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「戦艦大和」特攻を「思い付きの作戦」と痛烈批判した副砲長の無念(神立 尚紀) @gendai_biz
「特攻」といえば、爆装した航空機による体当たり攻撃の神風特別攻撃隊がまずイメージされるが、74年前... 「特攻」といえば、爆装した航空機による体当たり攻撃の神風特別攻撃隊がまずイメージされるが、74年前の4月7日、沖縄に向けて出撃し、米軍機の集中攻撃を浴びて沈没した「戦艦大和」が受けていた命令も「特攻」であった。 この「特攻」作戦で艦と運命を共にした乗組員の数は、神風特別攻撃隊でのすべて戦死者の数を上回る。戦果はほとんど望めず、撃沈されるのが自明の「破れかぶれ」な作戦を強行し、たった一度の出撃で3700人を超える若者たちを死に追いやった日本海軍上層部。 1割に満たない生存者の一人となった「戦艦大和」副砲長の清水芳人さんは、生還直後の報告書に、その無念の思いを書き残していた。 異様なまでに目に焼き付いた「特攻」の二文字 「准士官以上、第一砲塔右舷(みぎげん)急ゲ」「総員集合五分前」の号令が、戦艦「大和」の艦内スピーカーを通して響きわたった。昭和20(1945)年4月5日、午後3時過ぎのことであ
2019/04/07 リンク