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おみそ汁
ch.nicovideo.jp/goto-hirohito
なにしろ言うところの”変人”だったので 向こうがどう思っていたのか 私にはわからない! しかし私は彼の事を”仲良し”だと思っていた! 「連絡も取らない仲良しなどいるものか!」 と言われるかもしれないが 私は大の電話嫌いな上に 彼は彼でこういう名刺を配っている人物だった! この名刺の裏は白紙だ! 連絡など取れるはずがない! 「高倉健がね! こんな名刺配ってたて聞いたんですわ! こんなんを渡してね! 相手を気に入ったらね! 後から裏に連絡先を書いたそうなんです! そやからね! それを真似てみたんですわ!」 ならば電話嫌いの私に E-Mailアドレスを書いてくれ と頼んでみると 彼は私が手渡したボールペンを握った! とても不格好な手だった! 握っていると言うよりも 握った手の中に差し込んでいるという風に見えた! 「難病にかかりましてね! 軟骨が硬化してるんです! 今もリハビリの帰りでね! 治る病
2014年3月4日 ”人間風車”ビル・ロビンソン死去 どこから私の中にそんな勇気がわいたのだろうか? 未だに自分でもわからない! ただ日本にいるからという理由だけで 「人間風車」と呼ばれる伝説のレスラー 「ビル・ロビンソン」に 俳優としての舞台出演を依頼したのは 1999年の事だった! 「あなたにやって欲しいのは とある国家の要人 ”ニコラス・マクファーソン”という役です!」 私の言葉を聞いて いきなり彼の表情が曇ったのを記憶している! 役が気に入っていなかったのは明らかだった! 格闘家として生きていれば ビジネスマンのように表情を隠す必要はない! 面白ければ笑うし 不愉快ならばそれを顔に表す! 彼はそんな人だった! 私がストーリーを語り続けると 次第に表情が和らいだ! 「実はそのニコラス・マクファーソンは偽物でね! 会見する日本の要人を暗殺しようとする 殺し屋なんです!」 そのフレーズを
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