【新型コロナ】「もう少し早く打てていれば死者減」異例、自民議員が参院予算委で接種遅れ批判 ｜ カナロコ by 神奈川新聞

Published 2022/03/07 19:26 (JST) Updated 2022/03/08 01:20 (JST) 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り、7日の参院予算委員会で自民党の園田修光氏が「もう少し早く打てていれば死亡者は減らせた」と政府対応の遅れを指摘した。NHKのテレビ生中継も入る審議での与党議員による批判は異例だ。 自民党幹部は「『1日100万回接種』の目標をうやむやにするなどの岸田文雄首相の姿勢への不満が漏れ始めた」と指摘。「感染が収束せずにまん延防止等重点措置が解除できなかった場合、内閣への責任論が身内からも出かねない」との懸念も示した。 園田氏は「昨年の第5波での死者は3400人だった。今の第6波はまだ2カ月だが6千人に達している」など具体的な数字に言及。「第5波では施設入所者など高齢者に早期にワクチン接種を進めた。結果、感染者は急増したが重症化は防