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SM緊縛パーティのような様相を呈する写真 アイドルグループ・AKB48の制服を模した衣装に身を包む男性が、被り物と下着のような衣装一枚の男性を縄で縛り、カラオケに興じている。まるでSM緊縛パーティのような様相を呈する写真に収まる人物は、いずれも自民党埼玉県連の青年局に属する県議たちなのだ。 「場所は埼玉県の蕨駅近くのバーX。1人あたり1時間2000円程で、店内には〈亀甲縛り始めました〉の文言が掲げられているユニークなお店です。写真が撮られたのは2016年1月5日のこと。AKB48のコスプレ姿だったのは、田村琢実県議。縄で縛られている人物は同僚の元県議(撮影時は現職)でした。
「極めて不適切であり、誠に遺憾であるとしっかり申し上げなければならない」 3月15日の参院予算委員会にて強い口調でこう答弁した岸田文雄首相。怒りの矛先にあるのは、昨年11月に自民党和歌山県連が主催…
ここは、いったいどこなのだろうか。文字通りに捉えれば、そりゃあもちろん千葉県であります。でも、町のすぐ西側を流れる江戸川の向こうはもう東京都。かといって、町の北の外れから橋を渡ると埼玉県だ。常磐線に乗ってそのまま都心から離れると、柏という町を経て利根川を渡り、すぐに茨城県に入る。市内を南北に貫く武蔵野線は、北に行けば浦和や越谷、南に行けば船橋へ。 まるで松戸という町は、千葉県にありながら東京でもあり、埼玉でもあり、茨城でもあるような、地図で見る限りは実に不思議な場所にある。いったい、どんな町なのだろうか。
「エマ・ストーンとロバート・ダウニー・Jr.のふるまいは差別的なものだった」「ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンといったスター俳優でさえ、こんな扱いを受けるのか」「またアジア人が“透明化”されている」 「いや、それは考えすぎ」「これは差別とまで言えないのでは」「アカデミー賞は大スターでさえ緊張する大舞台、少々の非礼があっただけ」 3月10日の第96回アカデミー賞にて起こった“事件”により、欧米におけるアジア系への差別論争が、要約すると上記のような声となってSNS上に吹き上がった 。
「どんなに努力しても偏差値50にすら届かない子供もいるのが事実だと思います」――そんな辛辣な言葉を漏らすのは、ベテラン塾講師で、教育系YouTubeチャンネル「誰も言えない本音を言う塾講師」を配信する財部真一さん。 キャリア20年、これまで1000人以上の子供たちの学習を指導してきた氏が語る、昨今ヒートアップする“中学受験”の危うさとは? 前編ではその問題から、合格を目指す親子を取り巻く環境について教えてもらった。(全3回の1回目/#2、#3を読む) 「地頭の差」に苦しむ塾講師と子供たち ――財部さんは塾講師の立場から、子供たちの「地頭の差」や、中学受験の問題点を指摘する動画を発信しています。きっかけは何だったのですか? 財部真一(以下、財部) 長年塾を経営していると、全くやる気がないのに親に通わされている子や、どう頑張っても成績が上がらない子が一定数います。「こんなに勉強を嫌がっている子
なぜ昔よりも熊が「人間を食べる」事件が増えているのか……。痛ましい事件が起きる理由を、宝島社による新刊『アーバン熊の脅威』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 人間が保存食のように扱われてしまった事件も…なぜ昔よりも熊は人を食べるようになってしまったのか? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ 「熊は人間を襲って食べる」 熊による襲撃は凄惨なものが多く、2023年の被害でとりわけ世の中を震撼させたのが、11月に北海道の大千軒岳へ登山に出かけた22歳の男子大学生が遺体で発見された事件だった。 激しく損傷した大学生の遺体の近くにヒグマの死骸があり、登山中だった大学生とは別の消防士の3人グループが襲撃されたが、その際になかの一人がナイフで熊の顔や首などを刺し、撃退していた。ヒグマはその傷が原因で死亡したとみられる。 大学生の遺体は損傷が激しすぎるために死因の特定に難航したが
「偏差値が低い高校でも、その中で上位の成績を取ればいいので、学力が高くない子でもMARCHどころか早稲田大学に入れることもあります」 キャリア20年、ベテラン塾講師の財部真一さんが語った「指定校推薦枠」の問題とは?(全3回の3回目/#1、#2を読む) 学力が高くない子でも早稲田に入れるカラクリ ――中学受験せず、公立中学から高校受験をするメリットは何だと思いますか? 財部真一(以下、財部) 普通科の公立高校は、昔から沢山の指定校推薦の枠を持っています。また校内で指定校推薦に選ばれる競争率は、中高一貫校よりもずっと低いんです。 指定校推薦を出願するためには平均4以上の評定と、高校内で同じ志望大学の人より上にいる必要がありますが、中高一貫校では中間層が厚いため、努力しても評定や順位がなかなか上がりません。また、ライバルも多いため指定校推薦をもらうには競争率がすごく高いことが一般的です。しかし公
2022年4月、愛知県東浦町の畑地で全裸の女性遺体が見つかった事件で、名古屋地検はいずれも住所不定、無職の天池由佳理(38)と山下克己(56)の両被告を殺人や死体遺棄などの罪で起訴した。遺体の女性は天池の知人で、同県稲沢市の介護助手・門田典子さん=発見時(40)=と確認された。 山下と天池は2022年1月に立ちんぼスポットで有名な名古屋市中区の仲ノ町公園で知り合い、客として2回ほど買春した。天池の身の上を知った山下が「家に来いよ」と誘い、食事やトイレや風呂を提供し、2人は車上生活しながら、天池の買春客を探すという生活を始めた。門田さんに対する事件の前に起こしたのが、別の女性に対する拉致監禁レイプ事件だ。 仲ノ町公園 首元にナイフを突きつけ「ナメとったら殺すぞ!」 2022年2月26日、山下はかつて2回ほど買春したことがあるA子さん(23)を探して仲ノ町公園に向かった。天池に門田さんを含む3
2022年4月、愛知県東浦町の畑地で全裸の女性遺体が見つかった事件で、名古屋地検はいずれも住所不定、無職の天池由佳理(38)と山下克己(56)の両被告を殺人や死体遺棄などの罪で起訴した。遺体の女性は天池の知人で、同県稲沢市の介護助手・門田典子さん=発見時(40)=と確認された。 「被害者の身許が分かって地元は仰天しました。門田さんは2019年2月に発覚した傷害致死と死体遺棄事件の被告人の1人で、同居していた当時31歳のデリヘル嬢に暴行を加えて死に至らしめ、主犯格の女に命じられて死体遺棄を手伝うなどしたとして起訴された。 亡くなった門田典子さん (フェイスブックより) しかし、検察が事件当日に外傷性脳障害を引き起こすような暴行があったことを立証するのに失敗し、傷害致死については無罪、死体遺棄などの罪で有罪となって、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡されて釈放されたのです」(名古屋地裁詰め
日本の一人当たり労働生産性は85,329ドル、OECD加盟38ヵ国中31位で、アメリカ(160,715 ドル)と比較すると約半分だ。時間当たりの労働生産性(52.3ドル)も、OECD加盟38カ国中30位と低迷する(「労働生産性の国際比較 2023」)。7万部超のベストセラー『世界一流エンジニアの思考法』の米マイクロソフトエンジニア牛尾剛さんが解決策のヒント示す。 ◆◆◆ ©AFLO 日本のビジネスパーソンは「重荷」を背負わされている ――他の先進諸国と比べて、日本の生産性がこれほど低い要因はなんだと思われますか? 牛尾 まず、今回のインタビューは所属会社とは関係のない、一個人の意見であることをお断りしておきたいと思います。僕は現役のエンジニアなので、ソフトウェア中心の、現場からの視点になることはご承知おき頂きたいのですが、日本のビジネスパーソンは大変な「重荷」を背負って戦わされていると感じ
日本維新の会の参院議員で、モルガン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)時代に“伝説のトレーダー”と呼ばれた藤巻健史氏(73)が「週刊文春」の取材に応じ、過熱する現在の株式相場について「近くドカンと下がる」などと警鐘を鳴らした。 東京屈指のディーラーだった 3月4日午前、史上初めて4万円を突破した日経平均株価。その後、乱高下を重ねる中、3月18日、19日に開かれる日銀の金融政策決定会合では、マイナス金利政策の解除に踏み切る可能性が高まっている。 藤巻氏は一橋大学商学部卒業後、三井信託銀行に入社。1985年にモルガン銀行に転職し、東京支店長兼日本における代表者などを歴任。東京市場屈指のディーラーとして、「伝説のトレーダー」との異名を取った。2000年に退社し、ジョージ・ソロス氏のアドバイザーを務めた。金融コンサルタント、フジマキ・ジャパン代表取締役として活動する傍ら、日本維新の会の参院議員が死
立憲民主党所属で国会の行政監視委員会の委員長を務める川田龍平参院議員(48)の後援会「川田龍平といのちを守る会」の収支報告書に、支援者からの寄附金の不記載があることが「週刊文春」の取材でわかった。 この後援会は川田氏の資金管理団体と所在地を同じくし、会計責任者に川田氏の現役の公設第二秘書が就くなど、川田事務所とほぼ一体の関係にあるとみられる。
小誌が入手したA4用紙1枚の内部資料。そこには、立憲民主党の川田龍平参院議員が隠蔽してきた“裏金”の痕跡が記されていた。 〈個人からの寄附 菊池仁達(ひろみち) 100,000 R4/3/26(月(ママ))〉
昨年末、第1弾の記事が出るなり大反響を呼んだ松本問題。さらに松本がテレビから姿を消すと、小誌への批判の声も湧き起こった。3月28日からの裁判を前に取材手法から「書き得」批判まで、すべての疑問に答える。 ■セクシー女優とたむけんが語らない「不都合な真実」 ■A子さんが警察に行かなかったのはなぜか? ■3年半前から取材、なぜ昨年末に掲載したのか? ■松本への質問状、回答期限が27時間だった理由 ■書き得なのは誰か? ■今後、新疑惑を報じるのか?
3月11日、第96回アカデミー賞において宮﨑駿監督「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞しました。宮﨑監督にとっては2003年の「千と千尋の神隠し」以来、2度目の受賞。現地時間10日にロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで授賞式が行われました。 その頃、東京・小金井市にあるスタジオジブリでは、その授賞式の生中継をジブリスタッフのみなさんが固唾を呑んで見守っていました。朝8時半過ぎ、受賞が発表され現場が歓喜に沸いたのは言うまでもありません。その直後、スタジオジブリの第1スタジオで、鈴木敏夫プロデューサーによる記者会見が開かれました。文藝春秋ウェビナー「鈴木敏夫はどう生きるか」にも出演してくださった鈴木プロデューサー。約60分に及んだ笑顔笑顔の記者会見の模様をすべてお伝えします。 鈴木敏夫プロデューサー ⒸStudio Ghibli 鈴木 朝早くから皆さんご苦労さまです。
『ヘレディタリー/継承』(2018)、『ミッドサマー』(2019)に続くアリ・アスター監督の長編3作目『ボーはおそれている』は、『ジョーカー』(2019)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたホアキン・フェニックスの熱演もありつつ、そのカフカ的とも形容される不思議な世界と物語によって再び熱狂的なファンを惹きつけている。 カフカ的な不条理を確かに基本としながらも、映画の作りとしては、妨害される帰郷というホメロスの『オデュッセイア』的なプロットからは逸脱せず、かつ主人公ボーの「冒険」が進んで行くうちに、ボーの過去、とりわけ毒親的な母親との関係がしだいに明らかになっていくサスペンスとその解消、そしてそこになんともシュールな笑いというスパイスが加わって、実のところ非常に堅牢な構造を持った、見せる映画になっている。個人的には3時間を長くは感じなかった。
派閥の政治資金パーティをめぐる裏金事件の余波がいまだ収まらない自民党。そんな中、自民党総務会長の森山𥙿衆院議員(78)が代表を務める政治団体「近未来政治研究会」についても、政治資金規正法違反(不記載)の疑いがあることが「週刊文春」の取材で分かった。 岸田首相からの信頼も厚い森山氏 現在衆院7期目の森山氏。岸田文雄首相との“すきま風”が囁かれる茂木敏充党幹事長とは対照的に、岸田首相とサシで会食するなど、信頼も厚い。 「森山氏は党の政治資金問題調査チーム座長を務め、政倫審でも野党との調整や出席者の意向確認などを担った。ただ、出席を検討していた安倍派幹部の下村博文氏などの更なる政倫審開催については、『検察庁の捜査が終結している以上、これ以上議員を表に立たせてもしょうがない』と慎重な立場です」(政治部記者)
平成最後の日、タモリはやはりテレビに出ていた。2019年4月30日に放送された『平成の“大晦日” 令和につなぐテレビ』(フジテレビ系)。そこで総合司会を務めていたタモリは、番組の最後、アナウンサーから「令和はどんな時代になってほしいと思われますか?」と番組全体を締めくくるコメントを求められ、次のように語った。 「さっき、平成とか(元号の)漢字がいっぱい出てきましたけども、何年か前に省庁が合併したりなんかしまして、看板があるんですね。あの漢字の中で、いかがなものかというのがかなりあるんで、この際どうですかね。ちゃんとあれをこう、漢字をやればいいんじゃないかと思いますけども」 要は、省庁の看板をきれいに書き直したほうがいい、である。さまざまな著名人や一般の人たちがこの日、平成はどんな時代だったか、令和はどんな時代であってほしいかといったことを、テレビカメラの前で語っていた。そんななか、このタモ
配信とデリで稼ぐ現役東大生 筆者はSNSでもさまざまな歌舞伎町の住人たちと交流をしているが、なかでもひときわブッ飛んでいるのが、半年前にSNSで知り合ったマコ(20・仮名)という子だ。都内の有名進学校を卒業後、現役で東大に進学。超がつくエリート街道を歩む現役女子大生だが、エロ配信で稼いだ後、現在は歌舞伎町のデリヘルで働いているというツワモノである。 マコが「チャットレディ」を始めたのは東大入学後まもない2020年のことだ。チャットレディとは、ネットでつながった客に動画や音声のライブ配信などをする仕事である。 「親がわりと厳しくて、大学生なのにお小遣いを月に4000円しかもらってなくて。バイトも禁止されていたので、当然、遊ぶお金が足りない。東大卒の友人がチャットレディをやって稼いでいるのを知って、私も調べて始めました」 マコは東大の友人にも風俗で働いていることは隠していない。チャットレディと
『日本統一』シリーズや『アウトレイジ』シリーズなどで知られる俳優・中野英雄(59)。 「最近は(仲野)太賀のお父さんというキャラになってるみたいですね」と語る彼に、母子家庭だった少年時代、ケンカに明け暮れていた暴走族時代、哀川翔との初対面となった路上対決などについて、話を聞いた。(全3回の1回目/続きを読む) 父の大学進学に合わせてに家族全員で京都へ ――中野さんの生まれは、京都の左京区なんですね。 中野英雄(以下、中野) 京都で生まれて、3つか4つまでいたんですけど、当時の記憶はまったくないんです。親父が札幌南高校を出て、京都大学に進んで、家族みんなで京都に移って。そして、学生結婚をして、僕を生んだと。 ――お父さんの進学を機に家族全員で京都へ。 中野 中野家は、もともと北海道の美唄市で呉服屋をやってたんですよ。だけど、店が火事になったりして引き払うことになって、親父の大学進学に合わせて
79年前の今日3月10日、アメリカ軍の空襲により、東京の下町が壊滅的な被害を受けた。犠牲者は10万人、被災者は100万人にのぼると言われている。これが世にいう「東京大空襲」だ。 近年、地上波で「東京大空襲」について放送する番組が激減している。戦争の悲惨な記憶を風化させないためにも、メディアは史実や証言を伝え続ける必要があるのではないだろうか。ここでは、戦争や戦後史にまつわる記事を執筆しているノンフィクション作家・フリート横田氏が、東京大空襲の被災者・藤間宏夫氏(85歳、取材当時)に取材した記事を改めて公開する。 ◆◆◆ 3月の強い風にあおられ、燃え広がった焼夷弾 昭和20(1945)年3月10日未明、東京下町一帯には、木造家屋を焼き尽くすために特別に作られた特殊弾が1665トンも撒かれた。民家の屋根に触れるほど低空で飛ぶ約300機の巨大爆撃機から落とされる焼夷弾と呼ばれたその弾のひとつひと
「多様性の時代」、映画やアニメで描かれるヒーロー像はどのように変化しているのか。 ここでは、専修大学国際コミュニケーション学部教授であり、『戦う姫、働く少女』『新しい声を聞くぼくたち』などの著作で様々な作品の読み解きを行ってきた河野真太郎さんの『正義はどこへ行くのか 映画・アニメで読み解く「ヒーロー」』(集英社新書)から一部を抜粋。 河野さんが『トップガン マーヴェリック』を見て興奮しながらも、抱いた「不安」の正体とは――。(全2回の2回目/最初から読む) 『トップガン マーヴェリック』(U-NEXTで配信中) ◆◆◆ 還暦をぶっとばせ――『トップガン マーヴェリック』 加齢は多様性なのだろうか。一つには、ヒーローと言えば若々しい存在であるということがある。中年や老年はヒーローにはなれないのか。差別ではないのか。 いや、こと加齢については、(特に男性の場合)加齢にしたがって権力を帯びていく
「これが、SMILE-UP.と交わした補償合意書です」 端整な顔立ちの男性は鞄から封書を取り出すと、テーブルに書面を置いた。 「SMILE-UP.との補償合意はあくまで、被害者側が“守秘義務”を守ることを前提に交わされます。なぜ、被害者である私たちが義務を負わせられるのか? 口外すれば法的責任を取らされるのか? 提示された補償金額も、妥当かどうか、個人では判断することも困難です。被害者を不安に陥れるこうしたやり方は、精神的ダメージを受けている被害者にさらなる追い討ちをかけるものではないでしょうか……」 被害補償の実態は「ブラックボックス」 昨年、英・BBC報道を契機に大騒動へと発展した故・ジャニー喜多川氏による性加害事件。 “史上最悪の性加害事件”ともいえる問題であるにもかかわらず、今年に入ってまるで一段落したかのような空気さえ漂わせている。TVをつければ旧ジャニーズ事務所所属タレントのC
折り返しにあたる6話まで進んだ現時点の率直な感想は、「良くない方の予想外が起きている」というもの。 小ネタをちりばめた「昭和あるある」の懐かしさを楽しむだけのドラマじゃなかったことは予想通り。 また、阿部サダヲが単純にタイムスリップするのではなく昭和と令和を行き来するというのも多くの視聴者が予想した通り。 まるで昭和のオヤジ世代が自分で自分を称賛するかのよう では、何が予想外だったのか。 それは「クドカンが単純な対立構造を描くわけがない」という多くのファンの信頼を裏切っていることだ。6話時点までは「昭和vs.令和」の単純な対立構造が続いているのだが、主人公は昭和スタイルを貫いて全く変化せず、逆に令和の人々がそれに感化されるオチに帰結している。 不適切にもほどがある! 公式サイトより 「不適切」とはいうものの、本作の阿部サダヲは「忘れ去られた、時代に取り残された、光の当たらない過去の人」じゃ
《追悼・鳥山明》「僕は、軽口叩いて結構失敗してるんで」巨匠とは思えぬ気さくさで…“集英社「ドラゴンボール室」室長独立騒動“について「週刊文春」記者の直撃に生前語っていた“本音”
「源氏物語」を漫画化した『あさきゆめみし』と、聖徳太子(厩戸王子)の若かりし頃を描いた『日出処の天子』。共に40年以上にわたり読まれ続ける名作だ。両作にスポットを当てた「『あさきゆめみし』×『日出処の天子』展―大和和紀・山岸凉子 札幌同期二人展―」が開催される。 タイトル通り、『あさきゆめみし』の作者・大和和紀さんと『日出処の天子』の作者・山岸凉子さんは北海道出身で同学年。デビュー前の高校生時代から交流があった。 「高校2年生の時、お昼休みに下敷きにこっそり漫画を描いていたら、前の席に座っていた子が『私の友だちにもこういう絵を描く子がいるのよ』と紹介してくれたのが大和さんでした。私は母に言われて小学校卒業以降、漫画を読むのをやめていたんです。でも、妹が買ってきた雑誌に里中満智子さんのデビュー作が載っていて、同学年の人がデビューしていることに衝撃を受けて。大和さんに出会った時は漫画を描き始め
トランプ政権でCIA長官と国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏が、このほど来日を果たした。ポンペオ氏は、トランプ政権の外交政策の中枢を担い、東アジアの地政学的情勢に最も精通する一人だ。今年11月の米大統領選でトランプ氏が勝利した場合には政権入りも取り沙汰されている。「将来の大統領選候補の一人」としても注目を浴びている。 この度、安倍政権・トランプ政権時代、カウンターパートだった前国家安全保障局長の北村滋氏のインタビューを受け、2018年6月、「世界で最も危険な男」習近平国家主席に初めて対面した際の印象について、生々しい「証言」を残している。
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