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言葉の限界を突破するために、『シュレディンガーの哲学する猫』 - RyoAnna
学生時代、図書館に籠もってフーコー、ジル・ドゥルーズ、浅田彰、柄谷行人などの哲学書を読み漁った事... 学生時代、図書館に籠もってフーコー、ジル・ドゥルーズ、浅田彰、柄谷行人などの哲学書を読み漁った事があった。覚えているのはリゾームや交通などのキーワードだけだが、今にして思えば、辞書を片手に必死に理解しようとしたあの時の読書体験が、私の言葉を形成したのかもしれない。 Kindleストアで目に留まった本『シュレディンガーの哲学する猫』が面白かった。 シュレディンガーの猫とは、物理学者のシュレディンガーによる思考実験。猫と毒ガスと発生装置が入った箱は、蓋を開けて確認しない限り、生きている猫と死んでいる猫が同時に存在するという理屈。この猫が作中に登場し、各章で偉大な哲学者に化ける。 例えば、ウィトゲンシュタインに化けた猫はマッキントッシュを見て尋ねる「これは、計算機の類いかな?」。主人公は説明する「このマックからは、これまで使っていたコンピューターには感じた事のない、溌剌とした躍動感、笑みのような
2013/05/06 リンク