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おみそ汁
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音楽であったり、お店(○○ログとか)のレビューであったり、ゲームの評価であったり…まあなんでもいいんですが、基本的に批評というものは 「分析・比較・感想」 の3点からなるものだと思って、読んだり書いたりしています。 「分析」がなく、ただ他のものと比較されたり感想を並べられたりしても、「それがどういうものなのか」がわからない。 「比較」がないと、それが具体的にどうすごかったりどうダメだったりするのかがわかりにくい。 「感想」がないとつまらない。 もちろん、配分はレビュー対象によって、記事のスタイルによって変える必要がある。 なんか頭よさそうな批評がしたければ「分析・比較」の方を、質も量も充実させなければいけない。 好きなものをただ「好きだ!」と叫びたければ、ただただ「おもったこと」を書き綴ればいいんだ。 ただ、「好き」をだれかと共有したければ、分析や比較ができると、より他人に「自分はなにが好
過去にも何度も書いてきたけど、なんかちょっとTwitterの方で反応があったので。 あと最後に気付いたのですが、これは当然ながら「最低限の技術があった上で」の話ですね。 もし大した技術もないのに「上手いだけではダメ」と言われた場合、「いかにも私って上手いでしょうって言わせたいように見える、そういう技術の使い方や態度が鼻につく」と訳すのが適しているかと思います。 「上手いだけではダメ」なら、何が必要なのか1 「上手いだけではダメ」とは一部ではよく言われることですが、何がダメかというと、そこに「個性」がないからです。 こういうと「個性が大事とか、ゆとり教育かよ!世界に一つだけの花とか真に受けてんのかよ!」とか思われがちなので言い換えると、 「代替不可能性」 とでも言うものがないと、なかなか世の中に受け入れられていくことは難しい。 「上手いだけではダメ」と言われた場合、半分程度の場合は「そのくら
感覚記憶→短期記憶→長期記憶 ・感覚記憶を有効に使うには ・短期記憶の特徴と容量について ・長期記憶を「想起」しやすく保つために ○復習 ・感覚記憶 目や耳などの感覚器官で受け取った感覚を、「とりあえず」「なんとなく」保持するための記憶、それが「感覚記憶」です。 見るもの聞くもの全てを記憶…なんてことをしていたら凄まじい容量になってしまいますので、「特に注意を引かなかったもの」「特に重要でないと判断されたもの」の記憶は、数秒で消えてしまいます。 そして、膨大な量の情報が入っては消えていく感覚記憶の中で、意味がある情報だと「選択」された情報だけが短期記憶に送られます。 ○感覚記憶を上手く使えると… 感覚記憶の容量自体を増やしたり質を上げたり…というのはなかなか難しいですね。 そもそも無意識の領域に近いので、容量がどれほどあるのか認識すること自体が無理ですし。 では、「感覚記憶が優れている状態
最近のインターネット空間でよく言われていること とりあえず、評論…というかダメ出しするだけなら、何に対してでも、いくらでもできる。 というのも、世の中におけるあらゆる「作品」とか「表現」というものは、何かをよくしようとすればそれは必ず何かとトレードオフになっているので、何かを得るために「捨てた」部分を「これができていないからダメだ!」と声を上げればいいだけだから。 そして、「流行ってるものを貶す俺かっこいい」とか「なんでもいいから馬鹿にしてストレスのはけ口にしたい」みたいな欲求が世の中から消えることはないので、なんの役にも立たない批判のための批判ってのが世の中にはたくさんある。 インターネット言論空間上にはそういうニワカ評論家が増えすぎていて、いちいち真に受けながら暮らすと精神的につらい、という話も最近よく聞く。 一方で、「インターネット上の評論なんて全て等しく価値がないんだ!」とか「どう
随分と間が空きましたが、最近なんでもスマホとPS4とVitaで済ますようになっちゃって、なかなかPC開かなくなっちゃっててさー。 でもブログ書くにはやっぱりPCですな。 最近ネタに困っているので、前回の記事に引き続き、超基本的なところを復習してみる。 発声とブレス 声帯の二枚の「ひだ」の間を呼気が通り抜けると、空気の流れによって声帯が開閉し、空気の流れに疎密波が起こり、声の元になる音(声帯原音)が鳴る。 という仕組みになっています。 ここで注意しなきゃならないのが、声ってのは「声帯の開閉によって起こる空気の疎密波」だってことね。 声帯が閉じれば声帯直下の空気の圧力は一時的に高まり(密)、声帯が開くと声帯直下の空気の圧力は相対的に低くなる(疎)。 そうして、声帯の開閉に伴って、疎→密→疎→密→…という風に空気の流れに「ムラ」ができて、このムラ=波・振動が「音」なのです。 大きな声を出すには、
1 はてな界隈では何故か、「天才」がどうのとか「才能」がどうのとかいう話が定期的にバズる印象があって、この間もバズるかなーと思った記事がいくつかあったのだけれどもそんなでもなかった。 なんだか、「天才」がどうのとか「才能」がどうのとかいう話に関しては、私の経験だとどうにも「言いたいことはわからなくもないけどピンとこない」ことが多くて、なんでだろうと考えることがよくある。 最近、その「ピンとこない」原因の中で割合が大きいなあと思うのが、「天才性」「才能」ってやつには A.初期レベルがめちゃくちゃ高い B.レベルアップ速度がとても速い C.限界レベルが異常に高い D.レベル関係なく、ユニークスキルを持っている みたいな要素があるってこと。 それをゴチャゴチャに語ってしまうと、話がわからなくなってしまうよなーって思う。 なんかテレビゲームっぽい思考モデルだけど、 人間の能力は、ゲームのポイント割
最近なんだかやたらと「鼻声」の過去記事が参照されているようなので。 まず、「鼻声」っていう言葉が、曖昧過ぎて、真剣にボイストレーニングを考える上ではあまり使えない言葉であることに注意。 タイトルのこころですが、あんまりに色々な症状が「鼻声」という言葉でくくられてしまっているので、「鼻声」の治し方を聞かれても応えようがないんですね。 「鼻声」と言われても本当に症状は人それぞれですし、だから治し方もばらばらなんです。 「鼻声」というところで思考停止してしまっては何にも解決しないですし、だから「鼻声」って言葉はあんまり使いたくないんですよ、本当は。 もう一歩掘ったところで考えたい。 「鼻声」とは、その1 過去記事でも書いたのですが、 「鼻腔共鳴が全然足りなくて、鼻が詰まったような声になってしまう」 「鼻腔共鳴以外の共鳴が足りなさすぎて、鼻にかかった嫌味な声になってしまう」 …という、原因も結果も
久しぶりのメンタル記事。 最近読んだ記事 「あなたには無理」と足を引っ張られても自分のリミッターをはずすには:永井千佳の音楽ブログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ なんでニコニコの「歌ってみた」の紹介文にネガティブなこと書くの? - daiouokaの徒然日記 この辺を読んでて、そういえば「セルフハンディキャッピング」について書いてなかったなあ、と思い出し。 セルフハンディキャッピングとは 「セルフ」→自らに 「ハンディキャッピング」→ハンデを与える …という言葉の意味そのまんまなんですが。 よく知られている例が、テスト前になると突然「いやー、俺まったく勉強してないわーヤバイわー」と言い出してみたり、突如「大掃除」みたいな勉強とは関係ないことをしはじめたり…みたいな、 「はじめる前から言い訳づくり」「失敗する理由探し、失敗する理由づくり」 みたいな言動をしてしまうことですね。 これ
先週の記事が割と好評だったので、なんとなく今週もモバマスアニメ関連で何か書かないといけないような謎の義務感で書いてみるエントリー。 考察じゃないぞ、感想だぞ、というか自分語りの一種だぞ。 まあ色々と余計な一言を語りたくなるのも、いい作品の特徴だよね。 教科書通りの内容ではないので、「メンタル」タグはつけようか迷ったけど一応つけないでおく。 心の天秤の話 モチベーションってのは単純じゃないからモデル化して考えるのは非常に難しいんだけど、敢えてモデル化して考えるときには、「天秤」をイメージすることが多い。 「やりたい皿」と「やりたくない皿」があって、その双方にあらゆる「理由」が載せられていく。 で、そのバランス、傾き具合によって「モチベーション」のあるなしが行動や態度として現れてくる。 そんな感じ。 皿の上には何がどのように載るか ポジティブな理由が「やりたい皿」に、ネガティブな理由が「やりた
アニメ、アイドルマスター・シンデレラガールズの6話が一部で話題ですね。 というわけで、週の頭から泥酔エントリー。 勝手に書き殴る系エントリーなので、あらすじ等は興味持ったら各々調べる方針でお願いします。 魔物が棲んでる ある程度、ステージに上がったりする活動をしたことのある人には、ものすごくリアルなお話だったんじゃないかと思います。 というか、私自身が、未央に自分を重ねてしばらく興奮で眠れなくなってしまったのですが。 逆に、あんまりそういう活動したことのない人には、ラストのあの反応はわかりにくいんじゃないかなー、と思ったり。 ある人曰く、「客が思ったより入らなかったからって、モチベーションが変わっていいのかよ」と。 また、ある人曰く、「客が少ないからがっかりするのはわかるけど、満員状態よりやりやすいんじゃない?」と。 さらにある人曰く、「最初ちょっとがっかりしたところで、アイドル目指すくら
復習 母音は「母音の作られる位置と、唇をどのくらいすぼめたか」によって決まります。 母音の作られる位置は、 ・上下→口をどのくらい開けたか、舌をどのくらい上げたか ・前後→舌のどの位置が最も高くなるか によって決まります。 唇をすぼめた母音が円唇母音、唇を特にすぼめない母音を非円唇母音と言います。 上の図を大幅に略すとこんな感じ。 狭く、前で作られる母音が「い」、最も広い母音が「あ」、狭く、後ろで作られる(唇もすぼめた)母音が「う」となります。 母音の「前後」について で、前回も話した通り、この母音のV字モデルは、大きくしたり小さくしたり、前後左右に偏らせたりすることができます。 今回は「前後」について話すわけですが、「前後に偏らせること」もできるわけ。 ・極端に前に偏らせた(あいうえおを全部を前舌で出した)状態 全体的に「い」や「え」を混ぜたような母音。 ・極端に後ろに偏らせた(あいうえ
感覚記憶→短期記憶→長期記憶 感覚記憶を有効に使うには 短期記憶の特徴と容量について ・長期記憶を「想起」しやすく保つために ○復習 ・長期記憶 感覚記憶で選択され、短期記憶で保持・強化した情報を、長期に渡って貯蔵していく記憶領域が「長期記憶」です。 …普通、ものごとを「記憶した」と言えるのは、この段階に入ってからですね。 容量は非常に大きく、「ほぼ無制限に情報を溜め込める」と言う人さえいるほどです。 また、長期記憶の維持期間も「ほぼ半永久的」と言われています。 情報を記憶として取り込むことを「記銘」、それを保存することを「貯蔵」、貯蔵された記憶を思い出すことを「想起」と言います。 …つまり、「貯蔵」したらあとで「想起」、つまり情報を「検索」して見つけ出さなくては、記憶した意味が無くなってしまいます。 「きっちり覚えたはずなのに、いつの間にか忘れていた!」というのは、記憶が消えて失われたわ
結論から言うと… ・人間、モチベーションが高い時は「ほどほどの成功率」の課題をやりたがる ・逆に、「ほどほどの成功率」の課題をやっているとモチベーションが上がってくる という傾向が人間の心理にはあります。 この傾向を知っておくと、練習中のメンタルコントロールがしやすくなりますね。 アトキンソンの実験。 COBS ONLINE:連載 女医マヤのビジネス心理学 17 『入社試験が輪投げで決まる!』 心理学者アトキンソンは、こんな実験を行いました。 まず被験者たちに心理テストを実施し、それぞれの被験者が、この「達成欲求」をどれだけ持っているかを調べました。 そして彼らを、この達成欲求が「強い人」と「弱い人」と分けたのです。 さらに彼らに、さっきの問題とまったく同じ条件の下で、「輪投げ」をやらせました。 ここで実験者が測定していたのは、「実際に入ったか入らなかったか」ではなく、「被験者がどの距離か
さて前回は非常に大雑把に発声法の歴史を紹介しましたが、なんだか素人ボイトレ界隈ではそういう知識が 「部分的にのみ伝わってたり」 「文脈や前後関係を無視して伝わってたり」 するせいで、よくわからない感じに迷信化していることがあったりなかったりします。 その辺の話をしたら案外盛り上がったのがこの記事だったり。 社会学者が合唱コンクールについてつぶやいたら炎上したので。 - 烏は歌う 今回は、私の個人的な偏見で、そういう「ありがち」な勘違いについてチョイスして羅列してみる記事。 かつて書いてきた内容と被る部分が多いとは思うけど、改めて。 「頭声」の方が「胸声」より良い声である 「ヘッドボイス」や「チェストボイス」より「ミドルボイス、ミックスボイス」の方が優れた声である そんなことはなく「適材適所」で考えるべきなんです。 それぞれに得意な音域、得意な表現がある、というだけの話で、声区に絶対的な優劣
古いボイトレ方法 現代的、科学的なボイトレ法が研究される前は、 「表情、姿勢、手や脚や腹の動きをコントロールするのだ!」という「外形上に働きかける間接的なトレーニング」 か、 「声を特定の場所に置いたり響かせたり飛ばしたりするのだ!」という「イメージに働きかける抽象的なトレーニング」 しかできませんでした(雑な説明)。 「直接的」で「具体的」なトレーニングってのは、なかなかできるものではありませんでした。 なので、 「才能がある人は模倣で伸びることもあるけど、才能無いやつには何を言ってんだかさっぱりわからん」 「トレーニングの属人性が高すぎて、あるトレーニングが他の人には全く効果ないなんてこともざら」 「声に良い気がする…と思ってたトレーニングが実は思い込みで、実は効果なかったり逆効果だったり」 ということが頻発してました(雑な説明)。 科学的ボイストレーニングの祖、御三家 で、そんな状態
「軟口蓋」って何のためについているかといいますと。 軟口蓋は発声にも関わるんですが、生理的にもっと重要な機能として「鼻の空間と、口や喉の空間を分ける」という大事なお仕事を軟口蓋はしています。 これが上手く働いてくれないと、口で食べたものが鼻に逆流したり、ものを飲み込もうとする圧力が掛からなくて上手く飲み込めなくなってしまいます。 図を自分で描くのが面倒なので図つきのところから引用しますと、 ヒトは、飲み物や食べ物を摂ったり、会話をしたり、楽器を吹く時は、呼気(肺からの空気)や食物が鼻に抜けないように、軟口蓋(上顎の奥の軟らかいとこ ろ)などで蓋をします。このことを鼻咽腔閉鎖機能といいます(図)。 「口 唇口蓋裂のことば 九州大学歯学部附属病院 言語聴覚士 緒方 祐子」 http://www.dent.kyushu-u.ac.jp/tsubasa/j_ogata.html より引用 声が上手
前回の記事について、急に加熱したアクセスも落ち着いて来たので、反省・補足エントリを書いてみる企画その1。 …「学校教育における集団活動の思い出(「合唱」も含まれる模様)」は、はてなーのトラウマスイッチを踏んでしまい極端な議論を呼び起こしやすいというポイントを忘れていたのは私のなによりの失態である。 「合唱っぽい顔」とは何か ここを想像に任すと話しが一向に収束しないだろうと思ったので、自分なりに整理してみよう。 歌うときは… ・大きく目を開いた方がいい ・鼻の穴も広げた方がいい ・口も縦に大きく広げた方がいい …などというような指導を 「予防的に」 「できるだけ」 「全部盛りで」 って感じでやり込むと、いわゆる一般的に「合唱してる人に特有な顔」というものにたどり着くんじゃないかと思います。 つまり、「顔中の、穴という穴を全開にすることが理想となる発声法」のこと。 ※あくまで誇張的表現 そりゃ
アウトサイダー合唱人な私にとっては、どっちの立場もわかるのでなかなか面白い炎上騒ぎであった(対岸の火事感)。 ※色々と追記してもまだ誤読が多いのでさらに追記して明記しておくと、 ・この記事の本題である「表情」云々の話は、元ネタの古市氏の一連のツイートから見たら「傍論」ですよ! ・色々な方向に燃え上がっている中で、「脇で盛り上がっている話題」「横で色々つぶやいている人々」が面白かったからまとめたんだよ! ・古市氏が「表情の話」をメインにしていないことなんて、知ってるよ! ・古市氏の元ツイートは記事の最後に追記したよ!「合唱の人は整形した方がいい」なんて言ってないのは(私がリアルタイム&現在確認した範囲では)確かだよ! ・そのこと(整形しろって言ったか言ってないか問題とか、古市氏の本来の問題意識)と、「この記事の本題」である「合唱っぽい表情についての話」は全く関係ないよ! 発端 だそうなので、
さて、4月です。もう終わりそうですが。 春は出会いと別れの季節ということで、新しい先生と出会ったり、あるいは何らかの事情で「先生」と呼ばれる立場になってしまった人も多いのではないかと思います。 そんな時期なので、私のはてなブックマークの中から、「教えたり、教えられたりするときに大切なこと」を掘り返しつつ思い出そうという日記。 4つほど、ブクマしといてよかったなあ、という記事がありましたので、それを紹介します。 1 まずはこの記事。 「盗んで覚えろ」では部下が育たない理由 「褒める」とは、どういうことか|ハーバードの「ベストティチャー」が教える 自信は「この瞬間」に生まれる|ダイヤモンド・オンライン 普通に経験を通して身につけようとしたら何十年、何百年とかかることを数ヵ月、数年で圧縮して伝える。これが教育です。 人を育てる時に一番大切なのは「褒めること」です。たとえば、部下が仕上げてきた仕事
全習法か分習法か 学習や練習において、自分にとって今必要なのが「全習法」なのか「分習法」なのかを意識すると、効率が上がるときがあります。 「全習法」というのは、課題をひとまとまりのものとして、最初から最後まで通して練習するという方法ですね。 対して「分習法」というのは、課題を幾つかの部分に分けて、一つずつクリアしていく練習法になります。 課題曲の練習、という例で考えると… ・とにかく頭から最後まで通して練習する→「全習法」 ・幾つかの部分に分けて練習する→「分習法」 という感じになります。 「全習法」のメリットは、(課題をやり通せる実力があるなら)効率がよいこと、効果が高いことです。 また、「体系的」な考え方を身につけるのにも、「全習法」は有効なやり方になります。 デメリットとしては、どうしても「一区切り」に辿り着くまでの時間がかかってしまうので非常に疲労感が溜まりやすかったり、「評価」の
なんか3年も前の記事が突然Twitterで出回りまくっててびっくり。 モチベーションを下げる罠、「アンダーマイニング効果」にご注意。 - 烏は歌う なんだかPixivやニコニコなどの創作クラスタにとって「アンダーマイニング効果」の話というのはすごく「刺さる」話だったみたいで、かつてない感じに拡散されております。 アンダーマイニング効果とは、要するに 「外発的モチベーション(飴と鞭)に頼って行動すると、内発的モチベーションがいつのまにか減退してしまうことがある」 という話でした。 単なる「あるある」な現象なんですが、こうやって「名前」を与えられると、 ・名前を与えられることによって、今までモヤモヤと感じていたものをハッキリと認識できる ・名前を与えられることによって、「自分だけの悩み」が「一般化」されて他人と共有できたり、学問的な解決法を探ったり、「自分だけじゃなかったんだ」と安心したりでき
又聞きの又聞きをブログに書くのはそんなによろしくないのですが。 ◆コブクロと桑田さんの言葉だと、ガゼン説得力が(笑)|★上手く歌うより、旨く歌おう!「歌の魔法」ブログ 先日、レッスンで生徒さんが、 「先生!この前、Mステで コブクロの小渕さんが言ってました!」 Mステで、コブクロとサザンがゲストトークしていたそうですが、 そこでコブクロの小渕さんが・・・ 桑田さんの歌い方は、本当に小さく歌っていて、 あんなに小さく歌っているからこそ、 力強いパワフルな声を出せるし、 声帯に負担をかけずにずっと長い間 歌っていけるんですよね。 自分もついつい声の負担をかけて スランプに陥っちゃったときは、 桑田さんの、あの <いかに小さく声を使うか> って事を見習っている ・・・というようなことをお話しされていたそうです。 桑田佳祐と言えば、それこそ「力強い声の歌手」の代表例として出てくるような人物。 でも
過去に、はてブのホッテントリで見た記事 滑舌が悪くて悩んでる奴、俺が治し方を教えてやる | ライフハックちゃんねる弐式 「心理的ブレーキ」という独自用語(?)が引っかかるとわけわからなくなりそうな感じだけれども、概ねいいこと書いてある。 ただちょっと「喉開く」とか「腹から声出す」の概念はちょっと妖しいし、母音関係の認識がよく見えないので、マトモなボイトレ受けた人なのかはちょっとわからない。 なんで滑舌が悪くなるのか 私の分類だと、「滑舌が悪い人」というのは、 1.正しい発音をしっかりやろうとすればできるのに、やってないだけ 2.正しい発音の仕方が(感覚的・知識的に)わかってない、誤解している 3.正しい発音をするための能力(筋力など)が足りていない 4.身体的な性質のせいで、正しい発音が不可能 …という4区分。 で、ほとんどの人は1〜3の中に入るわけです。 諦める必要がある、4の人ってそん
前書き 俺のはてなブックマークの「あとで書く」タグが火を噴くぜ! …ってことで、今日も前回同様に永井千佳氏の記事を紹介というか整理する、私用メモみたいなもんです。 さて、「正しい音で歌えるかどうか」「音痴かそうじゃないか」って、「音感」の問題で、「ボイトレしてもどうにもならないんじゃ?」ということをよく言われるんですね。 「音感」さえあれば正しい音で歌えて、音感が悪ければ何やっても無駄、みたいな。 それも一面では正しい部分もある。 でも実際は、たとえ「絶対音感」を持っている人であろうが、発声に問題があれば、歌ってみると意外に「音痴」になってしまうことは多々あります。 それに、ある程度ボイトレをすれば「自分の音感に応じたレベルの音程感覚で歌うことはできる」ようになるので、一般的な音感を持っている人なら、他の一般的な音感の人に「音痴」とは言われない程度には歌えるはずなんですよ。 というわけで、
さて、最近更新が滞りがちですが、身内の合唱団で「発声関係の勉強会」をやろうという話になりまして。 とりあえず、割と暇で、かつ団の中ではそこそこ勉強している部類の私が資料作ったり内容の計画立てたりしてるんです。 で、そっちの方に気力を使っているため、ちょっと更新頻度が落ちたりしてます。 で、そんな資料作ったりしながら思い出したのが、昔ホッテントリになってたこの記事。 マニュアル本の作りかた - medtoolzの本館 動作を言語に落としこむのは、簡単なようでいて案外難しい。 その作業に慣れている人ならば、「こうやればいいんだ」と演じてみせることはごく簡単なことなのに、「こう」を言葉に置き換えたとたん、「こう」は遠のく。動作を言葉に置き換えて、誰にでも再現可能な作業から結果を導けるような文章を作れる人は少ない。 作業の過程を記述するのは難しい。慣れた人が内的にやっている動作は、その人にとっては
目指せ!舌技マスター! ぐるりと回して、舌全体を鍛える まずは、定番から。 舌筋を鍛える簡単なトレーニング方法 これで滑舌が良くなり歌にもプレゼンにも効果があります:永井千佳の音楽ブログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ 1、口を閉じます。トレーニングの最後まで口は閉じています 2、舌を下唇と下歯茎の間にさし込みます 3、舌の先に力を入れて、右端から左端にゆっくり移動します もしメトロノームがあれば目盛60で5拍かけて移動します 4、左端までいったら、そのまま力をゆるめずに右端に戻ります 5、以上を3往復みっちり行います 6、3往復終わったら、今度はそのまま上唇と上歯茎の間に移動 7、同じように3往復行います 舌って、要するに筋肉の塊ですので、鍛えてやれば強くなります。 そういうわけで、舌の筋トレですね。 舌の筋肉が強くなると、滑舌も良くなりますし、発音がクリアになると声質も綺麗に聞
この記事が、昨日朝の人気エントリに上がっててさ、反射でブクマしといたんだけど。 腹式呼吸で歌うたえないやつwwwwwwwwwwwwwwww BIPブログ 案の定、途中から「腹から声出すってどういうこと?」「喉開くってどういうこと?」みたいな流れになり、 全部出来る人の感覚をそのまま言葉にしてるからね その感覚を知ってる人だけがなんとなくあああれかってわかるようなもの 正直言ってわからない方は余計混乱するだけなんだよな というオチ。 まあ、この言葉に尽きるんですよねー、実際。 この話は中盤以降の「2chとボイトレって相性悪いなあ、と思う話。」に続きますが、先に、この記事にも出てくる「発声ジャーゴン」について説明していきましょうか。 よく使われる、発声用語に関して ボイトレ熟達者が軽い気持ちで言っては素人に「意味不明」と言われる用語(個人的に、発声ジャーゴンと呼んでいる)について、代表的なもの
能書き 所属してる合唱団からまだ次の楽譜が届かない(というか、まだ次に演る曲決まってないっぽい)ので、非常に手持ち無沙汰で、ならば今こそ基礎を確認しなおすのだ!という意図で、合唱っぽいボイトレとしては本当に基礎的な練習を最近やってまして。 それで今回は、よく参考にさせてもらっている合唱指導者の永井千佳氏のブログから、基礎的なエクササイズを一通り紹介する感じで更新いたします。 あんまり書き足すべきことがあるわけでもないので、本当に羅列です。 ニュースサイト風!?…と言えばだれかゆるしてくれまいか。 能書き2 筋トレ気分でやってください。 集中して、短時間で効率的に行うことが大切。 ボイトレでやる動作としては、「実際に歌うときにやるべき動作」と「トレーニングのときしかしない極端な動作」があって、どっちかというと今回紹介するエクササイズは後者が多めですので。 気長に基礎的なこれらのボイトレメニュ
最近なんかこのブログ暗いので、気分転換にネタエントリを一発。 もちろん、衝動的にやったことなので、かなり時期ハズレなネタである。 ソードアート・オンライン(第一期)OP「crossing field」のサビが… どうもニコニコもYoutubeも著作権的にアレっぽい動画ばかりなのでブログに動画は貼りませんが…。 crossing field【通常盤】 アーティスト: LiSA出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2012/08/08メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る この曲のサビにはある「空耳ネタ」がありましてね。 サビの 「小さな思い」 が、 「ちいさな おっぱい 」 に聞こえる、 という、しょうもないネタが(笑)。 今Googleで検索したところ、「crossing field おっぱい」で約 51,100 件。 …ちなみに私、このアニメは諸事
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