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『赤江瀑名作選』赤江瀑/東雅夫編(学研M文庫〈幻妖の匣〉)★★★★★ - たむ読書日記
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『赤江瀑名作選』赤江瀑/東雅夫編(学研M文庫〈幻妖の匣〉)★★★★★ - たむ読書日記
『上空の城』★★★☆☆ ――その年眉彦がたてた計画というのは、高層天守閣を持つ城郭を選んでまわろうという... 『上空の城』★★★☆☆ ――その年眉彦がたてた計画というのは、高層天守閣を持つ城郭を選んでまわろうという、ごくありきたりな思いつきだった。二番目の城、松本城の城郭へ足を踏みこむと、なにげなく天守閣の狭間から外をのぞいた。女は、そこに立って、この五重六重の大天守を、ひっそり、見上げていたのである。まるで、彼女は動かなかった。生きていて、生きていない人形を、そこに見る思いがした。 時代というのはかくも残酷なものか。それが『上空の城』を読んだときの偽らざる気持でした。’70年代風の若者の会話が空虚にすべりつづけます。これは、当時としてはお洒落でリアルだったのか、当時の読者が読んでもやはり寒々しく感じる会話だったのかが、わたしには判断つきません。 幻想小説としてはこの長さは必要ないかな、と思います。短篇でいい。大半を占めるのは青春小説としての側面なんだけれど、その肝心の青春部分がサブいからなぁ。。