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自炊のコツ
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2024年3月にリリースされた最新のLLM(大規模言語モデルAI)であるClaude 3を使って、長編小説執筆支援のアプローチを模索しました。 たんに文面を書いてもらうのではなく、作品構成や案出し、推敲などについて多面的に支援をしてもらう検証をしています。 ▼ChatGPT(GPTs)で小説執筆支援AIを作る方法 本作はこちらの続編みたいな位置付けです! https://kakuyomu.jp/works/16818023212189122505
蛇骨を井戸に放り込むと城をまもる霧が湧き出る。 そんな伝説のある山城が有名だが、この末泥城(まつでいじょう)にはもっとおどろおどろしい伝説があった。いわく「人骨を井戸曲輪の池に投げ込むと亡者の群が現れて城外の敵を殺戮してくれる」らしい。 山城学園城郭研究会所属の鬼岩番(おにいわばん)は、問題の井戸曲輪周りの縄張り図を作成するべく、急斜面を慎重に降りていた。首からは拡大コピーした2万5千分の1地図を貼り付けた画板を吊るし、腰には斜面の角度を測るための下げ振りと水準器をぶらさげている。 「先輩、大丈夫ですか~?」 上からは後輩が心配そうに見守っている。 「大丈夫だ。問題ない」 番は先輩らしくカワイイ後輩にいいところを見せようと笑って手を振ってみせた。重心がズレたことで足元が滑った。 「おっと!」 「先輩!!」 後輩の悲鳴を聞きながら番は斜面を転がり落ち、数百年経ってもいまだになみなみと水をたた
お題をもとに短期間で作品を執筆する恒例企画「KAC2024」の第1回が2月29日(木)よりスタートしております。 今回、新しい試みとして「KACスペシャルアンバサダー」に就任いただいた春海水亭氏・八潮久道(OjohmbonX)氏。 書籍の刊行も控えるお二人ですが、担当編集が共に編集Sさんということで、Sさんにも在席いただきつつ、「お題で執筆すること」や「短編の書き方」、「短編での書籍刊行」についてお話しいただきました。 もくじ • 短編作品の執筆について • 書籍の刊行について • KACについて 🔽KAC2024、およびスペシャルアンバサダー企画についての詳細はこちら kakuyomu.jp 短編作品の執筆について ――まずはお互いの作品へのご感想をお聞かせください。 八潮: まず、ついつい笑っちゃう要素が多くてとても楽しかったです。「八尺様のビジネスホテル」とか、そもそもビジネスホテ
その美貌過ぎる美貌故に怖れられ疎まれて育てられたダイヤモンド姫。 だが、ある日、人語を話す獣の元に向かわせられる。 姫と獣は恋に落ちるが、誓いのキスで獣の魔法は解けて人間に戻り、同時に姫の化けの皮も剥がれるのだった。 二人はもう一度、魔法をかけてもらうための旅に出るのだった!! 【本書は、1997年に集英社コバルト文庫から出版された『ちょー美女と野獣』の、著者本人による改訂版です】
総ての夢と希望が叶う街──拡張都市パンドラを舞台に、 人々は「どんな望みも叶う」という希望を巡って日々〝ゲーム〟に明け暮れていた。 100の夢を持つ女子高生ストリーマー、天才チートデザイナー、ユメ狩りのために世界を闊歩する神がかり的ラッキーガール、そして〝世界の設計図〟の回収を目論む新世界運営委員会…… 次々に訪れる〝不運〟に振り回されながらも、記憶喪失の少年・波止場は、バニーガール姿のコンシェルジュアプリ──《NAV.bit》と共に、「希望を賭けたゲーム」を取り巻く騒動に巻き込まれていくことになる。 そして、夢と希望に満ち溢れたこの世界にはまだ誰も知らない秘密もあって…… 「──終わるんですよ。もうまもなくこの世界は、終了します」 ###更新スケジュール#### ※章区切りで毎日1話ずつ更新 ※章終わりのタイミングで2日お休み→新章スタート ※更新タイミングは変更になる場合があります
選考委員にタレントの伊集院光、芥川賞作家の市川沙央を迎え、カクヨム8周年を記念したエッセイコンテスト「黒歴史放出祭」を開催します。なかったことにしたい、忘れたい黒歴史を、皆さんでさらけ出し合いましょう! 選考委員 写真撮影: 深野未季(文藝春秋) 市川沙央 1979年生まれ。ライトノベルを中心に20年にも渡る小説投稿生活を経て、『ハンチバック』で文學界新人賞を受賞しデビュー。同作で芥川賞を受賞。『ハンチバック』の主人公は小説投稿サイト出身、電子書籍レーベルのTL作家という設定。 思い返せば8年前、「カクヨム」プレオープンと同時にアカウントを取得し第1回カクヨムWeb小説コンテストに挑むも、いちはやく埋もれて惨敗。以来カクコンには毎年欠かさずチャレンジしてきましたが、自慢じゃないけど一度も中間選考を通ったことがありません。これは話しても大丈夫な方の黒歴史。ワナビを20年やっていると大丈夫じゃ
突然、異世界に転移してしまった天川勇吾(あまかわゆうご)たち二年一組。 選ばれた高校生たちは神殿で『天職』を授かることに。 学業優秀、スポーツ万能、眉目秀麗なクラスの中心、勇吾は『勇者』であると告げられる。 ところが、他の生徒たちは揃いも揃って『外れ職業』や『役立たずのスキル』ばかり。 だが天川勇吾は知っていた。 この状況が、最悪の『ざまぁ展開』に繋がることを。 破滅の運命から逃れようとする勇吾の前に現れたのは、謎の悪役令嬢オリヴィアだった。 これは、『かませ勇者』と『悪役令嬢』が破滅を回避する物語。
『窓の外は水槽の中』 あふれる汗で制服のブラウスを濡らしながら、学校まで2キロの道のりを自転車でかけていく。田んぼの真ん中を走る農道はどこまでもまっすぐに続いていて、その先には学校が見えるのに一向に近づかない。空は青く、地平を見渡せばどこまでも緑の田んぼが広がっている。 これが私の住んでいる町の初夏の景色だ。 学校に近づくにつれて、徐々に顔見知りが増えていく。おはよう、おはようと声を掛ける生徒たちの中を縫いながら自転車の速度を上げていく。 正門を抜けて体育館の裏側にある自転車置き場に自転車をとめる。鍵はかけない。どうせこんなボロ自転車盗む奴いない。 玄関で靴を履き替える。玄関は人でごった返している。登校してきた生徒や朝練を終えた運動部員の汗で息が詰まりそうだ。廊下を曲がり、階段を3階にある自分の教室まで上る。教室のドアをくぐると、突然に生臭い臭いが鼻をついた。 教室の後ろの水槽からその匂い
「此処…?」 我起床、直後理解世界雰囲気特異。我足元広大草原、彼方巨大山脈、頭上奇妙生物飛行。 「我記憶喪失?何故我此処睡眠?駄目、理解不能…最後記憶、我汽車衝突。我予想我既死亡、此処天国?」 其時、我聞謎美少女声! 「貴方、異世界人?」 突然美少女登場、我非常驚愕。彼女服装幻想的、長耳突出、所有弓矢状武器。 「異世界?何故美少女此処?貴方発言意味不明。君服装携帯電子遊戯登場人物的」 「我同様思考貴方発言意味不明。携帯電子遊戯何?我服装一族伝統衣装」 「君携帯電子遊戯理解不能?結論、我異世界転生…?」 最初我半信半疑、今確信不可避。我絶対異世界転生。 謎美少女異世界説明開始。 「妖精一族長老、過去異世界人共同冒険経験有。彼曰、異世界人文化奇妙、時々発言意味不明。将来魔王君臨時、新異世界勇者登場、使用最強技術」 「結論、我最強勇者…」 「現在我半信半疑。突然登場異世界人、我信頼不可。我確認必
世界樹でつくるインターネット。通信の力で世界を変える! 朝海拓歩 各地に点在する世界樹が実はひとつに繋がっている…とある事件からそれを知ったレイフはこの通信手段を世界に普及させる事を決意。姉のサラと共にネットワーク構築の旅に出て、二人はいつしか『繋ぎ手』と呼ばれ社会を大きく変えていきます。 姉はちびっ子で可憐で粗暴な天才武術家(バフ系風魔法持ち)、弟は長身メガネで植物魔法使い兼植物学者です。 二人が旅するのは、魔法が特別ではなく筋力や知力と同等に存在する異世界。 魔王や魔物は居らずそこには人の営みと社会が存在するのみですが、だからこそ現れた新技術(ネット通信)に対してそれぞれの葛藤があります。 生活、商い、戦争、想定外の危機、主人公姉弟の信念が社会に何をもたらすのか...ぜひご一読ください。 はじまりは「剣と魔法のファンタジー世界で、産業革命すっ飛ばして情報通信革命が起きるなら?」という妄
これ、非常に暗い話になるがいいか? まぁまずSFの書き手がSF小説を買ってないという要素が真っ先に挙がるな。これは「おまけ3」で言った事だから省略しよう。でももっと重要な要素がある。 巻末のラノベ年表を見てみよう。そう、1975年~2011年頃まで実は普通にライトノベルにSFジャンルはあったし流行していた。それどころか男子向けライトノベルの記念すべき第一巻目は朝日ソノラマ文庫の小説版『宇宙戦艦ヤマト』(1975)である。つまり男子向け初のラノベはなんとSFジャンルだったのだ。そもそも朝日ソノラマ文庫ってSFジャンルに強いラノベレーベルなんだしね。 でね、SFが流行する条件ってのは…… ・経済が順調に成長している事 ・未来に希望が持てる社会である事 ・現実の技術が大幅にかつ着実に進んでいる事 なんだ だから経済が低迷してても1995年にIT革命が発生したおかげで未来に希望がまだ持てた。よって
食育って、そんなベタなことをしなくったっていいのに。僕たちは一年育てた……一緒に過ごした豚を食べる。先生がそう言うから。僕は、隣にいるブリギッテをちらりと見た。一年前のあの日から、彼女は飼育係を勤めていたのだから。 新学期はいつだってドキドキする。新しいクラス。クラスメイトに友達はいるか?いじめっ子はいないか?可愛い女の子はいるか?そんな思いをするのも、もう三回目くらい。特に女の子に関しては、一年生の頃は意識していないかったと思う。 席順を見て、僕のドキドキは最大限に加速した。マドンナB!学年一の美少女ブリギッテが、僕の隣の席なのだったから……しかし、そのドキドキは、次に起きた珍事件により、霧散してしまった。 校庭に犬?が迷い込んだ。犬にしては、動きがたどたどしい。なんだか、ドタドタと走っている。ちょうど、僕たちのクラスはLHR中で、校庭でダンスレッスン中だった。 「豚だ!捕まえろ!」 誰
ファンタジーな世界に召喚されるなり、その転移者は自分を囲む魔導士たちに向かって言った。 「もうしわけないが私は剣をとって戦ったり走り回ったりするのは苦手でね。あなた方が期待するような役目は果たせないと思う」 さっさと送り返せと目で訴えかける転移者に魔導士の一人が進み出て答える。 「そのような勇者様は五十年前にお仕事をなされました。我々はあなたに賢者、いえ裁定者として働いていただきたいのです」 「それはそれは重ねて他力本願なことだ……せめて、椅子と飲み物のある場所で話を聞かせてもらえないだろうか?」 すぐに帰してもらえないと察した裁定者は、せめて落ち着いて話を聞ける環境を要求した。 石材に囲まれた地下室から上がって、今度は毛織物に包まれた豪華な一室で裁定者は魔導士の説明を受けた。 「五十年前、勇者様は魔王軍側に寝返り世界を制覇されました。事実上の魔王軍の乗っ取りだったと言われます」 「それで
だってそうだろう。 大谷翔平に、ポケモンカードで負けたら、自殺するしかない。 俺はそう思っている。そうとしか思えなくなった。 今、俺の目の前には大谷翔平がいて、カードショップ特有の過剰すぎる芳香消臭剤のニオイの中、デュエルスペースに座っている。 俺は、こいつに勝てなきゃ、自殺するしかない。 大谷翔平が、ポケモンカードの大会にいる。 岩手の田舎、イオンの片隅にある、ブックオフとカードショップが一緒になったようなスペース。人通りもまばらな店の、地味に開催されている、全国予選の予選みたいな小規模大会に、いる。 最初は俺も見間違いだと思った。でも間違いない。ネットの画像とかテレビのニュースでしか見たことのない俺でもわかる。あれは大谷翔平だ。 まずデカい。そして分厚い。少なくともカードショップに来るような体型ではない。さすがに帽子とサングラスで顔はよく見えないが、シルエットだけで一般人ではないことが
ファンタジア文庫35周年記念企画 第11回龍皇杯開催! 数々の人気作、アニメ化作品を輩出してきた人気の読者参加型企画がついに開催! 気鋭作家たちの渾身の書き下ろし短編をカクヨム上で公開し読者投票=★の数で頂点を決める。優勝作品は書籍化が決定、つまりキミの1票が未来のヒット作を世に送り出し、歴史に新たな1ページを刻むのだ! 主な歴代優勝作 「スクラップド・プリンセス」榊一郎 「まぶらほ」築地俊彦 「伝説の勇者の伝説」鏡貴也 「オレと彼女の萌えよペン」村上凛 「暗黒騎士を脱がさないで」木村心一 「異世界でロリに甘やかされるのは間違っているだろうか」長岡マキ子 第11回龍皇杯エントリー作品 エントリー No.1石之宮カント 死霊術師と一緒にゾンビパニックに巻き込まれたんだけど、質問ある? ゾンビ――噛むことで同族を増やす、死せるもの。リビングデッド――死霊術師によって生み出される、生ける屍。女子
◆ 「あー江戸時代、今日も江戸時代やなぁ」 「ほんま、江戸時代日和やで」 「まだ明治は遠そうやなぁ」 数百年前、村人たちが和やかに言葉を交わす江戸時代。 まだ村に『致死率十割神社』どころか、その前身となる『八尺様封印記念、ざまぁみろ一生ここで鉄の塊に埋まってろ神社』すらなかった頃の話である。 「てぇへんだ!」 「どないした熊五郎!?」 「村に妖怪がおる……身長は八尺ぐらいや!呪力を見るにAランク相当の奴やで!!」 「そら……大変やんけッ!!」 「もう村人が五十人ばかし呪い殺された!!!このままやと村は全滅や!!」 「……そら、もう……生き残った全員でリンチするしかないわ!」 「近寄ったそばから八尺の奴に呪い殺されるんちゃうんか!?」 「けど、誰かしらは生き残るやろ……生き残った奴でその八尺……どついたれええええええええええええ!!!!!!」 「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
◆ 爺ちゃんは俺を立ち上がらせると、そのまま俺の手を引いて小走りで進んだ。 普段なら聞こえるはずの蛙の鳴き声が一切聞こえなかった。 いや、蛙だけじゃない。虫も獣もそうだ。 息を潜めて、なにか恐ろしいものに気づかれないようにじっとしている。 嵐が過ぎ去るのを待つかのように。 そんな風に思った。 連れてこられた場所は村の寺だった。 一度、兄ちゃんと一緒に爺ちゃんに連れてこられたことがある。 その時見た、扁額――お寺の看板の文字があまりにも難しかったけれど、あとで爺ちゃんが「悪霊とか妖怪とか絶対殺す(寺-゛)(し)」と読むんやで、と教えてくれた。 つい、一週間前のことだ。 その一週間前が遠い。どれだけ手を伸ばしても届きそうにない。 兄ちゃんは死んで、俺も――なにか恐ろしいことに巻き込まれている。 「儂や……」 爺ちゃんが人目をはばかるように、そろりと言った。 厳重に閉められていた寺門が、ぎいぎい
執筆状況 完結済 エピソード 6話 種類 オリジナル小説 ジャンル 現代ファンタジー コレクション ギャグ・コメディ おすすめ セルフレイティング 暴力描写有り タグ 八尺様 くねくね 巨頭オ ギャグ コメディ 洒落怖 真夏の創作祭 寺生まれのTさん 総文字数 27,799文字 公開日 2023年8月5日 12:01 最終更新日 2023年8月10日 00:30 おすすめレビュー 739人 応援コメント 184件 小説フォロー数 2,480人 アクセス数
◆ 物語は六年前から始まる。俺が十歳の無力なガキだった頃の話だ。 夏休み、両親の仕事の関係で俺は二歳年上の兄と共に父方の爺ちゃんの家に預けられることになった。 婆ちゃんはだいぶ昔に死んでしまったので、俺たち兄弟と爺ちゃんの三人暮らしだ。 本当に田舎で何もなかったけれど、その分自然があったから俺も兄ちゃんも毎日、川に行ったり森に行ったりして結構楽しくやれてた。監視役の爺ちゃんも好きに遊ばせてくれたし、俺たちの知らない遊びを色々と教えてくれた。 「致死率十割神社だけは絶対行くなよ」 ただ、結構危ない遊びをやらせてくれる爺ちゃんでも、爺ちゃんの家から南にある神社にだけは絶対に近寄らせようとしなかった。 「妖怪がおるでな」 爺ちゃんは真剣な口ぶりでそう言う。 「どんな妖怪?」 兄ちゃんが尋ねる。 「八尺様っちゅう……でかい妖怪と、くねくねっちゅう妖怪や……八尺様はとにかくあかんやつや。見つかったら
1. 三河 美香梨(みかわ みかり)が騙されたと気が付いたのは、22歳のときでした。いつから騙されていたかと言うと、14歳のときからです。 美香梨は福岡県 北九州市の山奥の村で生まれました。実家は一粒何千円のレベルのイチゴを育てる農家です。森と川だけが遊び場で、小さい頃は森を駆けずり回って虫を捕まえて、汗だくになった体で川に飛び込んでサッパリご機嫌になって帰宅したものです。けれども14歳になってスマートフォンを手に入れると、地元のすべてが東京に生きる若者たちには見劣りするようになりました。インスタに毎日のように上がる誰かの自撮りは、異世界のお姫様のように見えました。何万人というファンを抱えるインフルエンサーたちの大ゲンカは、神々の戦いです。泥沼のゴシップすら、キラキラと見えました。ハロウィンの日には渋谷のスクランブル交差点を定点カメラで眺めて、ここに加わりたいと強く祈ったものです。 やがて
え? 嘘? 本当です。嘘だと思うのなら手に取って。俺もびっくりなんだけど最近の「青い鳥文庫」って小学校中学年や小学校高学年が主人公じゃないんですよ。中1とか中2なんですって。で、なんと児童文学市場が急拡大したのです。もっと言うと児童文学のラノベ化、高年齢化現象という物が起きました。 見てください。児童文学市場額はこの少子化なのに激増しています! そりゃそうじゃん。小中学生なのにリストラオヤジが夢見る「異世界転生」なんて願望持つ? 持つわけねえだろw つまり「読者難民」が発生したんだな。 つまり本来ランドセルしょってる子の夢だった本が生徒の世界に移ってるって事。マジだぞ。『黒魔女さんが通る』とかの時代じゃねえんだぞ。『怪盗クイーン』とかの時代なんだ。『怪盗クイーン』のファンレターのコーナー見た? 中学生どころか高校2年・女子のファンレターがちゃんと掲載されているんだ。完全にもう中高生女子から
まず2023年6月19日の『週刊文春・電子版』をご覧になったであろうか。なんとライトノベル市場が半減したというのだ。私は「note」にて既に2019年にて警告を発したことがあるが「じゃーなんで次々ミリオンヒット作が出てるんだよ」という反論に負けてしまった。だがやっぱり体感的なことまで当たってしまった。 そりゃそうじゃん、中年読者を優先させて中高生のニーズを除外したらそりゃそうなるよね。 で、私は「真のラノベ市場のピーク」って1997年だと思ってるんですよ。なぜかって? 膨大な若年層(厳密には23歳前後の新社会人層)が1996年末頃にラノベを卒業するかどうかの世代に当たるからです。そうです。年約200万人も出生数がいる団塊ジュニア世代の存在です。今の18歳人口年約110万人だぞ。それを考えたら真のラノベ市場は1996~1997年がピークで読者のすそ野も大きく、逆に2013~2016年当時は既
一私人日記 2023/6/25 CRカップスト6優勝は梅原大吾、関優太、葛葉、叶、k4senによる『ビーストチルドレン』 もうこのウメハラ配信記録は書かなくてもいいかと思っていたが、「さすがに!? ウメちゃん、さーーすがに???」というイベントだったので、少し記録しておく。 第1回Crazy Raccoon Cup Street Fighter 6が、6/25に開催された。 人気配信者20名が集まったこのイベント、各配信の延べ視聴者数は50万人を越えたと聞いた。ちょっとした地上波放送並み、格ゲーの歴史でも異例の視聴者が見ていた記念すべき大会になった。 そこで最後に逆転勝利をし、チームを優勝に導いたのがウメハラだった。 とりあえずウメハラ視点のアーカイブURLを貼っておく。開始は3時間辺りから。 https://www.twitch.tv/videos/1855252867 以下、ウメハラ率
ラノベ市場半減!! 中年読者を優先させた結果「追放ざまぁ」に らんた シャレになって無いよね。実は2016年がピークでライトノベル市場が半減したそうです。 参考文献:『週刊文春・電子版』2023年6月19日 参考文献:飯田一史著「大人が知らない間に『若者のライトノベル離れ』が起きていた…!」日刊ゲンダイ2020年11月22日 参考文献:『オリコンエンタメ白書』各年 ※2023年6月28日に市場額を精査した結果タイトルが若干変更になりました。ただし内容に差異はほぼありません。「6年」というタイトルが「約7年」になったことと、2020年のラノベ市場規模と2003年のラノベ市場規模額がほぼ同じということも判明しました。また半減見込み年が2024年や2025年となる場合もある事も付加で記述しましたがどのみち半減することに変わりませんし1~3年差は誤差の範囲と筆者は判断しました。さらに出版点数の推移
執筆状況 完結済 エピソード 8話 種類 オリジナル小説 ジャンル 現代ドラマ セルフレイティング 残酷描写有り 暴力描写有り 性描写有り 総文字数 30,245文字 公開日 2017年2月10日 21:38 最終更新日 2017年2月16日 23:07 おすすめレビュー 14人 応援コメント 2件 小説フォロー数 53人 アクセス数
「杉田論文」が炎上した二か月後、「そんなにおかしいか『杉田論文』」という特集を『新潮45』は組む。そして、これこそが事実上の最終号であった。 特集では、七人の論者が「杉田論文」擁護の記事を執筆した。 論者のうち二人はゲイだ。一人は元・参議院議員の松浦大悟。もう一人は、とあるブログを運営する市井の同性愛者「かずと」氏である。 そんな「かずと」氏の論文「騒動の発端、尾辻かな子の欺瞞」を紹介したいと思う。 「かずと」氏は七〇年代生まれ、男性にしか興味がないことには小学生の頃から気づいていた。だが、自分が同性愛者だと長いあいだ認めなかった。同性愛者であることを隠し、同性愛の世界に背を向け続け、同僚の前では女性好きを演じ続けてきたのだ。 ある日のこと、尾辻かな子の著書『カミングアウト』を彼は手に取る。 表紙には、溌溂(はつらつ)とした笑顔を浮かべるショートカットの女性が写っていた。ページを捲ると、同
同性カップルに育てられた子供は既にいる。 両性愛者ならば、異性を愛することは出来る。また、同性愛者なのに異性と結婚していた人もいた。彼らの中には、離婚し、子供を連れ、同性パートナーと暮らし始めた人々もいるのだ。 そんな環境で育てられた子供には、辛い経験を告白した人も多い。 これから紹介する証言は、断りがない限り原文は英語である。翻訳は全て私が行なった。私自身、英語は得意ではない。ゆえに機械翻訳に頼った部分が大きい。読み易さ(リーダビリティ)を優先して意訳した部分もある。 最初に紹介するのは、Public Discourse というサイトに載せられたケイティ゠ファウストという女性の投書だ。(翻訳元:https://www.thepublicdiscourse.com/2015/02/14370/ ) 二〇一五年――同性婚を認めないのは憲法違反かどうかがアメリカ連邦最高裁判所で審議された。最高
カクヨム運営です。小説のアクセス解析にご利用いただけるGoogle Analytics埋め込み機能につきまして、2023年6月上旬をもって廃止いたします。 Google Analytics埋め込み機能は2017年2月より提供しており、ご自身の小説のアクセスをより詳細に把握・分析したいという多くの作家の皆様にご利用いただいてきました。 kakuyomu.jp Universal Analyticsの新規発行ができない状態になっていたUA-01234567-1のような形式のタグから、新しい形式へのタグへの対応を検討してまいりましたが、Universal Analyticsの提供終了とインターネット上のプライバシー規制の強化を鑑み、現在ご利用いただいているGoogle Analyticsのタグをカクヨムに埋め込む形式での提供を続けることは難しいという結論に至りました。 ご利用中の皆様にはご不便お
2023年4月に、カクヨムに投稿された文芸作品が3作品書籍として発売されます。そのジャンルは、SF、BL、ホラーとバラバラ。はたしてこれらの作品は、どのような過程を経て書籍化が決定されたのか。また編集者たちはどのような思いで作品を探しているのか。「オファーの瞬間」の特別編として開催された座談会では、「文芸編集部カクヨム班」に所属する編集者4名が集まって、自分たちが手がけた書籍のPR、そして作品探しの方法について余すことなく本音で語りました。(構成/柿崎 憲) 「文芸編集部カクヨム班」の編集者たちの素性を初公開! 編集K:カクヨムユーザーのみなさま、初めまして。今日はKADOKAWA文芸編集部のメンバーが集まって、書籍化が決まった作品についてあれこれ話してみたいと思います。名づけて「文芸編集部カクヨム班」がどんな原稿を求めているのかという話ものちほどしたいと思いますが、まずはメンバーを紹介し
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