわかりづらいところもあるかと思うので、具体的に伊地智先生が何をされてきたのかを少し紹介したい。 上にも述べたよう
大漢和辞典(大修館書店) 言わずと知れた、日本が誇る漢和辞典の世界最高峰。日本のみならず中国・欧米でも東洋哲学を専攻している研究者は備えているほどのものです。 漢語大字典 中国で出版された単漢字の字典。収録字数は大漢和辞典を上回り、すべてにピンインによって読音が施されているので、古典の現代中国語音読の際には便利です。 漢語大詞典 中国で出版された大型辞典。見出し語については大漢和辞典とかなり相違が見られるので、大漢和辞典を調べても見つからなかった時には、これを引くと載っている場合がある。 中国学芸大事典(大修館書店) 広く中国の学問・芸術に関する知識を扱った事典。付録もなかなか便利である。人名・書名などで比較的ポピュラーなものは網羅されているので、とりあえず調べるには最適である。なお著者の亡父による旧版「支那学芸辞彙」も捨てがたい。 アジア歴史事典(平凡社) 中国だけでなく広くアジア全体を
中国語学習の様々なお手伝いになればと思い、作りました。私は中国語教師でも何でもないので、本格的に学びたい方はきちんとした学校などで学んでください。
日本の常用漢字・人名用漢字の中国語発音(ピンイン)が検索できます。ご面倒でも、一文字ずつ調べてください。なおピンインのうち、ウムラウトは「v」で表示しました。 また参考として『クラウン中日辞典』(三省堂)をもとにカナルビを付けましたが、発音をお聞きになりたい方は、例えば、アルクの「中国語学習サイト」などをご利用ください。(ネット上には、他にも中国語の音声が聞けるサイトがいくつもあります!) 二文字以上を一度に検索したい方は、鈴木慎吾氏の「中国語教師用クラス名簿一発作成ツール」などをご利用ください。
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