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シノブフーズの「おにぎり」はここまで徹底する
人がほとんどいない広い部屋と、天井まで届くような大型の機械。バットに詰められたコメがベルトコンベ... 人がほとんどいない広い部屋と、天井まで届くような大型の機械。バットに詰められたコメがベルトコンベヤーで運ばれていく――。 9月中旬、工場の働き手不足への対応を把握するために、コンビニ弁当やおにぎりなどの中食を製造するシノブフーズの「新関西工場」に足を運んでみた。大阪市の西側に位置する西淀川区御幣島(みてじま)に建つ。 60億円を投じた新関西工場 1971年設立のシノブフーズは関西が地盤で、大手コンビニチェーンのファミリーマートを主要顧客とする。現在、ファミマ向けの売上高は全体の55%超を占める。ほかにも、イオングループのスーパー向けに中食を製造する。 同社が約60億円を投じて2019年6月に竣工したのが、冒頭の新関西工場だ。老朽化していたうえに狭かった旧関西工場を移転、拡張した。7月から稼働した新工場では、コメを炊く炊飯工程と、完成したおにぎりを箱に積む「箱取り」と呼ばれる工程で最新設備を
2019/09/21 リンク