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日本はなぜ「結核中蔓延国」から脱せないのか | 目からウロコの感染症・寄生虫の話 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
拠点を移してからまず最初に向かったのが、大阪市西成区に位置する、あいりん地区(釜ヶ崎)。以前、ミ... 拠点を移してからまず最初に向かったのが、大阪市西成区に位置する、あいりん地区(釜ヶ崎)。以前、ミャンマーと白内障の関係について紹介しましたが(なぜミャンマーで白内障患者が急増したのか)、あいりん地区もまた、公衆衛生(パブリックヘルス)やグローバルヘルスに携わる身としては、気になる地域の1つでした。 それは、このあいりん地区で結核を発症する人の割合が、2015年時点で南アフリカと同程度、スワジランドよりも多いという統計もあるから。 その現状を探るべく、女1人、平日の昼間にあいりん地区を歩いてみました。 現代のスラム街 あいりん地区は、日本最大の日雇い労働者向け簡易宿泊所が集まる所として有名ですが、最近では高齢化が進み、生活保護受給者が2.5人に1人、簡易宿泊所が福祉アパートに模様替えするなど、超高齢化が目立つ日本最貧困地域です。 JR新今宮駅の高架下を抜けた途端、ふん尿のにおいがあたりに一気
2018/02/04 リンク