プラトンは目から何か出てると考えていた／邪眼派のプラトンと犬目派のエピクロス

--------「俊明、何事にもすべて泣かざりければ、犬目の少将といわれけるぞ」（『十訓抄』） 邪眼と犬目は、ともに禍いをもたらすとされますが、その「機能」は正反対だと考えられます。 イタリアでは、邪眼のために絵画の絵の具がはげ落ちると言われており、そのために美術館では、絵を５秒以上見つめることを禁じています。 おそらくは、邪眼に見つめられた人も、同じ作用を被るというのでしょう。 見ることが何か、相手を傷つけるほどのものを「被視体」に与えること----邪眼の「機能」はここにあります。 それに対して犬目とは、涙を欠いた眼のことです。 その意味では、水に満たされた我々の眼球よりむしろ、その名の通りに内部が「空洞」なカメラ（写真機）により近しいのかもしれません。 その空隙を埋め合わすがごとく、犬目は「被視体」から何かを（例えば見つめられた者の魂を）受け取る、あるいは奪い取ります。 古代ギリシャの

[ite]

面白い。実は近年の自由意志に関する議論と、ほぼ同様のことを問題にしているように思える。本質的な問いは2000年以上たってもその輝きを失わない。

[a-lex666]

ディオ様も目から何かを出してたし

[AmanoJack]

邪眼は月輪に飛ぶ

[neogratche]

ＮＧワード：邪気眼

[guldeen]

視線を感じる、という言葉があるが、現代だとビデオカメラなど機械のそれはどういう分類になるのだろう。／俺もやはり、反射的に「目からビーム！」を連想したw

[esbee]

『なんとなれば、エピクロスにとって知は、可能であるかどうかよりむしろ、（たとえば痛みのように、あるいはこの宇宙のように）不回避なものだったからです。』

[narwhal]

"エピクロスにとって知は、可能であるかどうかよりむしろ、（たとえば痛みのように、あるいはこの宇宙のように）不回避なものだった"

[ks1234_1234]

古代哲学は面白いね

[rieronlibrary]

ものごと一つの方向から考えるのではなくいろいろな観点でとらえることでホント世界ってひろがるのね

[daca]

空目派推参。

[laislanopira]

目から視覚以外の情報（悪意とか）が入る、目から情報が放てる（呪いとか）という妄想は私の中にも根強く残る/ 視線を向けることと意識を向けることの相似

[y-mat2006]

穴があくほど見つめるって言葉があるよなあ。

[rna]

そして日本には邪気眼派が…

[uk_maniax]

「見えているということは、知っていることを確認するためにある」ということ……だろう。