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会話術
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文字符号、とくにユニコードがどのようにしてつくられてきたのかを、当事者自身が、当時の資料や議事録などをもとに振り返りながら、世界的なバトルの様子に焦点をあてて時間軸に沿って書きつづった読み物。世界の文字符号であるユニコードと日本やアジアの文字符号との整合性をとっていく過程などを赤裸々に告白。日本人にとって苦手な英語を著者はどうやって習得していったか、その過程を詳しく述べることによって、英語を学ぼうとしている人たちに方向性を示唆。国際標準化バトルの世界で本当に必要なこととは何かを教えてくれる一冊。 本書は、現代の情報通信技術の地球規模での共通基盤である符号化文字集合標準(いわゆる文字コード)となっているユニコードとISO/IEC10646の普及と変容の過程を描いている。記述は原則的に筆者自身の実体験に基づいている。 符号化文字集合のみならず、情報標準は、一般のユーザーにとっては、通常は意識に
以前,このコラムで図書館の上に住んでいたと書いたことがある。マンションの1階に区立図書館があったにすぎないのだが,ある司書にお会いした際,初対面の挨拶もそこそこにこの話題を持ち出されたことがある。図書館関係者に覚えのよいこの文化的な(?)住まいも今は引き払い,郊外のニュータウン住まいである。宮崎駿監督がアニメの舞台に取り上げている街で,『耳をすませば』の主人公のお父さんが勤めていた(としか思えないほどそっくりな)図書館も散策のテリトリーにある。 誰にも図書館に対しちょっと特別な思い出があると思う。きっと異化された世界への入口なのだ。開架式書棚で本を探していると,目的外の本に長時間読みふけることが多い。あれは本の精霊のイタズラに違いない。 究極の図書館サービス 図書館サービスを突き詰めると最後に残された課題が,「24時間開館」と「非来館型貸出」となる。その両者を実現するものとして,電子図書
はじめに この本を手にとっているあなたは,バイオインフォマティクス(生物情報学)が情報技術を使って生物の謎に迫る研究分野である,ということはすでにご存知のことでしょう。その代表的な成果のひとつであるBLASTなどの配列類似性検索ソフトウェア程度であれば,インターネット上で提供されているものをすでに利用しているかもしれません。しかし,ここ数年で配列決定のスピードはこれまでと比べものにならないほど速くなっていますし,トランスクリプトーム,プロテオーム,メタボロームなど大規模なデータがどんどん得られるようになっています。 これらのデータを活用して本格的に解析を行なおうという場合には,大量のデータを1つずつウェブを使って解析していては間に合いません。自分や研究室のコンピュータを利用してコマンドやちょっとしたプログラムを活用できれば,数千から数万の遺伝子を対象とした大規模な解析や,自分の研究目的にカ
オンデマンド出版ブーム 1999年出版界の十大ニュースを考えると,トップが「3年連続のマイナス成長となった長引く出版不況」。それに続くのが「オンライン書店の成長」と「オンデマンド出版」ではないだろうか。特にオンデマンド出版は,大手取次,書店,印刷会社が次々とサービスを発表したことでブームとなっており,過剰在庫に悩む出版界の救世主としてやや過熱気味に報道されている。当面,品切れ絶版本の出版や少部数出版への利用が期待されているものの,それだけでは極めてニッチな市場である。将来オンデマンド出版がもたらす可能性も含め考える必要がある。 オンデマンド出版とはBook On DemandあるいはOn Demand Publishingともいわれ,それぞれBOD,ODPと略されて呼ばれる。このことはゼロックスが93年にDocuTechを販売した際のキャッチフレーズPrint On Demandから始ま
始めに,読者の皆さんに簡単なクイズである。「日本で一番売り上げの多い書店チェーンはどこか?」おそらく,多くの方が紀伊國屋書店か三省堂書店と考えたのではないだろうか。残念ながらハズレである。「では丸善書店か旭屋か」それもハズレ。となったあたりでお気づきの方もいると思う。そう,一般に本屋と呼ばれるチェーン店ではないのである。正解は「セブンイレブン」である。 セブンイレブンは1993年に雑誌・書籍の売り上げが1000億円を超え,同時に紀伊國屋書店を抜いて日本一の書店となり,業界に大きな衝撃を与えた。昨年度の紀伊國屋書店の売り上げは1125億円(97年8月31日決算)。これに対し,セブンイレブンは1392億円。コンビニエンスストア(CVS)全体の雑誌・書籍の売り上げは5455億円で,何と出版物総販売額の15%を占めている。そのうち雑誌は約95%を占め,圧倒的である。CVSが90年代の出版界の量的
阿久井 喜孝 編著滋賀 秀実 編著 定価39,600円(本体36,000円+税) ★★★『軍艦島実測調査資料集 追補版』電子書籍発売!★★★ 書籍はすでに品切れの『軍艦島実測調査資料集 追補版』が電子書籍として発売!現在では調査不能な実測の成果が写真と図版で復元され、パソコンやスマートフォンで閲覧ができます。 くわしくは書籍紹介ページをご覧ください。
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