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おみそ汁
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文章を書く作業は難しい。コピーライターになって3年たっても、日々それを感じています。 でも自分で思った通り、それ以上の文章が書けたときの心地よさ、そして誰かの心を動かせたときの喜びはとてもすばらしい。 僕がコピーライターになってから、文章を書くために読んだ本の中から、すばらしく役に立った8冊をご紹介します。 伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書) 中学生や高校生の、添削を長年にわたって続けた山田ズーニーさんの名著。いい文章とは、決して正確な文法にあるのではなく、その人の固有的な気持ちから生まれるものだと教えてくれます。中学生くらいの人が読んでも役立つし、社会人が読んでも改めて気づきをくれる一冊。 名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫) 広告のボディコピーは、ものすごい密度で書かれている。何日もかけて積み重ねた思考を、たかが数行の文章に詰め込む。 だからと
「ポケットに入るラジオをつくれ」 ソニー創業者の井深大さんは、かつてそう言った(そうです)。 まだラジオは大きな機器であり、お茶の間で家族みんなで聴いたり、仕事場でみんなで聴くものだった時代。 見たこともないその小さなラジオを想像しては、きっと多くの従業員がタメイキをついたに違いない。(そんなもの創れるのか、と) でもきっと多くの人が、目を輝かせては、その言葉を目指して努力と技術を積み重ね、実際にポケットに入るラジオは誕生した。 そして世界で50万個を販売し、SONYの名前は世界へと知れ渡った。 それは「一行の事業戦略」だった。 「10年以内に、人類を月に送り込む」 1962年、ケネディ大統領はそう言いました。 多くの人が「そんなことは無茶だ」と思った。でも同時に、多くの人の心を躍らせた。 この時代、アメリカは宇宙開発でソ連と競い合っていたから、月に行くことは大事な国家
少し前に、僕の同期が、会社を辞めた。 彼は、新しい会社を既に立ち上げ、今はサービスのリリース準備に追われている。会社名は”KABUKU“。サービスは「rinkak」という3Dプリンターを使ったものづくりマーケットだ。 彼がやろうとしていることは、ものづくりを誰もがもっと楽しくできる社会を創ること。最近話題になっているように、3Dプリンターの技術がどんどん向上している。今後さらに安価になり、誰でも使えるようになったら、コーヒーカップとか、指輪とか、自分の等身大フィギュアとか、そういうものを誰もが気軽に自分で作れるようになる。そういう「ものづくり社会」をつくる一人になろうとしている。 ◆ 彼は会社を辞めて、僕は会社に残っている。 それに関して、モヤモヤと考えるところがあって、この記事を書いています。 会社を辞めた人間がエラいとか、すごいとか、かっこいいとか言うつもりはありません。「博報堂辞めま
Favorite Entry 文章の勉強に役に立つ本8冊 - 28,017 views 村上春樹はなぜ世界中で読まれるのか? part 1 ー「地下二階」へ潜ることについてー - 8,722 views マーケティングとは「ひとの心を考える」こと。 〜「パリチョコ」の失敗〜 - 7,924 views 「生活者」という発明について - 4,260 views 「文章というのは、怖いものです。」 村上春樹のことばより - 783 views Favorite Entry 村上春樹はなぜ世界中で読まれるのか? part 1 ー「地下二階」へ潜ることについてー 「とあるコピーライターの物語」 「言葉から生み出される建築」 「生活者」という発明について マーケティングとは「ひとの心を考える」こと。 〜「パリチョコ」の失敗〜 「IBM ソーシャル コンピューティング ガイドライン」がすごい! ~
村上春樹がノーベル賞をとるとかとらないとか、今年も盛り上がってました。 (もう、惰性で開催されるお祭りみたいに毎年恒例になりましたね) 今年も受賞しなかったことがニュースでになっていました。 でも賞など関係なく、世界中で読まれている数少ない日本の作家。僕の周りにも多くのファンがいます。 だけど「何が面白いのか?」は、多くの人にとって謎のままな気がします。 僕もよく「村上春樹の何がそんなに面白いの?」とよく質問されて…、うーんとなります。 それを語るのはとても難しい作業わけですが、ここはひとつ、 僕なりにすこし解説してみようと思ったわけです。 ◆ 大前提として、村上春樹の小説の目的は、普遍的な人のコアの部分を描くことです。 (これはすべての物語のゴールでもあるわけですが) 実際にそのコアを描く能力に秀でているのだと思います。 言葉にすると当たり前のような気もするのです
「マーケティング」という、なんだか小難しそうな言葉を聞くと、 僕は高校の帰り道にあったクレープ屋さんのことを思い出す。 千葉の田舎の寂れた駅モールに入った小さなクレープ屋さん。 値段もいちばん安いのが「チョコトッピング」で、220円(くらいだったと思う)。 貧乏高校生の僕にはなかなか手が出ない額だ。 あるとき「パリチョコ」という画期的な商品が僕らの前に現れた。価格はなんと100円! 前日の売れ残りのクレープ生地に、チョコを少しだけ混ぜ凍らせる。 それを次の日に販売する在庫消却のマーケティング(だったと思う)。 「パリチョコ」は、僕らの高校の一世を風靡した。 部活生徒たちは帰りに必ず買うようになり、学校でもだれかの口の端にのぼりつづけた。 利益率はさておき、町のしがないクレープ屋が、一気に圧倒的支持率を獲得することに成功したのだ。 しかし数多の成功がいつか廃れていくように、その
文章を書く作業は難しい。コピーライターになって3年たっても、日々それを感じています。 でも自分で思った通り、それ以上の文章が書けたときの心地よさ、そして誰かの心を動かせたときの喜びはとてもすばらしい。 僕がコピーライターになってから、文章を書くために読んだ本の中から、すばらしく役に立った8冊をご紹介します。 伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書) 中学生や高校生の、添削を長年にわたって続けた山田ズーニーさんの名著。いい文章とは、決して正確な文法にあるのではなく、その人の固有的な気持ちから生まれるものだと教えてくれます。中学生くらいの人が読んでも役立つし、社会人が読んでも改めて気づきをくれる一冊。 名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫) 広告のボディコピーは、ものすごい密度で書かれている。何日もかけて積み重ねた思考を、たかが数行の文章に詰め込む。 だからとても優れ
facebookは都市。googleは地下街。 投稿日時: 5月 16, 2012 | 作成者: copywriterseye | カテゴリー: Uncategorized | コメントを投稿 » 近頃、僕の中でそんな構図が出来上がっています。 少し前までは「facebookはクローズドで狭い世界」で「googleはオープンで広い世界」という認識だったけど、それが変わってきた。 人類の歴史を変えた、自由にコンテンツを創れるWorld Wide Web。そこに検索窓、ページランクなど、一定のルールを創ったのがgoogleであり、そして世界の覇者になった。でもその世界に、制約も規制もほとんどありません。 そこにはある支配はあっても、自由がありました。 そこにfacebookは、その自由を限定し、世界の統治を始めましたのだと思うのです。すべてをコントロールしようと、ある3つの大きな法律をつくった
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