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人口減でも生き残れるか?各社の対策をアンゾフのマトリックスで見る | GLOBIS 知見録×学び放題
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人口減でも生き残れるか?各社の対策をアンゾフのマトリックスで見る | GLOBIS 知見録×学び放題
日本は本格的な人口縮小時代に入った。その中で、各企業が必死に「縮む市場での成長戦略」を描くための... 日本は本格的な人口縮小時代に入った。その中で、各企業が必死に「縮む市場での成長戦略」を描くための努力をしている。フレームワークを通じてその姿を追ってみよう。 縮む日本市場の姿 日本の人口は2015年7月に総務省が発表した統計によると、6年連続の前年割れ、過去最大の減少で前年同期より27 万1058人少ない1億2616万3576人となったという。 27万人の減少という数字をリアルに思い描いたことはあるだろうか。地方自治法の定めにより、人口20万人以上で「特例市」となる。特例市の1つを例に挙げると、茨城県の県庁所在地であり梅の偕楽園や名産品の納豆で有名な水戸市がある。水戸市は、2016年2月1日の推計人口が270,944人だ。つまり、昨年、水戸市が日本から消えたのと同じことなのだ。 成長戦略のフレームワーク 経済学者のイゴール・アンゾフは、企業の成長戦略を4つにパターン化した。いわゆる「アンゾ