『自衛隊失格 私が「特殊部隊」を去った理由』完全燃焼を目指した男がぶつかった官僚組織という壁 - HONZ

著者、伊藤祐靖は自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊の「特別警備隊」の創設に携わり、部隊創設後は先任小隊長として技術の向上に努めた人物である。本書は日本初の特殊部隊を創設した男の半生を綴った自伝であり、自衛隊という国防の最前線のリアルを描いたノンフィクションでもある。 そもそも日本は旧帝国陸海軍の時代から特殊部隊という特殊戦の専門部隊というものを持ったことがない。そんな日本がなぜ特殊部隊を創設する事になったのか。しかも、白兵戦を旨とする陸上自衛隊よりも先に海上自衛隊で。実はその発端となる事件の現場に伊藤祐靖自身がいたのである。 その事件とは1999年3月23日に発生した能登半島沖不審船事件である。イージス艦「みょうこう」は富山湾において「特定電波を発信した不審船の捜索」を命じられる。湾の中にいる何百隻という漁船の中から、北朝鮮の特定電波を発信した工作船を見つけるのである。不可能なように思われ

[montage008]

抗議に来た部下を「つべこべ言うな」と一喝しておいて、実は「反論してほしかった」とか勝手すぎてびびる。

[h5dhn9k]

"勝手すぎ"るのは自衛隊を憲法違反のまま放置している主権者たる日本国民自身だよ。前提が矛盾した中であっては、この部下に対しては[誠実な正論]だよ。コレを非難するなら自衛隊員に「逃げて良い」と言うべき。

[Kouboku]

予算寄越さずに、形だけの社内プロジェクトやって、それっぽい部署名作ってやった振りしてるのは、民間の会社でもやってるよなｗ

[katte]

「拳銃に触ったことのある隊員など、幹部を除いてほぼ皆無。」 ジパングはやっぱフィクションなのか。。。

[STARFLEET]

90年代までの自衛隊は、基本「戦地」にいかずに定年まで勤め上げることのできる「軍隊」だった。より「戦地」「戦争」との距離が近づいた現在とはいろいろ意識が違うのかもしれないねえ。官僚主義の悪弊はともかく。

[takeishi]

1999年は不審船沈んだ2001年の事件に先立って結局逃げられてしまった方の奴か（当時は小渕内閣）／臨検する装備が無いなら臨検の命令出しちゃいかんよなあ、本来は

[hobbling]

戦闘集団である武士が官僚化し、幕末にはクソの役にも立たなくなった歴史が繰り返されている。

[ShigeakiYazaki]

“いかに本気を出さずに、本気の様な振りをするのかという行動様式が蔓延していた”

[natu3kan]

銃撃戦が想定される任務なのに防弾チョッキすら支給がないとか、マネージメントとして問題ありすぎなのでは？　警察と違って防弾チョッキは自腹で買ってねって事なんだろうか。

[kamiokando]

え？拳銃の訓練もしないの？

[theatrical]

こんな無能が上司とは部下がかわいそうだ、、、

[kitone]

本気 vs 官僚組織。