2年前の夏、「子どもの声は騒音か」とツイートしたところ、反響が反響を呼んで、新聞、雑誌、テレビでも取り上げられたことがありました。当時、ツイッターを始めて2年あまりでしたが、全国から次々と寄せられる具体的事例の数々に驚き、SNSの情報拡散力を体感しました。翌年、始めたばかりの連載「太陽のまちから」の2回目で私はこう書きました。 <反響を呼んだのは「子どもの声は騒音か」というテーマのツイートでした。昨夏、子どもの声がうるさいという苦情が保育園の近隣から寄せられ、子どもたちが外に出られずに困っている、とつぶやいたのです。その情報は、毎日20件ほど送られてくる「区長へのメール」に目を通すなかで知ったのです。反響は予想を超えるものでした。最も多い時で2千人、その後も半日で300人から500人にリツイートされました。(『SNSと「集合知の広場」』(2013年1月16日) こうしてツイッターから始まっ