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歴史の共有に向けて/日本の200年(A・ゴードン) - 見もの・読みもの日記
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歴史の共有に向けて/日本の200年(A・ゴードン) - 見もの・読みもの日記
○アンドルー・ゴードン著、森谷文昭訳『日本の200年:徳川時代から現代まで』上・下 みすず書房 2006.... ○アンドルー・ゴードン著、森谷文昭訳『日本の200年:徳川時代から現代まで』上・下 みすず書房 2006.10 近年、欧米人による日本近代史の好著が続いている。翻訳版における、今年の収穫は、イアン・ブルマの『近代日本の誕生』(ランダムハウス講談社)と本書だろう。ブルマ氏の著書は、ピリリと皮肉の効いたところがあって、面白く読んだ。本書は、英語圏の大学で、日本の歴史を履修している学生の教科書として書かれたものであり、記述はおおむね公正中立、表現は平明穏当である。そこが日本の読者には、やや物足りなく感じられるかもしれない。 しかし、読み始めてすぐ、私は本書のあまりの「分かりやすさ」に唸ってしまった。どうして日本人の書く日本史には、この分かりやすさがないのだろう? 理由のひとつとして、日本の教科書や通史・概論は、テクニカル・タームの学習に重点を置きすぎなのではないかと思う。私の記憶する限り、高校の