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会話術
hirokiyamamoto.hatenablog.com
以下に。https://t.co/2h72QAYNJx.... 続き→https://t.co/F1bmZZ8ypi#マシュマロを投げ合おう pic.twitter.com/7SbgxHFcdg — (∵`)<hiroki_yamamoto (@hiroki_yamamoto) 2021年7月25日 20歳のころ、それこそまさにクロード・シモンが表現していたような、テクストにおける複雑な操作を、比喩的なものとしてではなく、生々しい肉体における圧としていかに読み、書くか、ということに悩んでいた自分にとって、『ビリジアン』は、非常にシンプルな手つきでもってそれを達成しているように感じて、熱中していた、というところがあると思います。実際、「Puffer Train」という小説を書いていたときには、一番影響を受けたのは『ビリジアン』だったと思います。 『ビリジアン』ではないけれども柴崎友香について
しばらく前に、このブログでベンヤミン「歴史の概念について」について、大江健三郎さんの思想と絡めつつ書いたけれど、読み返すと弱いところが目につく。 ベンヤミンの歴史と大江健三郎の宇宙船 - describe, いま、大江健三郎さんの、特に後期の作品における思想と技術についての文章を準備していて(それはもう、昨年の1年間を費やしたから、ものとしてはできてる。書き終わってもずっと書き直してるくらい、つきっきりでやってるから、小説を書けてないというか、それが小説になってる)、その一環としてベンヤミンについて自分で自分のために整理したものを、以下に残します。たぶん随時、更新されるでしょう。 ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫) 作者: ヴァルターベンヤミン,Walter Benjamin,浅井健二郎,久保哲司 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1995/06 メディア:
本記事はnoteで投げ銭のかたちを設けつつ、置かれているものです。 小説という霊の認識は、まるで偶然としてはできすぎた生命のように。|hiroki_yamamoto+h|note A 1 大江健三郎は、五〇年以上に及ぶ作家生活を通して、特異な小説技法を確立した小説家であると言えるだろう。長篇『同時代ゲーム』を書き終え、連作短編に重心を移しはじめた八〇年台以降、現在に至るまで執拗に繰り返されてきたその技法は、大江自身の言葉を用いれば、《自分の作ったフィクションが現実生活に入り込んで実際に生きた過去だと主張しはじめ、それが新しく基盤をなして次のフィクションが作られる複合的な構造》(『私という小説家の作り方』)と、ひとまず表現することができる。 小説作品の語り手は、大江を取り巻く家族構成や年譜などの情報をあまりになぞりすぎているし、登場人物名の多くも、すぐに世間一般で知られた固有名詞と対応可能に
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