「かしまし」と男の子たちの生きにくさ: 再イオン化

「かしまし」が気になっています。「電撃大王」連載中で、アニメも放送中の。 宇宙船にぶつかられた結果、遺伝子レベルから女の子になってしまった男の子・はずむの物語です。男の子だったときは、ガーデニングが趣味の、クラスの中でも目立たない存在。ですが女の子になると、とたんに明るくなります。女の子になることで、幼なじみで活発なとまり、美少女ですが孤独なやす菜との恋も成長していきます。 象徴的なのは、男の子だったときのはずむは、常に目が隠れて描かれることです。行動もはっきりしません。男の子の時のはずむは、「ほんとうの自分ではない」ことが、明に暗に示されるのですね。はずむは、女の子になることによって解放され、「ほんとうの自分」になるのです。そして女の子との恋愛も可能になるのです。 あかほりさとるが原作なので、基本的にはあまり面倒なことは考えていないでしょう。百合ブームに乗って、女の子どうしの恋愛を描こう

[guldeen]

あかほりは「爆熱」でも性転換ネタ出してるし、元々そういう「ジェンダーネタ」に興味がある人だとオモ。ただ「かしまし」で提示されてる「元・男と男性恐怖症少女との“恋愛”」というねじれネタは興味深い。

[webmarksjp]

女装少年

[Erlkonig]

何も考えてないあかほりさんが考えたどうしようもないアホな企画に、ちゃんとものを考えてる漫画家の桂遊生丸さんがうまく身体性を持たせたとか。

[kai_kuchiki]

うまく言語化できてる。リスペクト

[asiamoth]

本当になりたいのは、女の子というより、女の子に好かれる存在ということか……。

[lovelovedog]

「女の子になれば合法的に仲良くなることができるのです。なんという絶望！」うはー。女の子っていいのか？

[tnk962]

これは、オタキングが言ってた。小さい頃からグラビアとか見て育ったからみんな女の子になりたいんだ、と。野球ばっかり見てたら野球選手になりたいと思うのと一緒だと。テレビでかわいい女の子ばかり見てたらねぇ。

[Masao_hate]

僕も昔、似たこと書いたっけ。　http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/log/2005/07/post_cbf5.html

[gnt]

「女の子になりたい」気持はある程度普遍的なのでは透明人間／単純に「エロゲの主人公みたいな髪型」と思ってたおれは負け組／ん？同じことを言ってるのか？

[shidho]

男がいやなら、オカマになればいいじゃない、というほどふっきれてないんだろうなあ日本は。

[ken_wood]

>生きにくい男の子の内面には、「女の子になりたい」という気持ちがどこかにある。普段は女の子にはまったく近づくことはできませんが、女の子になれば合法的に仲良くなることができるのです。なんという絶望！

[yu_i]

「生きにくい男の子の内面には、「女の子になりたい」という気持ちがどこかにあるのだと思います」。

[trouble]

女性と仲良くなっていく時に「男性」であることが邪魔になる時って多くて、ようするに「恋愛」したくないのに「恋愛」みたいになるのやだねって気持ちがあるけれど、そういう話ではなさそうである。

[mainyaa]

子供の頃は特に選択肢がないからねぇ・・・

[zonia]

一瞬でも思うことはあるよなあ。女になれば女になったで派閥争いとかが大変なんだけどさ（中学の吹奏楽部でウォッチ済みｗ）。

[umbra]

女性は「女性らしさ」から解放されつつあるけれど、男性は「男性らしさ」から解放されないし、解放したいと思っても出来ないし、認めてくれる人は誰一人としていないという事実。

[John_Kawanishi]

そうだったのか!!!

[ettie]

それか！＜逃避

[genesis]

「生きにくい男の子の内面には〈女の子になりたい〉願望がある」仮説。この論旨運びに見覚えがあるのは何故だろう。本田透の《乙女回路》論？ 更科修一郎の《ヘタレマッチョ》論？　いや，森岡正博『感じない男』??

[jetrug]

ありがち

[americanboss]

隣の芝は青いんだけどね。ただ、時に互いの役を演じてみたくなるのも

[soylent_green]

女に生まれたとして、こんどは女社会の壮絶ないじめに晒されていただろう、と想像したりもする。