マルクスとエンゲルスによる唯物史観批判 最近、マルクスとエンゲルスが二人で書いた『ドイツ・イデオロギー』という本を読み終わりました。その内容は、一言でいえば唯物史観についての話です。 唯物史観。マルクス思想の中でも有名な理論だけあって、GoogleやTwitterで検索してみると、マルクス思想としての唯物史観について話している人がたくさんいます。 しかしその中身を見てみると、どうもマルクスやエンゲルスの著作に書かれている唯物史観とは違っているように思えました。今回はあくまでネット検索した狭い範囲の話ですが、史学を専門としている人でもマルクス史観をよく分かってない人が多いように見受けられます。 そこで今回は、唯物史観のよくある4つの誤解を、マルクスやエンゲルスの著作を引用しつつ解いていってみたいと思います。マルクス史観なんて興味ねーよって人も多いでしょうけど、まぁ見てってください。 この記事