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この記事は、映画メイドインアビス~深き魂の黎明~とメイドインアビスの原作漫画8巻までの内容について重大なネタバレを含んでいます。 映画メイドインアビス~深き魂の黎明~ と原作漫画をご鑑賞なさった後でお読みいただくことを強く推奨いたします。 深く潜る物語 メイド・イン・アビス~深き魂の黎明~を見てきた。メイドインアビスは、つくしあきひと作のファンタジー漫画で、2017年にTVアニメ化され、先立ってTVシリーズの総集編の劇場版2作が公開されており、今作はその続き、原作漫画では第四巻から第五巻のあたりのエピソードが映画化されている。この物語は、南海の孤島で発見された観測不能のアビスと呼ばれる大穴の探索に挑む探窟家たちのお話である。TVシリーズでは地上の主人公一行がベルチェロ孤児院を抜け出してアビスの深界一層から深界四層まで、今回の劇場版では深界五層を抜けて深界六層へ旅立つところまでが描かれた。深
この物語は、事実をもとにしたフィクションです。 出来事は事実ですが、登場人物の口調、言い回し、および推察や著者が受けた印象に関する部分は個人の感想や心象であり、客観的事実ではありません。 光電話HGWとRTX810との別れ 我が家のネット環境はNTT西日本のフレッツ光ハイスピード隼プランである。長らく400番台の型番がついた第4世代の光電話HGW(ホームゲートウェイ)をNTT西日本からレンタルしてONUポートから引っ張り出したへその緒みたいなケーブルをRTX810につないでVPN環境を謳歌していた. YAMAHAルーターRTX810の設置完了に至るいきさつ しかし、光電話を使っているのでHUBで枝分けしてHGWに戻して電話が使えるようにしていたり、かなり実装が無理くり感が否めず、ネットワーク回りの機器がごちゃごちゃしすぎているなぁと感じていた。さらにHGWとRTX810でIPv6のPref
ルトガー・ブレグマン著「隷属なき道」を読んだ。この本はオランダの新興WebメディアであるDe Correspondent(デ・コレスポンデント)が発行する初の書籍としてまずオランダで出版され、それが英訳されてアマゾンで世界中に売り出されたものが日本語に翻訳されたものであるらしい。オランダ語版のタイトルは、「Gratis geld voor iedereen,En nog vijf grote ideeën die de wereld kunnen veranderen」(全ての人のための無償のお金、そして世界を変える5つの素晴らしいアイデア)、英語版のタイトルは、「Utopia for Realists: How We Can Get There 」(リアリストのためのユートピア:そしていかにして我々はそこへ到達しえるか)である。日本語版は「隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカム
このブログがgoogleのbloggerからWordPressへ移行してどれほどの時が立っただろうか。実はそのころからPHPのバージョンアップを行っていなかったので長らくこのブログを動かしているPHPはヴァージョン5.2だった。自分で管理しているサーバーではなく、間借りしているレンタルサーバーなので環境には無頓着だったのだ。VirtualBoxで同じ環境の開発環境を手元に作ったときに使われているソフトウェアバージョンを確認したが、そのあとは放置していた。任せっきりだったのだ。このブログは、さくらインターネットのさくらのレンタルサーバー・スタンダードプランを借りている。あるとき、SSLの更新作業で管理画面にログインしてついでにいろいろと管理メニューを眺めてみたら、PHPのバージョン選択にPHP7という選択肢が追加されていることに気づいた。確認してみるとこんなお知らせが出ていた。↓ さくらのレ
データベースに格納されたデータは大事だ。これは宇宙の真理である。なのでバックアップを取る。こまめにとる。しかしリストアする機会はバックアップを取る機会よりも少ない。こまめにとられたバックアップをいざリストアしようとしてエラーが出てハマって焦るというのはデータベースあるあるの筆頭と言ってよい。リストアできないバックアップほど人の心をむしばむものは無い。リストアできれば助かるのに、そこにデータがあるのに、手が届かない。そんな悲しい思いをしなくて済むように、リストアのエラー解決TIPSは広く共有されるべきだ。今回はPostgreSQLのバックアップリストアでハマって1日つぶしてしまって泣きそうになったのでちょっと備忘録として残しておきたいと思う。きっと書いておかないと半年後にまた同じ問題で半日つぶすことになってしまうだろう。ブログに備忘録を書くのはとても役に立つのだ。是非皆様にもお勧めしたい。
先日、かねてから公開を心待ちにしていた映画「マネー・ショート」を見てきた。公開を首を長くして待っている間に原作本であるマイケル・ルイス著「世紀の空売り」を読んでいたのだが、情報量がとても多く、そのエピソードの一つ一つが面白くかみしめてゆっくり読んでいる間に映画版の公開日になってしまい、映画を見てから原作を読み終えると言う形になってしまった。原作、映画ともにとても面白く、なんで今まで読んでなかったのかと言う気持ちにさせられる。もっと早くに読んでおきたかった。原作本はノンフィクションとして書かれているが、映画版はこれを基にしたフィクションとして描かれているため、本名で描かれる人物と、名前が変えられている人物が混在している。しかしすべての登場人物に実在のモデルが存在しており、監督のアダム・マッケイによると「主にはプライバシーの観点からですね。名前を変えただけで99.9%が実在の人物のままなんです
この記事は、映画「ハーモニー」と伊藤計劃著「ハーモニー」および伊藤計劃著「虐殺器官」に関して重大なネタバレを含みます。3作品をご視聴、お読みになった後で記事をご覧になることを強く推奨いたします。また、この記事は映画「ハーモニー」について否定的な見解が含まれます。ご気分を害される恐れのある方はご覧にならないようお願い申し上げます。 「虐殺器官」と「<harmony/>」 先日、映画「<harmony />」(ハーモニー)を見てきた。<harmony/>は伊藤計劃氏によるSF小説を原作として、フジテレビのノイタミナという枠組みで製作されるアニメーション映画である。この映画が公開される前に、原作となる小説版<harmony />を読んだ。そのうえで、今回、映画版を映画館で見てきた。 伊藤計劃氏は2007年に「虐殺器官」で作家デビューし、2007年に「<harmony />」を発表後、「屍者の帝国
今日の映像コンテンツは、TVのみならずパソコン、スマートフォンやタブレットと表示される端末が多様化している。これからはこれにヘッドマウントディスプレイやVRメガネなんかも追加されていく事だろう。ホームシアターを構築するならばプロジェクターも選択肢に入る。しかしながら、その普及率で言えば衰えたとはいえTVの存在感が圧倒的であると言う事実はいまだゆるぎない。そこで、TVの凋落により視聴率が下がり、電源が入れられる時間が減ってもなおお茶の間に鎮座し続けるディスプレイ装置の空いた時間を狙う者たちが出てきた。それが、GoogleのChromecastであり、AppleのAppleTVであり、そして今回の主役であるAmazonのFire TVである。 ディスプレイ装置としてのTV かつて映像再生の王であったTVは、ディスプレイとチューナーが一体型となった装置である。垂れ流される電波をうけて逐次映像が流
前回、前置きになぜRhinocerosなのかを語っているうちに本題にたどり着くことができなかった。Rhinocerosを清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入したのは3Dプリンターで出力できる3Dデータを作成するためであった。多くの3DプリンターではSTLやOBJ形式のファイルをスライサーでスライスしてGコードに変換し、それを以て出力を行う。3Dプリント用のファイル形式としてはSTLが一般的に多く利用されていると思う。OBJ形式等にも対応しているケースがあるが、STL形式が事実上のスタンダードになっている。よって、Rhinocerosでモデリングした3Dデータを3Dプリンターで使用するにはSTLでエクスポートすればよい。だがこれがなかなかめんどくさかった。DesignSparkMechanicalを使用していた時は、何も考えずに出来上がった3Dデータを保存するときにSTLにエクスポートを選択す
川かわ上かみ量のぶ生お著「鈴木さんにもわかるネットの未来」を読んだ。川上量生氏はニコニコ動画の創業者であり、現株式会社カドカワの代表取締役社長である。その川上氏が、弟子入りしている株式会社スタジオジブリ代表取締役の鈴木敏夫氏にも分かるようにネットについて説明するという内容の本である。鈴木敏夫氏は宮崎駿という天才に心置きなく作品を作らせるためにスタジオジブリを用意した敏腕プロデューサーとして有名だが、1948年生まれでコンピューターに関わらなくても生きていけた時代の人間であり、ITやネットに関して不得手であると言う事のようだ。タイトルはそのようにITに対する知識やネットリテラシーを持ち合わせない人にも理解できるようにと書かれた本と言う意味であり、タイトルに登場する鈴木さんは本書の中にはもちろん、あとがきに登場する事すらしない。帯には「そうかそういうことなのか。」と筆書きのコメントが鈴木敏夫氏
3Dプリンターで使う素材 Makersムーブメントのバブルっぽい盛り上がりが一段落して、家電量販店から姿を消した3Dプリンターだが、その進化は着々と続いている。金属やカーボンファイバーにとどまらず、臓器や食品がプリントされたというニュースがたびたび控えめにWeb上に踊る。個人向けの3Dプリンターも、熱融解積層方式(以下FDM方式)ではABS樹脂、PLA樹脂に加え、ウッドライクフィラメントや、フレキシブルフィラメント、銅フィラメントなど、選べる素材の選択肢が増えてきた。光学式の3Dプリンターもぼちぼち個人でも手が届くようになってきており、それを手に入れれば、紫外線硬化樹脂(以下UVレジン)が選択肢に加わる。UVレジンは、びちびちギャルたちのネイルアートやアクセサリー作りでおなじみであるが、FDM方式で使われるフィラメントに比べてちょっと価格がお高めである。その上、レシピが製造各社の企業秘密と
かつて、10年か15年ほど前までインターネットは牧歌的な世界だったように思う。ウィルスをばらまいたり不正侵入を行うクラッカーはお金を盗むためにクレジットカードの情報を盗もうとするような奴より、引っかかったやつをおちょくるための愉快犯の方が圧倒的に多かったし、検索エンジンはgoogleの一人勝ちの体制が完成する前でいろんな選択肢があり、一つの検索エンジンで思った情報を得られなかったら他のエンジンを試せばよかった。誰が読むのかはなはだ疑問な個人が運営するブログではない個人ホームページが多数その存在を許されており、BBSも巨大掲示板のみではなく小規模なものが乱立して、そこでどんなひどい暴言を吐いても逮捕されたりはしなかった。人々はネットで行われている通信の秘密が守られているかどうかなど気にも留めていなかった。個別チャットサイトの個人的な会話も、やり方さえ知っていれば簡単に他人のチャットルームを覗
大手携帯キャリアの囲い込みからの脱出を成功に導き、今日の快適な携帯電話ライフを支えてくれているBlackberry Q10だが、我が手元に来た時のOSのバージョンは、10.1であった。購入直後にOSのアップデート通知が降ってきて、10.2へアップデートし、日本語入力ができるようになったのは先の記事で述べたとおりである。その後、この2月ごろから10.3へのアップデートが順次配信され始め、10.3のレビュー記事がちらほらとネット上に上がってくるようになった。しかし、我がBlackberry Q10には、待てど暮らせどアップデートの通知が配信されてこない。[システム設定]→[ソフトウェア更新]のメニューから更新の確認を行っても、「最新のソフトウェアがインストールされています」という心無いメッセージがむなしく表示されるのみである。 それならばと、Blackberry LinkでPCとBlackbe
前回のセッティングを終えて、Raspberry Piのカメラで3Dプリンターを監視してにやにやする生活をしばらく送っていたが、どうにもカメラの視界から切れてるところもみたいと言う新たなる欲望が抑えられなくなってきた。カメラと3Dプリンターの距離は変えずに、全体像をとらえるにはどうすればいいか。広角レンズを取り付けるしか無かろう。幸い、昨今携帯電話にカメラがついてからスマートフォン全盛の時代に至り、そのカメラの性能を引き出すための小型レンズ製品が市場に多く出回っている。これをRaspberry Piカメラに取り付ければ、視野角を広げることができるだろう。組み込まれているカメラはRaspberyy Piカメラと大差ないのだ。すると、アマゾンで格安の広角、マクロレンズを見つけた。400円を切るその価格に多少の怪しさを感じたものの、この買い物が失敗であったとしてもそのくらいの出費なら笑って済ませら
Kickstarterで出資した光硬化式3DプリンターLittleRPがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ! Kickstarterで出資した光硬化式3DプリンターLittleRPの初期セットアップ 光学造形方式の3DプリンターLittleRPのフード組み立てとちょっとした改造 光硬化式3DプリンターLittleRPのテストプリント開始までの道のり 上記の記事たちを経て、やっとLittleRPによるテスト出力にこぎつけた。だが、吾輩のはじめての出力は失敗した。3Dプリンターは初回でいきなり成功させてもらえるほど甘くは無いのだ。そのあたりが一般に普及しない原因のような気もする。広く各家庭に一台となるにはもっと洗練される必要があるのだろう。ともあれ今回はどう失敗したのかというと、LittleRPのビルドプレートの上下運動と、プロジェクターから照射される光のタイミングがずれてしまっていたのだ。これが餅つ
2013年9月から3Dプリンターをいじりはじめ、現在ではだいぶ安定的に造形物を出力できるようになった。いまやRaspberry Piのケースや、Replicator2Xの改良エクストルーダーまで、プリントしたいと思ったら3Dデータがあれば思うが儘に出力できる。戯れに立体パズルをのデータを作って出力し遊んだりもした。パラダイスだ。 しかし、ここに至るまでにはそれなりの苦労があった。前回の記事ではすんなり卵を抱えたドラゴンがテスト出力ができているように見えたかもしれないが、実際には正常にドラゴンが出力されるまでに幾多の失敗乗り越えてきたのだ。これは家庭用3Dプリンター全般に言えることだが買ってきてそのまま使えるほどの完成度はないのである。熱融解積層方式の家庭用3Dプリンターの中ではハイエンドのカテゴリーに含まれるであろうReplicator2Xであっても例外ではない。この失敗作の数々を見よ。
2TBが5万円オーバーなのだ。4本買うと20万円である。もはやギャグだ。そんなものをおいそれと買うわけには行かない。さらに公式HPによるとBUFFALO TeraStationLiving NAS DLNA対応ホームサーバ2.0TB HS-DH2.0TGL/R5は2TBのカードリッジには対応していないという。そんな馬鹿な。愕然としていると、追い打ちをかけるようにこんな記事を見つけた。 ○テストその3:違うHDDを入れてみる 上記記事では純正でないHDDでは動作しないという結果で締めくくられている。本当だろうか?じつは、純正じゃないHDDでもちゃんと動くのである。そのような報告がWeb上には溢れている。 TeraStation Livingのハードディスク交換 つまり、一つ目の記事はHDDを4ついっぺんに交換したために失敗しているのだ。二つ目の記事によると、terastationはブートの情
前回、データベース障害にもめげない精神を鍛えた私が次に述べておくべきは、RSSの配信の企みについてである。RSSはあんまり更新頻度が高いと、取得先で嫌がられてしまうことがあるので、ニーズに合わせて取得してもらえるように1時間毎と3時間毎の2種類のRSSを出力してみる。要件は以下のような感じだ。 1時間毎と3時間毎の2種類のRSS出力用の記事を作成 RSS出力用の記事は、クリックが多かったのも順にする タイトルは重複しないように、すでにタイトルに使った記事はすっ飛ばす RSS出力用の記事は、取得記事情報と区別するためカスタム投稿を作成する これで見えてきたのは、クリックカウントの仕組みが必要だということと、カスタム投稿の作成が必要だということだ。まずは、クリックカウントの仕組みを作ってみる。今回はwordpressブログの一記事が一リンクになっているので、wordpressのコメントの仕組み
Antena InstituteテーマはWordPressでお手軽にアンテナサイトを構築するためのWordpressテーマです。WordPressで作るアンテナサイトの作り方で紹介したアンテナサイトについて、完成したコードを是非譲ってほしいとのお問い合わせを多数いただきました。Knowledgeアンテナ研究室は現在2nd Editionとなり、Wordpressを使わないシステムへの移行が完了しましたので、この度の予想以上の反響を受け、移行前の1st EditionをWordpressテーマの形で Antena Instituteテーマとして整形しました。販売は銀仁堂に委託しました。ご希望の方は、銀仁堂にてAntena Instituteをご購入ください。 サンプルサイト:http://gohico.net 導入に当たっては、WordPressをBlogとして運用する場合とはちがった、当テ
その昔、スマートフォンなどが登場する以前、持ち運べる小さなモバイル端末を探し求める者たちに絶賛されたSHARPのザウルス、略してリナザウと言う端末が存在した。手のひらサイズの筐体でLinuxベースのOSが走っていると言う事で、有志によりカスタムロムが開発されるなど、一部のマニアの間で熱狂的な支持を得ていたように記憶している。当時の価格で8万円程度したと思うが、カスタムロムを入れてXサーバーを立ち上げるとWebを閲覧するだけでとんでもない待ち時間が発生する実用に耐えない端末であった。シリーズ製品はいくつか発売されたが、小さな筐体でLinuxが動作することにワクワクする人たちだけに受けた、一般受けしない製品としてひっそりとその歴史を閉じた。 それからどれくらいの月日が流れただろう、今ではRaspberry Piという基盤むき出しの素晴らしい製品が簡単に手に入る時代になった。入力装置やディスプレ
前回までに、3Dプリンターが機嫌よく出力してくれているかどうかを遠隔で確認するための取り組みとしてRaspberry Pi B+のセットアップに取り組み、無線LANでログインできる状態にした。お次は、カメラモジュールをつないで画像を送り出せるようにしてみたい。USBケーブルで接続できるWebカメラをつないでもよいのだが、せっかくなのでリボンケーブルでつなぐRaspberry Pi純正のカメラモジュールを使ってみたい。そうすれば電力不足で動作が不安定になることもないだろう。カメラモジュールは、普通のカメラ と、赤外線カメラが販売されていた。うちの3DプリンターReplicator2XにはLED照明がついているので暗視用の赤外線カメラは必要なさそうだ。どちらのカメラも基盤むき出しの製品なので、購入後にカバーやケースなど固定する方法を考える必要がある。webショップ銀仁堂では、カメラモジュールの
前々回(YAMAHAルーターRTX810と戯れるに至るいきさつ)、前回(YAMAHAルーターRTX810の選定をする前にVPN方式の選定に至るいきさつ)、の続きである。 ソフトウェアによるSSL-VPNからルーターを用いたVPNへの移行を決意し、使用するプロトコルもL2TP/IPsecと決めた私は、いよいよ具体的にどのメーカーのどのルーターを使うかの選定作業に取り掛かることになる。 L2TP/IPsecが使用可能で、信頼性が高くお手ごろ価格なルーターはどれか。 私がルーター選びを始めた2011年12月時点では、上記の条件にあてはまる選択肢はそれほど多くなかった。世に出回っているVPN対応を謳うコンシューマー向けの無線LANルーターは、全滅であった。PPTP搭載はあってもL2TPを使える物は無いのである。L2TPが使えるルーターとなるといささか本格的なルーターがターゲットと言う事になった。選
前々々々回(YAMAHAルーターRTX810と戯れるに至るいきさつ)、前々々回(YAMAHAルーターRTX810の選定をする前にVPN方式の選定に至るいきさつ)、前々回(YAMAHAルーターRTX810の選定に至るいきさつ)、前回(YAMAHAルーターRTX810の設置完了に至るいきさつ)の続きである。 ソフトウェアによるSSL-VPNから、ルータによるVPNへの乗り換えを決意し、方式をL2TP/IPsecに定め、ルータを選定した結果、YAMAHAルーター RTX810を入手した上で設置方法の改善策を見出した私が実際に行った設置作業について述べる。 前回、計画した作戦ではPR-S300SEとRTX810とHUBとネットワークに参加する機器を接続することに成る。その為には必要な材料をそろえる必要があった。 註:本文中のPR-S300SEはPR-400シリーズに読み替えても同様の作業が可能であ
YAMAHAルーターと戯れるシリーズ、前回(YAMAHAルーターRTX810の設置完了に関する詳細)の続きである。 SSL-VPNからルータによるVPNへの乗り換えを決意し、L2TP/IPsecを使用することに決めた私がYAMAHAルーターRTX810を入手し、ちょっとやんちゃな方法で設置を完了した次にやるべきは、いよいよL2TP/IPsecの設定である。 L2TP/IPsecの設定をする前に、SSHによるログインの有効化、TELNETの無効化、NTPによる時刻取得の設定、シリアルによるコンソール接続等々、環境の整備を行ったが、それはまた時間がある時に記事にしようと思う。そもそもこのシリーズはL2TP/IPsec設定のいきさつを書くのが目的だったのに、ここにたどり着くまで5つの記事を経なければ為らないとはだれが想像できただろうか。 ともあれ目的はモバイル端末からの、L2TP/IPsecによ
WordPressで作るアンテナサイトの1時間ごと、3時間ごとのRSS配信の仕組みの続きである。前回はクリックカウンタをつけてどの記事が人気なのかを判別できるようにした。では、RSSを配信するにはどうすればよいだろうか。 これまで作ってきた仕組みでは、取得した記事一つ一つがWordPressの一つの投稿記事に対応するようになっている。それをPHPで整形することで取得した記事リストの形に見せている。そのままWordPressのRSS出力機能を使うと、一つの記事リンクが出るだけの個別ページ(テンプレートのsingle.php)が出力されてしまう。取得した記事の名前をタイトルとして使って、カテゴリごとのトップページのリンクをRSSで発信しても、新たに記事を取得したら、タイトルにした記事が流れて行ってしまい、リンクをたどってきてくれた人が目的の記事を見つけられないなどという自体が容易に想像できる。
前回、L2TP/IPsecの開通確認でWOL(Wake on LAN)でブロードキャストされたマジックパケットがフィルターに引っかかり破棄されている事を確認した。今回はそれを貫いてみようと思う。 通りすがりさんの提案(VPNは使わず大胆に穴をあける設定) コメント欄に、通りすがりの匿名さんが解決案を提案してくれた。ありがとうございます。今回はこの設定は使わなかったが、頂いた提案をまとめるとこの様な事である。 # ip filter フィルタ番号 pass * 192.168.0.255 udp * 任意のポート番号 # nat descriptor masquerade static 1000 任意の番号 192.168.0.255 udp 任意のポート番号 # pp select 1 pp1# ip pp secure filter in 設定されていたフィルタ番号 フィルタ番号 pp1
前回、wordpressのインストールを終えて、いよいよPHPのコーディングに取り掛かったその続きである。先ず作るのは、RSSクロール用のPHPだ。 どのようなものを作るのかを簡単にまとめると次のようになる。 cronによるキックで定期実行する。 指定したアドレスのRSSを収集しDBへ格納する。 RSS取得にはSimplePieを使用する。 RSSから取得した情報は、1記事リンクにつき1レコードをWordPressの投稿として格納する。 既に投稿した記事リンクは、重複して投稿しない。 作成するPHPはWordpressの変数をインクルードし、共通関数functions.phpを参照する。 cronからのキックは前回検討した通り、wp-cronではなく、Webサーバのcronを使う事にした。RSSの取得にはSimplePieを使用する。WordPressには最初からSimplePieが含まれ
PostgreSQLで日本語全文検索を実装してみる(pg_trgm編) in VirtualBoxで作るCentOS+nginxの検証環境Webサーバ 前回、PostgreSQLに日本語全文検索のために中間一致検索インデックスを付ける方法として、pg_trgm と pg_bigm を導入することを決めた。今回は実際に、導入した作業のを進める。 実際に何をするかというと、pg_trgm を日本語で使うために、PostgreSQLのソースコードを入手し、半角英数のみに限定しているマクロであるKEEPONLYALNUMオプションをコメントアウトしてrpmパッケージをリビルドして入れ直す。それに伴い、以前の記事でバージョンアップした pdo_pgsql と pdo_pgsql も依存関係の問題でインストールされなおしてしまうので、この作業もやり直す。 その次に、pg_bigm をソースから修正せず
前々々回(YAMAHAルーターRTX810と戯れるに至るいきさつ)、前々回(YAMAHAルーターRTX810の選定をする前にVPN方式の選定に至るいきさつ)、前回(YAMAHAルーターRTX810の選定に至るいきさつ)の続きである。 ソフトウェアによるSSL-VPNから、ルータによるVPNへの乗り換えを決意し、方式をL2TP/IPsecに定め、ルータを選定した結果、YAMAHAルーター RTX810 を入手した私が、最初に行った作業が設置作業である。 我がインターネット環境はフレッツ光を使っている。フレッツ光に接続するためには、ONU(回線終端装置)、CTU(加入者網終端装置)、さらに光電話に加入している場合はVoIPアダプタの3点が必要となり、多くの場合、NTTからレンタルで借りるか、買い取る事になる。契約者の環境により、この3つの装置がそれぞれ独立した筐体である場合と、一体型である場合
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