サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
おみそ汁
hhasegawa.la.coocan.jp
未定稿一覧 > 「ドイツ・ヨーロッパ新右翼の思想と行動:その対外認識を中心として」原稿 ◆ 原稿は当日に読み上げ。注はWEB版公開時(2022年4月)に事後的につけたもの。PDF版はこちら。 ドイツ・ヨーロッパ新右翼の思想と行動:その対外認識を中心として ただいまご紹介にあずかりました、長谷川と申します。[以下、冒頭の挨拶省略] さて、いま申しましたように、私は本来的には「ドイツ文学」を専攻しているつもりでおります。それがなぜこのような場におきまして、しかもこのようなタイトルでお話することになったのかにつきましては、ひとえにフォルカー・ヴァイスという人の『ドイツの新右翼』(新泉社、2019年)という本を翻訳したためなのですが、そもそもなぜ文学研究者がそのような出版をしたのか、疑問に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。というわけで、全体の話の導入にもなりますので、まずこの点について申し
◆ 新着 ・(新刊)ローレンツ・イェーガー『ハーケンクロイツの文化史』長谷川晴生/藤崎剛人/今井宏昌訳、青土社、2022年。Amazon.co.jpほかで発売中(第1刷)。 ・ほか、新着情報のまとめはこちら。 ◆ 長谷川晴生のウェブサイトです。ドイツ文学、思想(エルンスト・ユンガーほか戦間期文学と思想、保守革命~新右翼などを中心に)を学んでいます。 ・業績一覧 ・出版物一覧 ・ウェブで読める既刊文章 ・未定稿やノート ◆ 大学で担当している授業(2022年度は東京理科大学のみ)の情報はこちら。 ◆ メール tokan*nifty.com(*→@)。下記SNSのDMは一般開放しておりません。はじめて御用の方はメールをいただければ幸いです。 ◆ SNS...詳細はこちら。
AfD(ドイツのための選択肢)、Pegida、アイデンティティ運動...。ともすれば、ヨーロッパ各国でおなじみの、反移民、反難民、反ポリティカル・コレクトネスを掲げて湧いて出てきた右翼ポピュリズム、と単純に理解されがちなドイツの極右勢力も、実際には戦後の連邦共和国を生き延びてきた思想的遺産の継承者にほかならず、一定の長い歴史を持っている。 本書は、戦間期の「非ナチス」的右翼としての「保守革命」(A・モーラー)の流れを汲み、1968年を否定的媒介に立場を確立し、2010年代の情勢を好機に一挙に台頭したドイツの「新右翼」をめぐる、時事報告と思想史記述を兼ねた一冊である。最終的に、その射程は、「夕べの国」の概念史、「大圏域」の地政学(C・シュミット)と新ユーラシア主義(露)、果てはオルト・ライト(米)やイスラーム主義との不気味な共鳴にまで及ぶことになる。 ■ 本書の目次 ↑
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『Ex Oriente Lux』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く