サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
円安とは
crea.bunshun.jp
VTuber、K-POPなど、幅広いジャンルで“推し活”をしている12人の方に推し活とは何かを問うことで、現状の推し活ブームを読み解く本『推し問答!』を上梓した、ライターの藤谷千明さん。 藤谷さんと、今や社会現象ともなっている「推し活」について改めて考えます。 オタク女性が市民権を得たのはいつ? 『推し問答!』著者の藤谷千明さん。 ――藤谷さん自身はどういった推し活をされてきたんでしょうか? 振り返ると、中学2年生のときにLUNA SEAや黒夢などのヴィジュアル系バンドにハマったのが最初です。1994〜1995年頃で、当然まだ推し活という言葉がない時期ですね。結局ライターとしての仕事につながったくらいにヴィジュアル系はずっと好きで、あとはわりとその時々で流行っているものにハマってきました。オタク且つミーハーなんです。ドラマ『マジすか学園』にめちゃくちゃハマったり、『HiGH&LOW』シリー
横浜市都筑区南部を流れる江川沿いに、約1キロメートル続く、江川せせらぎ緑道。「つづきみどりと花の名所25選」の一つで、四季折々の花を眺められる穴場スポットだ。 春には約200本のソメイヨシノが花を咲かせるが、ハイライトとなるのが前耕地橋周辺。この辺りには、約1万3,000本のチューリップが愛護会会員や地域の小学生、企業の人々によって植えられており、見ごろの時期が重なると、ピンクの桜と色とりどりのチューリップの競演が楽しめる。 見ごろの時期:桜/3月下旬~4月上旬、チューリップ/4月上旬 ◆山のホテルのつつじ 山のホテルのつつじ。写真:hoyano/イメージマート 箱根・芦ノ湖畔に位置し、富士山や箱根の山々を望む絶好のロケーションにある「山のホテル」。 広大な敷地には約4万5,000坪の庭園があり、三菱財閥4代目総帥・岩崎小彌太男爵の別邸時から受け継がれてきた84種類、約3,000株のつつじ
パワハラやセクハラはNG! そんな認識は今は当たり前。一昔前はそれが普通に横行していたなんて、本当に時代が変わってよかったと思います。でも、まだ今の価値観に適応できていない大人はいるもので……。 そんな大人(主にマジョリティ男性)の加害性にスポットを当てた作品が今クールで2作品放送されました。一つは『不適切にもほどがある!』(以下『ふてほど』)(TBS系)、もう一つは『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(以下『おっパン』)(東海テレビ・フジテレビ系)。 それぞれの作品で描かれるのは、時代の変化や世代間のギャップ。ただ、描く視点やメッセージ性に大きく差があると思います。今がどんな時代で、私たちはどう適応すればいいのか。編集者・ライターの綿貫大介さんが、その答えを探ります。 昭和と令和の価値観を極論でぶつけ合う『ふてほど』 ©️TBS まさか阪神・淡路大震災で亡くなる未来が決まって
2024春号「行かなくちゃ、台湾」 特集と連動する便利なGoogle MAPを 大公開!これで旅先でも迷わず安心! 懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化! 南機場夜市。 旅することがどれだけ貴重で心躍ることかと気づかされた日々を経て、ふと脳裏に浮かぶのはツルリ優しい豆花や蒸籠から湯気立つ小籠包。 名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。 次の旅は台北から足を延ばして、嘉義、台中、大渓など地方へも。 そんな台湾の新しい楽しみ方を紹介しているCREA2024春号「行かなくちゃ、台湾」にも掲載されている『台湾街歩きMAP』をGoogle Mapでご紹介します!
日本ほど、外国料理をありがたがる国はない! 博覧強記の料理人で、南インド料理の名店「エリックサウス」オーナーの稲田俊輔が、中華・フレンチ・イタリアンをはじめとする「異国の味」がどのように日本で受け入れられてきたかを記すエッセイ『異国の味』(集英社)。その一部を抜粋・編集し紹介する。 ©AFLO 「白い脂がべっとり」本格派ビストロへの酷評口コミ パテカンサラダの店の少し後にできた、とあるビストロがあります。この店は幸い今でもカルト的な人気店として続いており、目下、僕にとって日本で一番のお気に入りのフランス料理店です。 ある時たまたまネットでその店がオープンした当時、つまり2000年代半ば頃の口コミを発見しました。ちなみに酷評です。 ちょっと悪趣味なのですが、その内容を書き留めておこうと思います。ビストロ黎明期における貴重な資料だからです。もっともそのまま転記するのも憚られるので、文章は僕なり
苛烈バッシング、軽視、海外移住… なぜテイラー・スウィフト(34)は 「音楽界の女王」に返り咲けたのか 2024年2月、テイラー・スウィフトの世界一のコンサートが日本にやってくる。各国で熱狂を巻き起こした彼女のベストヒット公演「ジ・エラズ・ツアー」は、史上はじめて10億ドル(約1,450億円)の興行収入を達成した音楽ツアーとしてギネス記録に認定されたばかりだ。 2月4日、史上最多となる4度目のグラミー賞年間最優秀アルバム賞を受賞し、母国アメリカで「マイケル・ジャクソン以来の社会現象」と言われるほどの存在となったテイラーだが、浮き沈みの中で闘いをつづけてきたアーティストでもある。 「需要がない」と言われていたデビュー前 1989年ペンシルバニア州に生まれ、テネシー州で生まれ育ったテイラーは、経済的には恵まれていたもののカントリー音楽の歌手を目指していたこともあり、学校で嘲笑される学生時代を送
米マイクロソフトでシニアエンジニアとしてクラウドサービスに携わっている牛尾剛さん。しかし、人生でずっと劣等感に悩み、大人になってからADHDと診断されたという。しかし牛尾さんは、転職によって劣等感を払拭することができ、今も自分なりのメソッドを実行することで、自己肯定感をさらにあげていると話す。そんな牛尾さんが見出したマインドセットを綴った著書『世界一流エンジニアの思考法』も話題だ。牛尾さんに「幸せを感じる働き方」を聞いた。 ──日本では若者の労働意欲が低くなっているといわれています。人口が減少し国力も低下しているなか、将来や自分に対する諦めも蔓延しているように感じます。牛尾さんにもそんな時期がありましたか? ありましたよ。というか、生まれてから僕にはずっと劣等感しかありませんでした。 僕は幼少の頃から何をやってもできない“要領の悪い”子どもだったんです。何をするにも人の3倍くらい時間がかか
「アイヌに会ったことない」それって 本当?『ゴールデンカムイ』を観る前 に知るべきアイヌへの差別の歴史 北原モコットゥナㇱ教授 インタビュー前篇 『ゴールデンカムイ』の人気で、アイヌの文化や伝統への関心は高まっています。でも、アイヌの人々が抱える差別や生きづらさについて、思いを巡らせられている人はどれだけいるでしょうか。 アイヌへの差別の構造について考えることは、女性やLGBTQ+、障がい者など他のマイノリティ差別の理解にも繋がります。『ゴールデンカムイ』の監修にも参加している、北海道大学教授・北原モコットゥナㇱさんにアイヌの人々がどんなことに「もやもや」を感じているのか、そして無知・無理解の構造、マイノリティとマジョリティの関係性などを伺いました。 》後篇を見る 『ゴールデンカムイ』でアイヌに興味を持ったなら 差別や偏見にさらされてきた歴史も知ってほしい 自身もアイヌとしてのルーツを持つ
「1つピックアップして後はやらない」 44歳マイクロソフトエンジニアが伝える 仕事は減らすほうが「善」な納得の理由 牛尾 剛さんインタビュー#2 アメリカのマイクロソフト社でシニアソフトウェアエンジニアとして勤務する牛尾剛さん。44歳でマイクロソフトに転職し、5年前から本場アメリカで働く牛尾さんが、同社で出会った「世界一流」のメンバーたちに学んだ仕事術をまとめた著書『世界一流エンジニアの思考法』が好評だ。世界最高峰のエンジニアの思考法に迫る。 ──仕事を加速させるために必要なのが「Be Lazy(怠惰であれ)」というのは衝撃でした。日本では「できなくても一生懸命やる」人が評価されます。なぜ、「Be Lazy」がよいのですか? 牛尾剛さん 日本人は「あれもこれもやらないといけない」と思いがちですよね。でも、「世界一流」のエンジニアたちは「物量」ではなく、いかに少ない労力で高付加価値を生み出す
「立場の弱い少数者を助けなきゃ」 アイヌへの差別から考える、よく ある“カン違い”〈金カムで議論も〉 北原モコットゥナㇱ教授 インタビュー後篇 『ゴールデンカムイ』の人気で、アイヌの文化や伝統への関心は高まっています。でも、アイヌの人々が抱える差別や生きづらさについて、思いを巡らせられている人はどれだけいるでしょうか。 アイヌへの差別の構造について考えることは、女性やLGBTQ+、障がい者など他のマイノリティ差別の理解にも繋がります。『ゴールデンカムイ』の監修にも参加している、北海道大学教授・北原モコットゥナㇱさんにアイヌの人々がどんなことに「もやもや」を感じているのか、そして無知・無理解の構造、マイノリティとマジョリティの関係性などを伺いました。 》前篇を見る 「立場の弱いマイノリティを助けなきゃ」に欠けた視点 ーーアイヌ、沖縄、LGBTQ+……マイノリティばかりが目立って勝手に「問題化
歴史や文化、そこで生活してきた人たちの息づかいが感じられる場所、その土地の風土が感じられる場所。魅力のある場所には、人を惹きつける“重力(GRAVITY)”があります。 俳優の影山優佳さんが、そんな日本全国の思わず引き寄せられるスポットへ足を運び、その驚きや感動をレポートする新連載「NIPPON GRAVITY」。 1回目の行先は東京都新宿区榎町。金属を鋳造して活字を作り、その活字を組んだ“活版”を用いて印刷する「活版印刷」の手法を今でも守る「佐々木活字店」を訪ねました。 》前篇「佐々木活字店」を訪ねて~活版印刷のもと、金属活字を作る 》影山優佳さんのアザーカットを含めた写真をすべて見る まずは、活字組版を作るために文字を選ぶ「文選」から 「佐々木活字店」の佐々木勝之さんに説明を受けながら、文選に挑戦。 活版印刷について学んだ後は、いよいよ名刺づくり。まずは、活字組版を作るために「影山優佳
歴史や文化、そこで生活してきた人たちの息づかいが感じられる場所、その土地の風土が感じられる場所。魅力のある場所には、人を惹きつける“重力(GRAVITY)”があります。 俳優の影山優佳さんが、そんな日本全国の思わず引き寄せられるスポットへ足を運び、その驚きや感動をレポートする新連載「NIPPON GRAVITY」。 1回目の行き先は東京都新宿区榎町。金属を鋳造して活字を作り、その活字を組んだ“活版”を用いて印刷する「活版印刷」の手法を今でも守る「佐々木活字店」を訪ねました。 》後篇「佐々木活字店」を訪ねて~活版印刷で名刺づくり 》影山優佳さんのアザーカットを含めた写真をすべて見る 日本でも数少ない金属活字を作る「佐々木活字店」 ズラリと並ぶ金属活字。 「活版印刷というのは、簡単にいうと活字を並べた“活字組版”(活版)を使ってする印刷のこと。今ではオフセット印刷という印刷技法が主流ですが、平
タイムボックス制を使いこなすコツ 数カ月後、その効果は顕著に表れて、コードベース(ソースコードの集まり)への理解が深まり、仕事をコントロールできている感が格段に高まったのだ。技術力がぐんぐん上がる手応えも感じる。日々忙しくしているが5時には確実に仕事が終わるので、ストレスもあまり溜まらない。 タイムボックス制を始めたのは1年でもっとも忙しい時期である5月だったが、実働時間が減ったのに生産性は落ちるどころか、いきなり上がった感がある。 さらに「データドリブン」を採用し、今どれくらい何に時間を使っているのかを正確に分析してみた。自分は何かの作業をするときに、OneNoteというツールでメモを取る癖があるが、そこにスタートと終了時間を記録するようにした。 自分がなんとなくこれぐらい時間を使ったと「感じる」ことと実際どれだけかかったかは意外に違うものだ。それを振り返って、何にどのくらい時間を配分す
必ず夜10時には寝る 今までは、時短を試みても「アウトカム」重視派だったので、切りのいいところまでやろうと考えて、結局寝る直前までかかってしまうことが頻繁にあった。作業の節目ではなく、絶対的に「仕事の終わりを迎える」必要がある。ソリューションは簡単だった。 「タイムボックス」制だ。 例えば、5時になったら仕事が途中でも、どんなに切りが悪くても、すぐに仕事をやめる。いつの間にか時間が過ぎてしまわないよう、5時きっかりにアラームをセットして。 絶対に時間をオーバーすることはないよう、しばらく無理矢理にでも「タイムボックス」で生活してみたらどうなったか? まず、5時に強制終了するようにすると、就業後にランニングできるようになった。頭がすっきりとリフレッシュするのがわかるし、夜に本を読んだり、ギターを弾いたり、ゲームしたりする余裕が生まれた。以前はそうした時間にすごく罪悪感を感じたが、一番イケてる
44歳で米マイクロソフトに転職し、4年前からアメリカでAzure Functionsというクラウドサービスのエンジニアとして働いている牛尾剛さん。「世界一流のエンジニア」と仕事をする中で気が付いたのは、彼らも全員が天才というわけではなく、「思考法(マインドセット)」が高い生産性を形作っているということだった。 実は30代でADHDだと診断された牛尾さんは、不器用さやぐったり疲れる感覚に悩んでいた。だからこそ不得意な仕事でも生産性を上げることを研究してきたという。できるプログラマとできないプログラマの差は25倍あると言われるソフトウェアの世界の中で、牛尾さんが見出したマインドセットを綴った『世界一流エンジニアの思考法』より、一部を抜粋して紹介する。 生産性を上げたければ定時上がり 皆さんも、長時間労働はかえって効率が悪いという話は聞いたことがあるだろう。長年、私もそのぐらいの認識はあって、昔
ヒップホップユニット「Dos Monos」のラッパーであるTaiTanさんとバンド「MONO NO AWARE」のフロントマン・玉置周啓さんによる大人気Podcast番組『奇奇怪怪』の書籍版第二弾が刊行。 異形の対話本の刊行を祝して、TaiTanさんと作家の品田遊さんが「居心地の悪さ」「恋愛」「トリックスター」「落語」などについて、自由におしゃべり! 決められたフォーマットからいかにずらしていくかがスリリング TaiTanさんと品田遊さん。 TaiTan 今日はざっくばらんにお話できればと思います。今回、本を出してみて改めて気づいたのは、『奇奇怪怪』は、「生きていて感じる居心地の悪さ」みたいなことを色々と喋っている番組だなということ。カルチャーの仕組みだったり、社会の現象の軸だったり切り口自体は色々あるんですけど、根底にあるのは、「なんか座りが悪い」「このもやもや感は何なんだろう」みたいな
TaiTan 僕、とにかく口が悪いって結構言われるんです。でもやっぱり周啓君との関係性においては、それが成立しているから、差別的な発言や倫理的にアウトな発言をしなければ基本的に僕らは良しとしているんですが、品田さんは悪意の吐き出しの許容量みたいなものって決めてますか。テキストだったらここまでとか、ラジオだったらこのあたりにとどめておこうみたいなのは。 品田 そうですね。作ったものに受け取り手が到達するのにコストがかかるようなものでは、割と言いすぎてもいいかなと感じているところがあります。 TaiTan ほう。もうちょっと詳しく教えてください。 品田 私の日記は有料コンテンツなので、読みにいくまでの障壁が高めだから、拡散しづらいよね、と。誤解の余地がある分、豊かなことが言いやすい。ラジオも今まではそうだったはずなのですが、今は文字起こしして広げちゃう人がいるから難しくなってきてますよね。 T
――今の日本の演劇について、成河さんが思うことについてお聞かせください。 今、演劇に携わる者たちが解決しなければならない問題は、入場料金という一つに集約されると思います。 どんな作品であろうと他にも問題はたくさんありますが、入場料金が今のままであれば日本の演劇は滅びてしまいます。コロナ禍になってからそれが助長されて、チケット代もぐんと跳ね上がったことに大きな危機感を抱いています。払える人は観られるけれど、払えない人は観られない。演劇って、そういうものではないはずです。 僕が昔から思っているのは、ジャケ買いできないと演劇の意味がないということ。チラシで作品に興味を持ったら「1,000円だから来てみなよ。面白くなかったら途中で帰りなよ」、これでいいんです。マナーを守らなきゃいけないとかいう必要もなく、ただ単に好きに過ごせばいい。すべては演じる側の責任ですから。でも1万円だの、2万円だのするチケ
暑い夏が過ぎ、秋風が心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。 「いつか」ではなく、今度の旅行の参考に。私たちを待っている秋ならではの豊かな景色をお楽しみください! » 日本の隠れ絶景・風物詩リスト 名鉄三河線は、豊田市と碧南市をつなぐ鉄道路線。現在、猿投駅から碧南駅まで39.8キロメートルあり、名古屋鉄道(名鉄)本線に次ぐ距離であるが、平成16年3月31日に一部廃線するまでは約65キロメートルもの長さであった。 廃線となった区間は、「猿投駅~西中金駅」と「碧南駅~吉良吉田駅」。現在、廃駅のホームや路線は立ち入ることができるようになっており、散策や写真撮影に訪れる人も多い。 特に、廃駅のなかでも「三河広瀬駅」と「西中金駅」は国指定文化財
京都アニメーション制作による「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の音楽を手掛けたことで、一躍注目を浴びたアメリカ出身の作曲家・Evan Call。 2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での大胆な音楽も話題になった彼がこれまでのキャリアを振り返ると同時に、最新作TVアニメ「葬送のフリーレン」への思いを語ります。 ●日本のアニメを見て、ヘヴィメタルを好んでいた少年時代 Evan Callさん。 ――音楽を始めたきっかけを教えてください。 13、4歳の頃、後頭神経痛という病気に罹ってしまい、半年ぐらい学校に行けなくなってしまったんです。 その時に、納屋にあったアコースティック・ギターを見つけ、実家の近くに住んでいた先生からブルーグラスを教わり始めたのが、音楽を始めたきっかけです。そう考えると、オーケストラ系も作る作曲家としてはかなり遅い方だと思います。 ――日本のアニメとの出会いは? 子
「おバカタレント」は日本でも人気だが、その世界一はパリス・ヒルトンだろう。 1981年、ヒルトン・ホテル一族の令嬢として生まれたパリスは、20歳のころにはニューヨーク有数のパーティーガールになっていた。パパラッチに写真を撮らせ、ときには自らマネージャーのふりをしたメール対応までして知名度をあげていったという。 パリス・ヒルトン ©AFLO キャラを決定づけたのが、2003年にはじまったテレビ番組『シンプル・ライフ』。お嬢様たるパリスとその親友ニコール・リッチーに庶民の仕事や生活をさせるリアリティーショーだ。料理を頼まれてベーコンにアイロンをかけたりする世間知らずっぷりを披露したパリスは、みごと「おバカなブロンド」としてブレイクを果たした。 「もっとも過大評価されている人物」としてギネス認定 2000年代のパリス・ヒルトンのトレードマークは、ド派手なピンク。ジューシークチュールのジャージやサ
『映画プリキュアオールスターズF』 加隈亜衣が語るFへの思い「茅野愛衣 ちゃんも坂本真綾さんが好きすぎて」 加隈亜衣さんインタビュー #2 5年ぶりにスクリーンに復活する全プリキュア集合の映画、『映画プリキュアオールスターズF』。テレビシリーズ『ひろがるスカイ!プリキュア』でもキュアプリズム/虹ヶ丘ましろとして登場する加隈亜衣さんに、映画についてお聞きしました。(全2回の後篇。前篇を読む) ――プリキュア全員が登場する“オールスターズ”映画は、2018年の『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』以来、5年ぶりです。今回、映画のお話を聞いて、どのように思われましたか? 加隈亜衣さん(以下、加隈) いつかオールスターズに参加できたらいいなという願いはありましたが、こんな20周年のタイミングでチャンスをいただけるとは思っていなかったので、すごくうれしかったです
街の中料理店には冷やし中華メニューが並び、こうも暑いとついつい手がのびます。「冷やし中華」は日本の夏の風物詩のひとつです。 では、中華料理店がずらりと並ぶ横浜中華街ではどうなのか? そこはオリジナリティ溢れる冷たい麺がしのぎを削る激戦区。何度も足を運びたくなる冷麺ワンダーランド! #03は、横浜のクラシックホテル「ホテルニューグランド」の副総支配人・谷口謙一郎さんがプライベートで食べている冷たい麺をご紹介。1軒は中華街を飛び出し、馬車道のお店を教わりました。 » #01 横浜中華街で冷たい麺を食べ尽くした“ハマの冷や中刑事”がこっそり教えるこの夏、必食の3杯は? » #02 【横浜中華街】取材&偏愛歴13年! ベテラン食ライターが伝授するちょっと珍しい冷たい麺【3選】 ◆華錦飯店の冷やしジャージャー麺 「冷やしジャージャー麺」1,200円。夏季限定(9月末か10月ぐらいまで)。 「お魚屋さ
街の中料理店には冷やし中華メニューが並び、こうも暑いとついつい手がのびます。「冷やし中華」は日本の夏の風物詩のひとつです。 では、中華料理店がずらりと並ぶ横浜中華街ではどうなのか? そこはオリジナリティ溢れる冷たい麺がしのぎを削る激戦区。何度も足を運びたくなる冷麺ワンダーランド! #02では、横浜中華街の取材を10年以上、定期的に続けてきたフードライター・嶺月香里さんが、中華街だからこそ出合える“ちょっと珍しい冷たい麺”をご紹介。 「中華街は中国本場の技をベースに、町中華にはない独創的な名物料理を生み出すのがうまい。冷やし麺も独特ですよ」という嶺月さんの、この夏イチオシの3杯をナビゲートします。 » #01 横浜中華街で冷たい麺を食べ尽くした“ハマの冷や中刑事”がこっそり教えるこの夏、必食の3杯は? ◆南粤美食の南粤翡翠雲吞冷麺 「南粤翡翠雲吞冷麺」1,500円。夏季限定(8月中旬ごろまで
“風街”と呼ばれる作詞家の松本隆さんゆかりの場所や、詞で描いた情景。東京に残るそれらの「聖地」を、松本隆さん本人と再訪します。 「松本隆と歩くぼくの風街 #1」を読む ◆◆◆ 「クラス会には一度も招かれたことがない」と話す松本隆さん。
生徒手帳の住所欄に、ぼくは一言、風街と書きこんで、内ポケットに入れていた。新学期が始まった日、地図帳を広げて、青山と渋谷と麻布を赤鉛筆で結び、囲まれた三角形を風街と名付けた。それはぼくの頭の中だけに存在する架空の街だった。たとえば見慣れた空き地に突然ビルが建ったりすると、その空き地はぼくの風街につけ加えられる。だから風街の見えない境界線はいつも移動していた。――松本隆 小説『微熱少年』より あるとき松本さんが言った。「ねえ、ぼくの“風街”めぐりをしてみない?」 わたしは即座に答えた。「ああ、それは面白いアイデアですね」 松本隆ファンには、松本さんゆかりの場所や、詞に描かれた情景を感じられる場所などを「聖地巡礼」する人が多く、それを知った松本さんが自らも再訪してみたいと思うようになった、というのだ。「ただ、みんな、“ここに違いない”と推測して訪れているけれど、正解もあれば、そこじゃないのにな
『蛇にピアス』で鮮烈なデビューを飾ってから20年。金原ひとみさんの最新著書『腹を空かせた勇者ども』は、コロナの時代を生きる10代の目線で描かれた青春小説。性格も生き方も正反対ゆえに戸惑いながらも互いに影響を与えあい、成長してゆく母娘の姿を軸に、誰もが違うからこそ其々の正義がある、複雑な「今」を生きる人々の姿が四部作構成でポップに描き出される。 「自分にとって、他者と関わることは喜び以上に苦痛が大きかった」と話す彼女が、さまざまな変化を通して辿り着いた新境地。これは困難な現実を生きるすべての人に知恵と勇気を与えてくれる、希望の物語だ。 「私は、小説を書くことでかろうじて生きてきた人間」 ――金原さんの小説といえば登場人物は「苦悩を抱えた大人」、というイメージがあったのですが、今回は10代の女の子が主人公ということで、すごく新鮮に読ませていただきました。 ここまで自分とかけ離れた人物を主人公に
周りで「それDVだよね」という話が 立て続けにあって、これは描かなきゃ いけないと強く思った/瀧波ユカリ 『臨死!! 江古田ちゃん』でデビューした漫画家の瀧波ユカリさんは、2010年に出産。この13年の間に「妊娠出産し、子どもを育てること」を取り巻く環境はどのように変化してきたのか。そして、瀧波さんが現在マンガ『わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~』で、女性が生きていく辛さを真っ正面から描く意義とは? 「育児の辛さが書かれていなくて物足りない」 2004年に『臨死!! 江古田ちゃん』でマンガ家デビュー以来、言語化しづらい「女性の今」を絶妙にすくいとり、コミックで可視化してみせてくれる瀧波ユカリさん。エッセイ『はるまき日記』では初めての育児に奮闘した1年間を綴り、その娘のはるまきちゃんも、今春から中学生になった。 「中学校に入ったらもう何も心配ないかと思ったん
韓国の2022年度の合計特殊出生率は0.78人。日本以上に、急速な少子化が進んでいる。 「いまの韓国では、子どもを産み育てることはできない」。 SF小説『となりのヨンヒさん』などで知られる作家であり弁護士でもあるチョン・ソヨンさんは、産まない人生を選択した女性。ソヨンさんに、出産・子育てにまつわる韓国の社会事情を聞いた。 社会が変わらない限り、女性は産みたくても産めない チョン・ソヨンさん。ソウル大学で社会福祉学と哲学を専攻し、作家に。社会的弱者の人権を守る弁護士としても活動中。 ――韓国統計庁によると、2022年度の合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産むとされる子どもの数)が0.78人(※1)を記録。急速な少子化が進んでいる。その背景には女性の社会進出と過酷な競争社会、家父長制的価値観による“女性の生きづらさ”といった問題がある、とソヨンさんはいう。(※1 ただし、国連統計部のデータベー
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『CREA | クレア ウェブ 好奇心旺盛な女性たちへ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く