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特別リポート:米核戦略にICBMは必要か、専門家から疑問の声
[ワシントン 22日 ロイター] - 想像してほしい。いまは午前3時。米ホワイトハウスの主寝室では大... [ワシントン 22日 ロイター] - 想像してほしい。いまは午前3時。米ホワイトハウスの主寝室では大統領が眠りについている。そこに、常駐する軍将校が、核兵器の発射コードを収納した「フットボール」と呼ばれるアルミ製スーツケースを取り出し、最高司令官を起こそうと駆けつける。 11月22日、軍縮専門家によれば、米国が保有するあらゆる核兵器で、偶発的な核戦争の引き金となるリスクが最も高いものにICBMが含まれる。だからこそ、ICBM撤廃を求める声が一部で高まりつつあるのだ。2007年、米カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地で撮影(2017年 ロイター/Kacper Pempel) 早期警戒システムによれば、ロシアが100基の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を米国に向け発射した、と大統領は報告を受ける。ロシアの核兵器は30分以内に米国内の目標に到達する。 地上配備されたICBMをロシアに向け応射すべ
2017/12/04 リンク