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おみそ汁
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久しぶりのプレスリリースは、物理工学専攻 古澤 明 教授の登場でした。 「Science」(4 月 15 日号)掲載の、画期的な成果といえるでしょう。 イメージビジュアルは、実験系を撮影したこちら。 実は、かなり前から準備していましたが、掲載号が決まりませんでした。 そして、東日本大震災が発生し・・ 今回の記者会見も、古澤先生から、最初に、その旨の挨拶から始まりました。 −東北関東大震災に被災された皆様へ 謹んで地震・津波災害のお見舞いを申し上げます。 いらして下さった記者の方は、多くはありませんでしたが、 とても熱心に質問もしてくださいました。 会見は、「量子」の説明を丁寧にして下さるところからスタート。 でも、いつものように(?)途中から落ちこぼれました。。。 <プレスリリースの内容を一部抜粋して> シュレーディンガーの猫とは、生きた猫と死んだ猫の重ね合わせの状態であり、 観測すると生
ものものしいタイトルですが、実際ものものしい記者会見でした。本日、14時から工学部の列品館大会議室で開催された記者会見。9月10日に 企業の採用活動の早期化が化学・薬学・工学系大学生らの学業に悪影響を及ぼしているとして、東京大大学院の教授らが10日、企業に採用の早期化を止めるよう要望する宣言を発表した。国立8大学・大学院の教授に呼び掛け、32の学科専攻から賛同を得た。 発起人の西郷和彦東大大学院教授らによると、理系学生は早ければ卒業前年度の秋から就職活動が始まるため、学生の研究時間が奪われ、就職が決まった後は学業に身が入らないなどの弊害が出ているという。 特に修士課程の学生は入学半年で就職活動が始まるため問題は深刻で、西郷教授は「学生の能力向上を大きく阻害している。技術立国である日本にとって大きな問題だ」と訴えている。 という記者会見もしました。こちらも工学部が会場になりましたが、化学生命
東京大学工学部発のイベントのお知らせです。 東京大学工学部は、6月14日(土)に 「テクノドリームI:工学〜それは夢を実現する体系〜」 を開催します。 日本は科学技術立国を掲げていますが、若年層の理工系離れが起きています。この原因のひとつを、東大工学部は「かつて工学にあふれていた夢・ロマンを若者が描きにくくなったため」であると解釈し、SFクリエイターを招き、現役の工学部の教員と共に「工学の未来」について語る場を設け、工学の夢を新たに描き直すイベント「テクノドリーム」を開催します。 第1回にあたる今回は、『機動戦士ガンダム』シリーズなどさまざまな作品を通してSFアニメーション界を牽引し続ける、富野由悠季監督をゲストとして迎えます。東京大学工学部の教授陣との異色のコラボレーションで、工学の夢とロマンを語る本企画に、どうぞご期待下さい! 日時:6月14日(土)15:00〜17:00 場所:東京大
機械情報工学科の原田達也講師の研究結果が、asahi.comほかで紹介されています。 どこに置いたか忘れたものを、簡単に見つけられます――。そんな「魔法のゴーグル」を、東京大の原田達也講師と大学院生の中山英樹さんらが開発した。ゴーグルの視野に入った画像が記録され、探したいものを名前で画像検索できる。 ゴーグルには独自開発のプログラムが組み込まれ、見たものの名前を瞬時に認識する。処理速度は従来の約1万倍。過去に学習した名前をもとに、同じようなものを見たら、その名前を推測する能力もある。 文房具や鉢植えなど約60種の名前を事前に覚えさせ、それらの品々をゴーグルで見る実験をすると、「CD」「ハンマー」などの正しい名前がゴーグルの右目部分にある小型スクリーンに映し出された。 …… 原田さんは「膨大なビデオ画像の中から埋もれていた映像を探し出す技術や、人間のような能力をもつロボットの開発などに貢献で
京都大学では、入試の時期になると、さまざまな扮装を凝らした折田先生像が出現して、受験生を暖かく出迎える、ということは話には聞いていましたが……。なんと、大学の公式サイトで京都大学 高等教育研究開発推進機構:平成20年度版 折田先生像についてなんてページが作られているじゃないですか。うーん、素敵な試みです。 東京大学にも大学に貢献した先生方の銅像がありますが、工学部を代表する像のひとつといえば、ジョサイア・コンドル先生の像でしょう。明治時代にロンドンから招聘されたコンドル氏は、当時工科大学造家学科(今の、工学部建築学科)の教授となり、東京大学計画を立案しました。本郷キャンパスの生みの親に止まらず「日本の近代建築」の基礎を築いたというすごい人なのです。この銅像のポーズもかっこいい(かっこつけてる?)でしょ? 片足を曲げ、斜め上目線。 コンドル先生の手元にご注目。これだけのポーズをとっているのだ
女性が見ても面白い無料情報誌R25で現在「理系R25」が配布されています。いや、これは面白い。「オトコを理系にする情報マガジン」と銘打っているのですが、理系出身でも、そうでなくても、オトコでもオンナでも楽しめます。また、切り口が上手いので、25歳というかもっともっと若い年代層でも楽しめるんじゃないかな〜。科学技術コミュニケーションをしたい人にとっても「お手本」となりそうです。「科学技術の入り口」のひとつとして参考になります。たとえば 文科系のための科学力検定 現役ロボ博士が解説する漫画ロボ博士のスゴさとは "理系人"なら誰もが知ってる『キムワイプ』ってなんだ?? とかとか。「現役ロボ博士〜」のコーナーなんて、アトムの生みの親である「お茶の水博士」「天馬博士」、鉄人28号の「敷島博士」、アラレちゃんの「則巻博士」。彼らのなかで「結局、誰が一番の天才?」と現役のロボット研究者たちが「判定」して
本日(書いているのは7日ですが)の14時から16時に工学系研究科の定例記者会見がありました。工学部では、分野ごとで持ち回りで定期的に記者会見を開催しているのです。プレスリリースの準備やら何やら慣れないことで私はムダにばたばた、事務の皆さまはもっと大変でしょう。そして何より発表する先生方、その発表のアレンジをした広報委員の先生方、ありがとうございました。 早速、朝日新聞が記事にしてくれましたね。記者会見が終わったのが16時過ぎ、で、このウェブ掲載記事を私が見つけたのがその日の夜。うーん、すごい早業。 研究チームは、特殊な「光の粒」でディスク表面の温度を調節して磁気記録を安定させ、1平方インチ(約6.5平方センチ)あたり1テラビットの記録密度をもつディスクを開発した。指先大に新聞1000年分の情報が記録できるという。 大津先生のことは、つい最近エントリーしたばかり。こちらになります。近接場光*
カゼがピークに達していて、熱と咳がひどいので軽い話題で。って、いつも軽い話じゃないか、って話もありますが。それにしても咳って体力消耗しますよねえ。 昨日、一昨日と立て続けに二人の方から偶然「内田さんは工学部に進学するとき、抵抗感なかった?」という質問を受けました。実は、まーったくなかったんですよね。理系進学することで「縁遠くなる」と敬遠する女性も少なくないかと思います。理系分野の中でも工学部は特に。でも、私の場合そこまでアタマが回らなかったんですよね……視野も狭いし、先読めないし。猪突猛進だし、と。 数日前に話題になっていたid:Banyouさんの「万有引力 - はてなダイアリーが女子ウケしない理由」とか読んで、改めてそうなのか〜と思ったくらいの私ですから(私的なブログであるid:kasokenもはてなダイアリーですし。はてな記法とか大好きですし。読みに行く女性の書いたブログもほとんど、は
今さらながら、ですが7月16日に放映されたカンブリア宮殿の小宮山宏総長の回を見ました。副広報室長であり、今度の第4回・工学体験ラボ(T lab)の講師でもある大久保達也教授(化学システム工学)のところにお邪魔したところ、見逃してしまったその番組を焼いたDVDを発見したので、無理やり奪ってお借りしてきたのでした。 学内の「技術」を売り、産業界と連携して資金を調達する……という大学運営は、いかにも工学系出身の「工学部マインド」だなという感想。そして「企業は10年後が読めることはやるけど、先が読めないことは単独ではやらない。それを大学と一緒にやりたいと思っている」という発言にも納得であります。 小宮山総長は、工学部化学システム工学科のご出身。余談も余談になりますが……工学部化学系三学科(応用化学・化学システム工学・化学生命工学)は、まとめて「5号館」と呼ばれるます。三学科が5号館にあるから「その
下のエントリーに書いた、堀井秀之教授(社会基盤学)の話から、私自身が印象的だったものをひとつ。皆さんは「工学」に一番近い学問として、何を思い浮かべます? 同じ理系だから「理学」? 他にも「医学」「薬学」「農学」……などいろいろな分野を思いつくでしょう。でも、堀井教授の答えはこれ。なんと「法学」ですって。法学と工学の共通点はどちらも「財の希少性から起因する問題の解決」である、と。 工学 財を生産することによって解決 法学 財所有の正当性明示によって解決 なあああるほど! 思いもつきませんでした。確かに世の中にある財は限りがある。その限りある財を「ものづくり」によって付加価値をつけるのがエンジニアリング……つまり、工学という分野なのかもしれません。
先のエントリーで書いたように、はてなキーワードというシステムを使って「開かれた知」を目指し、科学技術に関わるキーワードを増やしていきたいと思っています。とはいえ「はてな」という場ですから既にキーワード化されているものも多いかと予想されますが。 私があるキーワードを作ったとしても、このキーワードは「はてな市民」であれば誰でも書き換えが可能です。ですから「この方がいいんじゃない?」と思われたら、がんがん手を入れて書き直してください。修正されるのは大歓迎! よろしくお願いします。そうすることで、科学技術に関するキーワードがブラッシュアップされていきますもの。これぞ開かれた知の集積なり。 同じく「開かれた知の集積」としてWikipediaというスゴいものも存在しますが、どうせ作っていくのならばWikipediaとはまた違ったキーワード集にしたいですよね。そこで、ここのはてなキーワードで書くときは「
高校生のためのオープンキャンパスが 8月6,7日開催されました。 工学部は6日のみの参加。 でも、公式受付でも1600名が来てくださいました。 たぶん、公式受付されていない方もいらっしゃったので、2000名くらいではないでしょうか。 暑い中、ありがとうございました。 8つの模擬講義も盛況でした。 立ち見となってしまい、入れなかった方、申し訳ありませんでした。 一部の講義はPDF資料を下記のページからご覧いただけます。 http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/public/opencampus/OC20140806_mogikougi.html また、今後東大TVでの公開も予定していますので、お楽しみに。 女子学生向け企画も、会場が満席になるほどで、アンケートを追加印刷。 130名以上の参加者がありました。 暑かった一日、 工学部広報ラウンジTloungeでもたくさ
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