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会話術
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アジアの中では、日本の死亡率はフィリピンに次いで2番目に高いという主張が後を絶ちません。アジアといっても正確には東アジア+東南アジアなんですが、多くの人はアジアと言っちゃってます。 が、先の記事に書いたように年齢調整せずに死亡率を比較するのは医学的にはほとんど無意味です。 年齢調整すると、東アジア、東南アジア、オセアニアの中で、日本は中くらいです。 Worldmeterの6/9のデータで死亡率の近似年齢調整値を計算して表にしました。 Country,Other Cases /1M pop Deaths /1M pop Age-adjusted Deaths /1M pop Tests /1M pop Population /1M Area Aging rate Philippines 205 9.23 49.78 4,031 109.49 E,SE Asia 5.12 Indonesia
感染抑制に成功した国・地域を調べてみました。香港、タイ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、中国、スロバキア、韓国、チュニジア、ギリシャ、クロアチア、ノルウェー、イスラエル、スイスが抽出できました。ちなみに、前記は死亡率が低い順に列挙しています。なお、調べる都合上、累積感染者数と人口が小さい国は対象に含めませんでした。 これらの抑制成功国を調べた限りでは、陽性率と、感染率や死亡率、致死率との関連は見出せませんでした。すなわち、検査数を多くして陽性率を下げることが、感染数や死亡数を減らすという証拠は見出せませんでした。 以下、詳細を説明します。 新型コロナウイルス肺炎について、さまざまな検討が行われています。その中で、東・東南アジアとオセアニアの諸国での死亡率が低いことが話題になっています。死亡率は、人口当たりの死亡数です。すなわち、これら諸国では新型コロナウイルスによる死亡が絶対的に少
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