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雑学
news.yahoo.co.jp/byline/katayamayukiko
台風4号は2日(土)午後3時現在、那覇市の東海上を北上しています。台風は今夜、沖縄本島に最も接近したあと、5日(火)には九州にかなり接近し、上陸するおそれがあります。その後、本州付近を進んだ場合は7日(木)にかけて、西・東日本で大雨となる見通しです。 高気圧の後退で、急カーブして接近 猛暑も、台風も、カギを握るのは夏の主役「太平洋高気圧」です。これまでは高気圧に覆われて、早すぎる梅雨明けとなりました。 今後は一転して、太平洋高気圧の後退が鮮明になり、張り出しが急に弱まります。そのため、台風が急カーブして日本列島に近づく見通しです。台風は高気圧を横切ることができず、縁に沿って移動するからです。 【500hPa天気図】太平洋高気圧は4日にかけて後退する見通し(ウェザーマップ作画、筆者加工) 記録的な空梅雨で、ダム貯水率低下も これまでにないほど梅雨が短かった影響で、6月の降水量はかなり少なくな
今年は12年ぶりに台風の上陸がない。1951年以降、上陸がなかった年は今年を含めて5年と珍しい。台風の活動が弱かった背景には北太平洋の海面水温が十年程度の規模で変動していることがある。 台風10号 特別警報の予告会見も 台風20号は7日夜、南シナ海で熱帯低気圧に変わりました。10月は台風の発生が7個と10月としては最も多くなりましたが、全体の発生数は平年を下回っています。 今年印象に残っている台風と言えば、九州に接近した台風10号です。9月1日に小笠原近海で発生した台風10号は発達しながら北上しました。日本近海で発生したこと、非常に強い勢力で西日本に接近または上陸する可能性があったため、発生当初から注目され、5日には特別警報の予告会見も行われました。 九州に接近する台風10号を捉えた気象レーダ図(2020年9月6日18時、ウェザーマップ作画) しかし、当日になって、台風の勢力が弱まり、特別
新型コロナが経済に与える影響が深刻化を増している。前例のない経済危機により石油需要は記録的な減少となる見通し。二酸化炭素の排出量が減少しても、直ちに温暖化にブレーキがかかるわけではない。海の水温上昇が足かせになっている。 石油産業の崩壊 この数か月で世界は一変しました。当初、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)に端を発した世界経済危機は2008年-2009年の経済危機(リーマンショック)以来と目されていましたが、国際エネルギー機関(IEA)は最新のレポートで、前例のない経済危機が起こっていると危機感をあらわにしています。 国際エネルギー機関の予測によると、2020年の石油需要は今年後半、経済封鎖が解除された場合でも、2019年と比べ日量930万バレル減少するとみられ、この10年の成長がほぼなくなる見通しです。原油先物価格が先日、史上初のマイナス値を記録した背景には現在の状況が続けば
記録的な暖冬で、雪不足が深刻化している。日本海側の降雪量は12月に続き、今月上旬も記録的に少なくなった。今後も、寒気の影響は受けにくく、まとまった雪は降らない予想だ。 札幌で記録的な雪不足 今月31日から始まる雪まつりに向けて準備が始まった札幌ですが、今年は例年以上に雪の確保が難しくなっています。札幌の今月上旬の積雪は9センチに留まり、1961年以降で最も少なくなりました。この時期の札幌は平均すると50センチ程度の積雪があり、ちょうど1か月前に、札幌を訪れたときとあまり状況が変わっていないことに驚いています。 こちらは11日(土)正午の札幌周辺の積雪を示した図です。 1月11日正午の解析積雪深、気象庁ホームページより 黄色で示された積雪50センチ以上の場所は限られ、多くのところで積雪が20センチ程度です。雪像作りに適した雪を、大量に用意するのは大変だと思います。 日本海側の降雪は史上最少に
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