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おみそ汁
news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki
最近の日本ではあまり聞かなくなった「当たり屋」。保険金などを目当てに、故意に車にぶつかる行為を指すが、ドライブレコーダーや監視カメラが普及したことで、なりたたなくなったのだろう。 ドライブレコーダーはおろか、車の普及すら進んでいない北朝鮮でも、当たり屋は存在する。その実態を、咸鏡南道(ハムギョンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。 事件が起きたのは先月中旬のこと。咸興(ハムン)市の沙浦(サポ)区域で、チェという女性が貨物トラックに飛び込んだ。幸い、命に別状はなかったが、トラックにぶつかった衝撃で倒れて、脳震盪を起こし、足に傷を負った。 彼女は、トラックのドライバーに対して、補償金の名目で2万元(約38万8000円)を要求。ドライバーは、自分には何の責任もないと要求をはねつけた。 咸興市安全部(警察署)が詳しい調査を行ったか否かは定かでないが、どういうわけか女性の肩を持ち、「事実関係が
韓国のケーブルテレビ局、チャンネルAが2011年から放送している「いま会いに行きます」。韓国在住の脱北者が北朝鮮の政治、社会、生活、文化について語る、人気のバラエティ番組だ。 北朝鮮は以前から、脱北者のこうした動きに神経をとがらせてきた。 2017年には、同番組などで「脱北美女」タレントとして活動していたイム・ジヒョンさんが突然消息を絶ち、その後、北朝鮮の対外向けプロパガンダメディア「わが民族同士」に登場したことがあった。 彼女がいかにして北朝鮮に戻ったかは未だミステリーのままだが、中国におびき出され、北朝鮮の国家保衛省(秘密警察)の要員らに「全身ギプス」で固めて拉致されたとの説が根強く囁かれている。 (参考記事:美人タレントを「全身ギプス」で固めて連れ去った秘密警察の手口) そんな物騒な出来事が起きた後も、脱北者のメディア出演は飛躍的に増え、今ではYoutubeにも活躍の場が広がっている
独裁10年の「罪と罰」(3) 2011年12月17日、金正日総書記が急逝したことによって始動した金正恩政権はもうすぐ発足から10年となる。この間の歩みの中で、特筆されるべきはその無慈悲な粛清政治だ。 金正恩氏の本格的な粛清政治は2013年から始まった。叔父の張成沢(チャン・ソンテク)元朝鮮労働党行政部長の側近らが処刑場に送られ、続いて張氏本人と、彼に連なる人々が処刑されたり政治犯収容所に送られたりした。 彼が処刑された後、愛人だった元トップ女優も粛清されたと言われる。 (参考記事:【写真】女優 キム・ヘギョン――その非業の生涯) 「妻の同僚」も犠牲 張成沢氏は、金正恩氏の祖父で北朝鮮の初代指導者・金日成主席の娘である金慶喜(キム・ギョンヒ)氏の夫、すなわち金日成氏の娘婿であり、金正恩氏の叔父にあたる。金正日総書記からの信頼も厚く、若い金正恩氏を支える後見人として、不動の地位を固めたと見られ
北朝鮮の金正恩総書記に「影武者がいる」との情報がネットを中心に流れている。金正恩氏は9月9日に行われた建国73周年の閲兵式に登場した。 かなりスリムになった上に、独特のヘアスタイルにも大きな変化があった。また、どうやら祖父である故金日成主席に似せるためのメイクを施していることから、「別人では?」という印象を与えたようだ。 (参考記事:【写真分析】金正恩氏が「別人」に見える理由…容姿の激変に見る危ない精神世界) 筆者も複数のメディアから「金正恩影武者説」について意見を求められたが、一貫して「影武者はいない」と断言している。金正恩氏が2010年に公式登場して以後、北朝鮮メディアや外信が配信した写真、動画にはほぼ目を通しているが、別人と思しき素材を目にしたことは一度もない。 それでも根強く拡散する「金正恩影武者説」について、金正恩氏の写真を見比べながら検証してみたい。よく影武者説の根拠として挙げ
北朝鮮の金正恩総書記が別人のように変貌したと言われている。9月9日に行われた建国73周年の閲兵式に、金正恩氏はグレーのスーツ姿で登場。以前と比べるとかなりスリムになったが、報道写真を見る限り、減った体重は10kgから20kg程度ぐらいだろう。 ただし、金正恩氏が「激痩せ」したのは今年の5月から6月の間である。5月までは130kgから140kgと推定されていた。1ヶ月間の空白を置いた6月の登場時には、明らかにスリムになっていた。激痩せの理由については、筆者はプチダイエットと見ているが、コロナワクチンの副反応の影響という説もある。 髪型が「国際ネタ」に 金正恩氏が別人のように変化したことから、ネットを中心に「金正恩影武者説」などが流れている。しかし公開された映像や報道写真を検証すれば、閲兵式に登場したのが金正恩氏本人であることは間違いない。それでも別人に見えるのには、激痩せ以外に理由があった。
北朝鮮の高位幹部たちの間で、金正恩総書記が新型コロナウイルスのワクチン接種を受け、強い副反応が出たとする噂がささやかれているという。 デイリーNKの内部情報筋が伝えたところによると、「(金正恩氏は)5月、地方の特閣(別荘)でワクチン接種を受け、高熱や嘔吐など強い副反応が出たため、しばらく静養を余儀なくされた」というのがその内容だ。また、金正恩氏と直接会う高位幹部100人余りもワクチンを接種したとされているという。 (参考記事:【動画】金正恩「死亡映像」が北朝鮮で拡散…当局厳戒、国民も緊張) 北朝鮮メディアの報道によれば、金正恩氏は5月5日に軍人家族芸術サークルの公演を鑑賞。その後、6月4日に朝鮮労働党中央委員会第8期第1回政治局会議を主宰するまで、公開活動の空白期が生じている。 噂ではまた、金正恩氏が副反応のリスクを冒してまでワクチンを接種したのは、経済難を打開するため中国の習近平国家主席
米国政府は最近、韓国から原子力潜水艦で使用する核燃料の供給を打診されたが、これを受け入れなかったとされている。 韓国メディアが6日、米外交筋の話として伝えたところでは、青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長が先月中旬に訪米。今後、韓国が原子力潜水艦を開発する意向であることを説明した上で、米国から核燃料を購入したいとの意向を伝えたところ、米側は自国の核不拡散の原則を理由に難色を示したという。 韓国では近年、原子力潜水艦を建造すべしとする機運が高まっている。北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発に力を入れており、これを搭載した潜水艦が実戦配備された場合、常時監視と即応体制の強化のため、長期間にわたり水中活動が可能な原潜が必要である、との理屈からだ。 文在寅大統領も大統領選挙の候補者だったとき、原潜の必要性に言及している。 しかし、米国内にはこうした韓国の動
北朝鮮で今年7月、首都・平壌の総合レジャー施設で組織的な売春を行っていたグループが摘発された事件については、本欄ですでに伝えた。 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、市内の東大院(トンデウォン)区域にある総合レジャー施設・紋繍院(ムンスウォン)の責任者が、有名映画俳優、平壌音楽舞踊大学、平壌演劇映画大学の教授らが20代前半の美貌の女子大学生に「1ヶ月に500ドル(約5万3000円)以上儲かる仕事がある」などと声をかけ、施設内のカラオケ店で売春させていたというものだ。客は、中央党(朝鮮労働党中央委員会)や平壌市党(党平壌市委員会)の幹部らだった。 報告を受けた金正恩党委員長は、自分が大事にしている平壌音楽舞踊大学、平壌演劇映画大学の学生が売春に加担したことに激怒。組織の主要メンバーら6人を公開銃殺させた。 司法機関の幹部がRFAに語ったところによると、平壌での過去の売春組織摘
今では「革命の首都」と呼ばれる北朝鮮の首都・平壌。かつては「東洋のエルサレム」と言われていた。朝鮮半島におけるキリスト教の中心地で、クリスチャンも多かったからだが、朝鮮戦争前後にその多くが現在の韓国に移住した。 そのような歴史的経緯もあり、韓国のキリスト教(プロテスタント)の中には、北朝鮮における布教を重要視する人々がいる。そして、その活動の実態が明るみに出た事例もある。 例を挙げると、中国・丹東でレストランを営んでいた韓国人のキム・ジョンウクさんは、2013年10月に北朝鮮に違法に入国した容疑で逮捕され、翌年5月の裁判で無期労働教化刑(無期懲役)が言い渡された。国営の朝鮮中央通信は次のように報じている。 裁判では朝鮮民主主義人民共和国刑法第60条(国家転覆陰謀罪)、第64条(スパイ罪)、第62条(反国家宣伝扇動罪)、第221条(非法国境出入罪)に該当する被訴者(被告)キム・ジョンウクの事
北朝鮮の金正恩党委員長が、すでに4週間も公開の場に現れていない。1カ月前に出回った「重体説」や「死亡説」がガセネタだったことから、今回は彼の「不在」を疑問視する向きは少ないようだ。 それにしても、北朝鮮の体制は独裁者あってのものだ。それにもかかわらず、金正恩氏が長期間にわたり動静を伏せることができるのは、それしきのことで体制は揺らがないという自信の表れだろうか。 そんな金正恩氏も執権初期には、非常に大きなコンプレックスを抱えていた時があった。脱北者で、韓国紙・東亜日報の記者であるチュ・ソンハ氏が自身のブログで、そのことをよく知ることのできるエピソードを伝えている。 2013年10月23、24日の2日間、平壌で朝鮮人民軍第4回中隊長・中隊政治指導員大会が開かれ、約2万人の軍幹部らが参加した。大会2日目、会場に金正恩氏が現れると、参加者らは割れるような拍手を送り、熱狂的に万歳を叫んだという。
米CNNは21日、米当局が、北朝鮮の金正恩党委員長が手術後に危険な状態にあるという情報を注視していると伝えた。 一方、これに先立つ20日、韓国のデイリーNKは北朝鮮内部の消息筋の話として、金正恩氏が最近、心血管系の手術を受け、現在も地方の特閣(別荘)で治療を受けているもようだと報じた。 デイリーNK消息筋によると、金正恩氏は12日、平安北道(ピョンアンブクト)の妙香山(ミョヒャンサン)地区にある金氏一家の専用病院・香山診療所で心血管疾患の手術を受け、その後は近くの香山特閣に滞在中だという。 今回の手術では平壌にある金萬有(キムマニュ)病院の担当外科医が執刀し、ほかにも朝鮮赤十字総合病院、平壌医学大学病院に所属する担当医師たちも動員されたという。術後、金正恩氏の経過が良好だと判断した医療陣は、一部を残し19日までに平壌に復帰したとのことだ。 現在、香山特閣は親衛隊30人余りと平壌第1護衛局の
刑法183条(退廃的な文化搬入、流布罪) 退廃的、色情的で醜い内容を反映した図画、写真、図書、歌、映画などを許可なく外国から持ち込んだり制作したり流布したり違法に保管している者は1年以下の労働鍛錬刑に処す。複数回または大量に搬入、制作、流布、保管した場合には5年以下の労働教化刑に処す。罪状の重い場合には5年以上10年以下の労働教化刑に処す。 厳しい取り締まりにもかかわらず、AVが摘発される事例は後を絶たない。 少し前に槍玉にあげられたのは北朝鮮の最高学府、金日成総合大学の学生たちだ。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、平壌の幹部の話として、昨年11月末に、平壌市の東大院(トンデウォン)映画館で成人録画物(AV)を制作、流布した金日成総合大学の学生4人と卒業生9人に対する公開裁判が、被告の親や平壌市内の学生など多数が参加させられた上で行われたと報じた。 被告らは金日成総合大学コンピ
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は1月29日、新型コロナウイルス感染症への対策は「国家存亡に関わる重大な政治的問題」であるとする記事を掲載した。 記事は「人々の健康と生命を脅かしつつ世界的範囲で伝播している新型コロナウイルス感染症が、わが国に絶対に入らないようにしなければならない」と強調。続けて「すべての党組織では、新型コロナウイルス感染症の伝播を防ぐための事業を国家存亡に関わる重大な政治的問題と認識すべき」と訴えた。 1月末の段階で「国家存亡」にまで言及するとは、北朝鮮はどの国にも増して、新型コロナウイルスの脅威を重く受け止めていたと言えるかもしれない。それもそうだろう。同国の防疫・医療システムは極めて脆弱であり、新型コロナウイルスの感染が広がって社会が混乱するようなことになれば、金正恩体制を土台から揺るがす事態につながりかねないからだ。それを防ぐために、金正恩党委員長はあらゆる手段を
韓国・ソウルで18日、親北朝鮮派の韓国人学生ら17人が駐韓米大使公邸の敷地内に侵入する事件が発生した。学生らは全員が警察によって逮捕されるまで、1時間以上にわたりハリー・ハリス米大使の帰国を求めるデモを繰り広げた。当時、ハリス氏と家族は不在だった。 韓国の警察当局によれば、学生らは「韓国大学生進歩連合(以下、大進連)」のメンバー。侵入した男女17人のほか、敷地外でこれをほう助した男性2人の計19人を共同住居侵入、「集会および示威に関する法律」違反などにより現行犯逮捕したという。 大進連は最近、北朝鮮の金正恩党委員長を称賛する大会をソウルで開いている。今回の侵入の動機については、米国政府が在韓米軍の駐留経費の負担額を増やすよう韓国政府に要求しているためと説明しているもようだ。 この事件を受け、在韓国米国大使館は同日、「大韓民国が、全ての駐韓外交公館を保護するための努力を強化することを強く促す
韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は18日の国政監査で、韓国政府が終了(破棄)を宣言した日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「それもひとつの(安全保障のための)手段であるため、役立つ部分は明確にある」とし、「まだ機会は残っていると思われる」と述べた。 これを受けて聯合ニュースは、「日本との交渉次第では、決定を撤回する可能性があることを示唆したものと受け止められる」と伝えた。同協定は11月23日午前0時をもって失効することになっているが、それまでは撤回の余地が残されている。 韓国政府がGSOMIAの破棄を決定したのはそもそも、徴用工問題と絡み韓国に対する輸出規制措置を発動した日本をけん制するためだ。だから、日韓関係が何らかの形で改善すれば、決定が撤回される可能性は当初からあった。 しかし日本政府は、輸出規制措置などで折れる姿勢をいっさい見せていない。ならば韓国側として
近年、北朝鮮の首都・平壌はタワーマンション(タワマン)ブームに沸いてきた。 金正恩党委員長が旗振り役となって進められたメガプロジェクトの結果、倉田(チャンジョン)通り、未来科学者通り、黎明(リョミョン)通りといったタワーマンション団地が造成された。いずれも「金正恩時代」を象徴するランドマークとなっており、国営メディアも大きく取り上げられている。 (参考記事:金正恩氏、日本を超えるタワーマンション建設…でもトイレ最悪で死者続出) しかしこのタワマンブーム、決して景気が良いだけの話ではない。いずれのタワマンも他の国では考えられないような短期間で建設されている。前述の黎明通りの建設期間はわずか1年。北朝鮮お得意の「速度戦」で建てたものだが、そこには常に崩壊事故の陰がつきまとっている。 (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故) さらにここへ来て、ブー
韓国の文在寅大統領は2日の閣議で、次のように述べたという。 「南北に続いて米朝も、文書上の署名ではないが、事実上の敵対関係の終息と新しい平和時代の本格的な始まりを宣言したと言える」 6月30日に板門店(パンムンジョム)で行われた事実上の米朝首脳会談を巡っての発言だ。トランプ米大統領が米国の首脳として、初めて北朝鮮の地を踏んだことなどを高く評価したわけだ。ところがこれに対し、またもや米国側から否定する声が出た。 (参考記事:「考え方が違う」米国から文在寅氏に不快感…北朝鮮もダメ出し) 朝鮮日報(日本語版)5日付によれば、トランプ政権の高官は「米国の考えは違う。敵対関係終息に向けた道の始まりにすぎない」と語ったという。 さらに同紙によると、米国務省のスティーブン・ビーガン北朝鮮政策特別代表は「ムン(文在寅氏)が一体なぜあんなことを言い出したのか分からない」として、文在寅氏の別の発言に対して不快
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毎日新聞は28日、日本政府が「朝鮮半島有事が発生した場合、北朝鮮から大量の避難民が日本に流入する恐れがあるとして本格的な対策の検討に入った」と報じた。 それによると、北朝鮮からの避難民は最大数万人と想定されており、日本政府は「日本海側に数カ所、拠点となる港を選定。上陸時に身元や所持品を調べ、北朝鮮の工作員やテロリストの入国を防ぐ方針」だという。 凄惨な虐待 この件については、安倍晋三首相が17日の衆院決算行政監視委員会で「上陸の手続き、収容施設の設置、庇護(ひご)すべき者にあたるか否かのスクリーニング(選別)といった一連の対応を想定している」と説明していた。 より具体的には、「避難民は、日本人妻やその子孫など日本国籍者と日本にゆかりのある者▽難民条約の要件に該当する難民▽第三国に出国するための一時入国者▽工作員など入国が認められない者--などに選別し、対応を決める」(毎日新聞)のだという。
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