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「NAND売却、もったいない」 川西剛・元東芝副社長:朝日新聞デジタル
東芝の半導体子会社「東芝メモリ」が、米投資ファンドのベインキャピタルが率いる「日米韓連合」に約2... 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」が、米投資ファンドのベインキャピタルが率いる「日米韓連合」に約2兆円で売却された。かつて半導体で世界を席巻した日本勢の落日を象徴する出来事だ。東芝の半導体部門の立役者だった川西剛・元副社長(89)に日本の半導体業界が衰えた背景を聞いた。 ――東芝が東芝メモリを売却しました。なぜあれだけ世界を制覇した日本の半導体が次第に衰退したのでしょうか。 「確かに半導体のデバイスそのものをつくっているメーカーはだいぶ減りましたが、東京エレクトロンなど関連の装置メーカーや材料メーカーはまだまだ強い。それにソニーもある。世界のイメージセンサーの40%をつくっていて、しかも、どこも追いついていない。ただし、かつて世界市場の5割を占めた日本の半導体の売上高が、いまや10%を切ってしまっているのは確かです」 「汎用(はんよう)品で韓国、台湾、中国に負けた。システム品では、オーディオ
2018/06/04 リンク