関門海峡３本目はつり橋？トンネル？…調査継続 : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

山口県下関市と北九州市を新たに結ぶ「下関北九州道路」の整備構想で、国土交通省が２０１８年度予算に前年度と同額の調査費２１００万円を配分したことがわかった。 山口、福岡両県、両市などは今年度も国とともに調査を継続し、道路の構造形式や整備手法などについて検討を深める方針。 ２県２市と国などは３月２５日に調査検討会を開催。ルートについては、下関市彦島迫町付近―北九州市小倉北区西港町付近（約８キロ）を「両市を最短で結び、産業・物流、観光における効果も大きい」として、推奨案に決定した。 構造形式は、つり橋と海底トンネルでそれぞれ利点と欠点を整理した。利点について、つり橋は関門海峡の航路幅を確保でき、観光資源になるとし、海底トンネルは、気象の影響を受けずに通行できる点を挙げた。 今年度の調査では、技術面や道路利用、整備手法などの各観点からより具体的に検証を進め、地域住民や企業のニーズ把握のために意見聴