この話を読んだ時、私は3人の先生、いや、その他複数の学校の先生を思い出した。が、まず、先に念を押しておきたい事がある。 医療・福祉従事者が給料以上に働く必要は感じない この記事でボランティアについて書いたのと同様に、教員、医師、看護師、介護師、障害者や児童施設の職員など、医療や福祉に関わる方々が、給料以上の仕事をする義理はない、と私は思っている。福祉に務める人間だからといって、他の仕事より責任は重く給料が少ないなんて納得がいかないし、そんなことだと誰もその仕事につきたがらないではないか、と思うからだ。 それでも、私はこの話を書き残しておきたい。私が親からの虐待や、同級生からの意地悪に屈せず生き残れた理由の一つだからだ。彼らのおかげで私は人生や社会に絶望することなく、大学にまで行けた。その後、行き詰まりはしたが、ど底辺で最悪の家庭環境出身者の中では、わりと持ち直したほうだと思う。私のように-