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<小児がんとの闘い>手術をすれば100%障害が残る、しなければ100%命が…(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース
俊平君(仮名・12歳)が私たちの病院に入院してきたとき、彼の下腹部は異様に盛り上がっていました。い... 俊平君(仮名・12歳)が私たちの病院に入院してきたとき、彼の下腹部は異様に盛り上がっていました。いくら力んでも尿が出ないといいます。緊急でX線CTを撮影したところ、 膀胱(ぼうこう)のすぐ下、つまり前立腺の位置に大人の拳くらいの大きな腫瘍がありました。こういう腫瘍は残念ながら良性ということは、まずあり得ません。ほぼ間違いなく、 横紋筋肉腫(おうもんきんにくしゅ)と呼ばれる悪性腫瘍です。 俊平君に全身麻酔をかけて腫瘍の一部を取り出し、病理検査に回しました。診断はやはり横紋筋肉腫でした。前立腺が腫瘍に置き換わってしまったのです。腫瘍は尿道の全周を取り巻いていますし、膀胱と完全に癒着していますので、手術で摘出することは不可能です。したがって治療は抗がん剤を使うことになります。 早速、3種類の抗がん剤が投与されました。強い副作用が出て、俊平君は毎日10回以上も嘔吐(おうと)し、発熱しました。抗がん
2018/07/16 リンク