米ニューヨーク州地裁に出廷したドナルド・トランプ前大統領(2024年4月22日撮影)。(c)Yuki Iwamura / POOL / AFP 【4月23日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領が2016年の大統領選の直前に不倫問題の口止め料をめぐり業務記録を改ざんしたとされる刑事事件の公判が22日、米ニューヨーク州地裁で行われ、検察はトランプ氏の行為は「選挙不正だ」と主張した。 マシュー・コランジェロ(Matthew Colangelo)検事補は、トランプ氏が2006年にポルノ俳優ストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんと性的関係を持っていたことが大統領選に影響を及ぼす恐れがあったために口止め料を支払い、業務記録を改ざんしたと指摘。 「彼(トランプ氏)は犯罪計画を画策し、2016年の大統領選を腐敗させた」「これは選挙不正に他ならない」と糾弾し