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おみそ汁
atgs.hatenablog.com
今日、息子の授業参観へ行ってきた。 朝、玄関で息子に「今日授業参観に行くけど、どの授業がいいかな?」と尋ねると、「図工以外だったらどれでもいい。」と言うので、「どうして図工はだめなの?」と聞き返すと、面倒くさそうに「ああ。じゃあ、いいよ。」と、いってきますも言わずに登校してしまった。 だから、図工に決めた。 図工室に入ると、同じクラスの母親が一人だけいた。しばらく隣に並んでいたが、息子は背を向けてしゃがみ、桜の木の枝や他の材木が入った段ボール箱の中に手を突っ込んで、工作に使う木を選んでいた。 図工室では大きなテーブルにグループごとにまとまって作業をしていたのだが、息子の席はすぐに分かった。なぜなら、どの児童の前にも作りかけの大小様々な枝や木材、木工ボンドやカッターなどが置かれているのに、何もない一角があったからだ。 案の定、息子はやっと選んだ一本の枝を持ってその一角に座ろうとした直前、私に
急逝したid:hebakudanさんを偲んで、自分のTumblrに残しておいた言葉から一部をポストする。記事タイトルがある場合、リンク先から「血止め式」に掲載された年月日は分かるが、現在では削除されてしまって読めない。 心底「われ一人だけ」の立場に陥ったことがある人は何としてでも自分の言葉の力で他人と渡り合うしかなくなる時の苦しみを知っている。「本当は相手側に不足があるのではなく、相手の持つものを充分感じ取れるアンテナが自分の側に不足しているのではないか」という自己懐疑は、己の言葉の貧しさを自身の内側で切実に感じ得ることによってしか生まれないからだ。 ― 血止め式 ■太宰治『きりぎりす』 (新潮文庫1974) 「お別れ致します。あなたは嘘ばかりついていました。」という書き出しで始まる、妻から夫への絶縁状小説。語り手の妻は比較的裕福な家で生まれ育った娘だが、好条件の縁談をいくつも蹴って貧しい
昨夜、ブログ「血止め式」の筆者である id:hebakudanさんが、5月3日に入院先で亡くなったことを知りました。 私がhebakudanさんのことを知ったのは、彼女がエキブロで「本と屁爆弾」というブログを書かれていた頃でした。当時、世間で話題になっていた「赤ちゃんポスト」について言及されていた記事が、余所で散見された意見とは全く違っていたためとても印象に残り、即はてブをし、他の記事も読み漁りました。2007年3月のことです。 hebakudanさんの文章には、私の琴線に触れる言葉が実にたくさん散りばめられていたので、いつも心の中で“姐(あね)さん”と慕っていました。私がはてブしていたことで気付かれたのか、しばらくすると、ブログの右サイド【あんてなリンク】にAll Tomorrow’s Girlsも追加され、とても嬉しかった記憶があります。 2008年7月27日にはてダに引越して来られる
日記に書いて、自分の恐怖心を薄めることにする。 今日の昼間、私は銀座に行く用事があったので、最寄の三軒茶屋駅から田園都市線に乗った。乗り込む際、私がその車両ドアの最後尾となったため、手前のドアに向かって立つ格好となった。発車と同時に、私に背を向けて立っていた女が落ち着きなく動き出し、女が被っている毛のついたフードが私の頭にパサッと被さってきたり、着ているナイロンコートのすべすべした感触が、私の背中やお尻にまとわりつくほど自分の身体をくっつけてきたので、内心、「カーブでもないのに変なの。」と思いつつ、田園都市線の上りはドア付近は混むのが常なので、そのまま黙って前を向いて立っていた。 乗車した急行電車は池尻大橋駅を通過し、いよいよ渋谷駅に近づいてきた。すると、私のすぐ傍、座席の端に座っていた男がおもむろに立ち上がり、私の足元に置かれた大きなキャリーバッグの取っ手を掴んだり放したりもぞもぞと動き
昨日、たまたまtwitterで、タモリの寺山修司の物マネや週刊朝日の対談話がでてきて、懐かしいのと興味深いのとで、ぜひ紹介したいのでこちらにも掲載。 そもそものきっかけは、iruremeさんの一言からで、それに応えてbacteriasleepさんが YouTube から引っ張ってきてくれたのがこちら。↓ http://uk.youtube.com/watch?v=3Kc8ihYxBkY&fmt=18:MOVIE:small 何回聴いても笑える!寺山修司の物マネをする方は、私の周囲ではもう一人、大昔に、プールで知り合って親しくなったスナックのママに連れて行かれた焼き鳥屋の親父、という方もいたのですが、まあ、それはどうでもいいか。 ハナモゲラ語は、私が小学生高学年か中学生の頃に隆盛を極めていたと思うのだけど、当時はドリフやツービートと違って、タモリは大人というか難解なイメージがあったし、見た目
Nyao’s Funtime!! で知り、早速私も投票してみました。 YMO楽曲大賞78/07 ※投票は8月4日(月)23:59まで! 私のベスト5は― 1. 中国女(イエロー・マジック・オーケストラ) 2. 東風(イエロー・マジック・オーケストラ) 3. HAPPY END (BGM) 4. TAISO (テクノデリック) 5. PERSPECTIVE (サーヴィス) 1曲ずつ、選んだ理由をちょっと書いてみますか。 先ず、「中国女」に挿入されているフランス語の台詞が、中二当時買ったレコードのライナーノーツにも掲載されていなくて、気になって気になって…。部屋で聴いているとよく母親が「あなた、何つぶやいているの?」と、声の主を私と勘違いしていたという思い出深い曲。細野さんのベースがいい。 次、同じアルバムからの選曲。「東風」は出だしのところが音が広がってきてぞくぞくくる。最初、吉田美奈子
twitterで盛り上がっているのですが、これ 楽しいね。 自分のFollowers間で、これはと思うものをピックアップしてみました。他にも、センスいい選曲でまとめられているMuxtapeをご存知でしたら、是非教えて下さい。 http://hazymoon.muxtape.com/ http://balanco.muxtape.com/ http://youpy.muxtape.com/ http://pootee.muxtape.com/ http://aoyami.muxtape.com/ http://jimibandrix.muxtape.com/ 追記:2008-4-1 11:10 これ、あれですね。率直な感想として、上から順番に聴くよりもスクロールダウンして下の曲から聴いた方が、選曲者の気合が入っているというか「お!」という曲が多いと思う。いろいろ聴いていると、途中でアップロー
今週、急に暇になったので、昨年「好きになった」メモで紹介されていたドキュメンタリー映画『ミッドナイトムービー』を観た。映画は興味深い内容でもちろん面白かったが、その中でも私の心を捉えたのが、N.Yで1979年から2年間『イレイザーヘッド』と併映されていたというスーザン・ピットのアニメーション作品『アスパラガス』の紹介場面だった。 夢中で検索しまくって、以前YouTubeにもポストされていたが現在は削除されていることや、AmazonではDVDは在庫切れであることが分かってがっかりしたり、よそ様の映画評を読めば読むほど観たくて堪らなくなり、一人PC前で大騒ぎしていたのだが、結局はあっさり観る事が出来ました。thk God! 映画ではアスパラガスが男性器のメタファーになっていて、エロチックだが笑える。カップルで観るとまた違った印象かも。20分足らずの作品だが、こんなにシュールでサイケなアニメを夜
私が、大大大好きな Fiona Apple のライブビデオ。演奏しているマンドリニストの Chris Thile (クリス・シーリ)は、1981年生まれの26歳。彼についての情報をはてダ内でちょっと探してみたが、一つしかヒットしなかった。それにしても、何度観ても素晴らしいライブ。 米中毒者のブログ - NOT ALL WHO WANDER ARE LOST (CHRIS THILE) Chris Thile Official Nickel Creek Website
先日、街でこれと同じワンピースを着た若い女性を見かけたのだが、胸の谷間バッチリでゆさゆさ揺れていたのでそこばかり見ていた。谷間女が私の横を通り過ぎた後、ふと「ニプレス」を思い出した。これは私が高校生の頃登場した商品で、モノがモノだけに、我々女子の間では当時かなり話題になった。現在は常盤薬品が販売している。(参照) というわけで、ニプレスにまつわる高校生の時の話をしたい。 私は演劇部の衣裳部長を担当していて、忙しくなると休み時間と放課後は学校の家庭科室でミシン掛け、寮に帰ってきたら机でひたすら手縫い、だから授業中は寝ている、といった生活状態になっていた。針仕事は本当に肩が凝り目が疲れる作業だったから。 学校はカソリックだったため、毎年、クリスマス前となると学校を挙げて大掛かりなイベントを催し、そのメインが「イエスキリストの誕生劇」であった。当然、私の出番だ。 舞台当日の私の神経は、大天使ガブ
メールでご質問頂いたので、この場で回答。 当方は以下のサイズでYouTube動画を貼り付けています。スタイルシートに書き足してみて下さい。 /* youtube */ .section object, .section embed{ width: 255px; height: 210px; }
アメリカを代表するグラフィックデザイナー、ソウル・バス。彼がデザインした50・60年代名映画の斬新なタイトルシーケンスは、YouTubeに山ほどポストされているが、その中でも特に私が好きなモノクロものを紹介。 (未見故にそそられる(参照)) YouTube - Psycho (1960) YouTube - The Man With The Golden Arm (1955) (バーンスタインの名曲) YouTube - Anatomy of a Murder (1959) (声怖いよ。デューク・エリントンの曲は素晴らしい) YouTube - Seconds (1966) (最初から最後まで全てが怖い) YouTube - West Side Story - End Credits (1961) (上のお口直し。秀逸) 参照サイト: Welcome to Saul Bass.co.uk
チェコのシュールレアリストで映像作家、日本でも有名なヤン・シュヴァンクマイエルの“Alice”をYouTubeで見つけたのでまとめてポストしておく。 Alice - Neco z Alenky - clip 0 Alice - Neco z Alenky - clip Alice - Neco z Alenky - clip 2 Alice - Neco z Alenky - clip 3 Alice - Neco z Alenky - clip 4 Alice - Neco z Alenky - clip 5 Alice - Neco z Alenky - end
デイヴィッド・リンチ監督がフィラデルフィアのペンシルヴェニア・アカデミー・オブ・ファイン・アーツの学生だった頃に、初めて買った16ミリの手巻きキャメラで撮った最初の作品『病気になった6人の男(1967)』(=Six men Getting Sick)。本人曰く──(ASIN:4845999919 p.67より) 本当にいい出来だったけど、200ドルもかかってしまった。僕にはすごく高額に思えたね。 1作目が完成した後、実写とアニメーションを組み合わせた作品のアイディアが生まれ、完成したのが以前紹介した『アルファベット(1968)』(=The Alphabet)。そして、この映画がきっかけになりアメリカン・フィルム・インスティチュートから7200ドルの資金を提供されて(後に2200ドルの予算追加)、完成させた映画が『グランドマザー(1970)』(=The Grandmother)だ。 ※34分
最近、また「ゲーム脳」のエントリーにアクセスが増えてきたので、不思議に思ってリファラを調べた所、ウィキペディア(Wikipedia)からリンクされていることが判明。(参照) 3月に書いたレポなのに、恐ろしく昔の出来事に感じる。 思えばこのエントリーを最後に、私は自分の2つのブログで長文テキストを書くのを止めてしまった。3日連続で森教授の講演会レポをアップした後、疲れ果ててしまい、ただただ美しい絵や写真を眺めたり、自分の気持ちが朗らかになるようなホッと安らぐようなブログや本を読んだりしたいと思うようになり、事実この時期、自分のRSSリーダーの中身を相当数入れ替えた。 私が何に疲れ果てたのかというと、言葉と言葉の応酬…いや、違うなー。そうだ。私より先に講演会の模様を発表された方の記事が大量にはてブされていて、そこにあったコメントに、講演会に来ていた主婦を侮辱するような言葉が散見されたことが動機
(Via) 今日はあなたの誕生日だね。 Skypeで待っていたらあなたがひょっこり現れて、いつものように挨拶を交わすんじゃないかって思って来ました。 初めて会った日のことを覚えてる?2011年9月の残暑が厳しくて、ちょっと歩くと汗ばむ陽気だった。 待ち合わせのCAFE de F.O.Bにちょっとだけ遅れてきて、その理由が、自宅から駅に向かう途中で御老人に道案内を頼まれて付き添っていたからだと。お駄賃に500円玉を差し出されても断ったと。 思えば、あなたはいつも自分より他人を優先していました。 そんな優しいあなたにもう逢えないなんて…信じられません… 昔、あなたが好きな映画だと教えてくれた「ガスフードロジング」のVHSを、つい最近ネットで見つけました。「DVDになっていない、いい映画。出会う機会があれば、見てあげてね。」とお勧めされていたのをふいに思い出したのです。届いたら大切に観ます。そし
□Jonathan Rhys Meyers ※続きもののエントリーになるとは意識せずに、最初適当につけたタイトルの所為で、追記分の記事タイトルも雑になってしまい、面目ないです。_0_ 一昨日・昨日と、例の「ゲーム脳講演会」について私なりの感想を書いたのですが、なにか自分が言いたかったことを言い忘れているような気がして、もう1度当日とったメモを見直してみました。 森氏が仰った表現で、私が気になったのが、近年へんな子どもが増加傾向にある。それはどういう子どもかというと、キレやすい、発話が遅い、表情が乏しい云々(他にも森氏は例を挙げていましたが、私がメモれた部分はこれだけ。そしてこの後、だから自分はこの脳波をつかった研究を続けているといったことを仰っていました)これって、自閉症スペクトラムにある子どもの一部の特徴と同じでは?と私はその時思ったのです。私の過剰反応かなぁ…? それから、やっぱり出ま
前回のエントリー(参照)の続きです。 先ず、私が今回の森氏の講演会について問題視している点をもう1度整理します。 私が講演会を知るきっかけになったオレンジのチラシ(参照)を見たのは、我が子の発達に何かしら問題を抱えた親御さんが通う区の療育施設の掲示板だったこと。その時は本当に本当に驚いて、一体どういうつもりでここに貼っているのか?と区に対して怒りさえ湧いてきました。我が子が発達の過程で何か困った行動を起こした場合、親は常に「何故?どうして?原因は?」と答えを探すのが普通です。そこにこのオレンジのチラシはないだろうと…。 子どもが無く、ちょっとググれば専門的な知識を簡単に得られる立場の方から見れば、「『ゲーム脳の恐怖』なんてトンデモ本なのに信じるなんて」と一笑に付すことかも知れません。私も以前からヲチしていて森氏の説には懐疑的でした。けれども、あの日あそこに、我が子の為に藁をもすがる思いで、
書こう書こうと思いつつ、この間、私にとって大変感慨深い体験や感激するような嬉しいことが立て続けにあった為、一昨日のうんざりした講演会のことを思い出しながらまたそれを書くのは、それだけで疲れて寝てしまいそうなのですが、今日まで川端裕人氏のエントリーをヲチしてきて、私のような市井の一主婦の感想というのが見当たらなかったので、重い腰を上げて書きます。なお、当日の講演会の内容等については川端氏のリポートにありますので、ここには私の視点から見た講演会の感想のみとします。 □ リヴァイアさん、日々のわざ: 森昭雄氏の世田谷区講演リポート □ リヴァイアさん、日々のわざ:「あなたの方がおかしい」と森昭雄氏に言われるの巻(世田谷区のゲーム脳講演リポートその2)。追記あり 以前にも書きましたが(参照)、そもそも私がこの講演会のことを知ったのは、息子とたまに通っている区立総合福祉センターの掲示板に、例のオレン
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