1. ちく、たく、ちく、たく、ちく、たく、ちく、たく……。 時計の針に、追い詰められる。 「はい、はい、ええ、ええ、必ず明日の十二時までには……」 携帯電話を握り締め、トキは相手に見えるわけもないのに、深く何度も頭を下げた。 ベテランの編集者は締め切り破りなど慣れた様子で、では明日の正午に、と事務的に告げて電話を切った。 ぱたん。 携帯を閉じ、軽い八つ当たりを込めてこたつの上に投げ出す。 開いたノートパソコンの、液晶画面には真っ白なままのワードのウインドウ。 「明日の昼までに……」 今は午後五時三十分。 ... > このページを見る
最終更新時間:
2007年02月13日02時15分
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- なにか不思議なめぐりあわせでこのストーリーを読んでしまったのですが。私はすごく気に入りました。不思議の国のアリス的でしかも私ごのみにアレンジされちゃっているって感じです。不思議な老人と夜の世界。いいで









