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雑学
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久々の更新と、個人的なご報告です。 (1年ほど更新が滞ってしまいました) このたび私ごとで大変恐縮ではありますが、2010年9月を持ちましてエフルート株式会社代表取締役会長を辞任させていただくことになりました。これを期に会社を離れることになりました。 在任中は大変お世話になりました。7年にわたり私自身や当社がここまでやってこられたのも皆様のご支援あってのことと、深く感謝しております。 今から約7年前、資本金300万円で最初に会社を設立してから、幾度の幸運と試練に恵まれながら、モバイル業界の変革期に全力で走ってきました。このことは、自分にとってとてもよい経験となり、とても光栄でした。 当時は公式サイト事業者が時代の頂点に君臨し、EZwebなんかまだまだ目もくれない時代で、imode万歳な時代でした。売上は月商30万円から始ました。最初は間借りで自動販売機スペースに机と電話を引いてのスタートで
中国のIMといえば、言わずと知れたQQが有名ですね。数少ない携帯ネットサービスのキラーアプリケーションとして頭角を現しつつあります。(最近はモバイルブラウザーサービスも展開してますね) 日本におけるSNSがいしつか携帯が中心的なフィールドになったのと同じく、中国でも近いこのIM分野については、将来同じような展開になると思います。(WEB型SNSが主役になるのとは違うのではないかと思います)自分の思考の整理も含めて主なIM勢力を「ケータイ」の世界から見た上でまとめてみました。ここが違うんじゃないの、という意見があれば、ぜひ。 グローバル系 ・skype ・MSN ・ICQ ・google ・(twitter)今後の可能性をこめて ・(facebook)今後の可能性をこめて 国内系 ・QQ ・飛信(china mobile が提供) ・超信(china unicomが提供) ・天翼(china
久しぶりの更新になりましたが、こちらに拠点を移して、ホテルではない場所に住み始めてもうすぐ一ヶ月になります。 食生活は、毎日広東料理を食べているわけでもありませんが、辛いものを食べる機会が増えたように思います。毎日高級レストランに行くわけでもないわけで、だからといって毎日自炊しているわけでもありません。 高すぎずもなく、安すぎずもなく、そこそこ衛生的で、飽きのないレストランを探す、レパートリーを増やしていく作業を行っています。 いろいろ探し始めてみて気がつきましたが、広州はなかなかインターナショナルな街です。東京ほど食文化がインターナショナルではありませんが、捨てたものでもないと思います。(黒人が日本人より多いんじゃないかと思うぐらいたくさん住んでます)東京には少ない、香港やマカオの料理屋がすごくたくさんありますし、イタリアンレストランもいろいろあります。店の探し方のこつが少しずつわかって
一昨日より、中国で業務を開始しております。ちなみに今日は36度らしいです。 ただ一点、問題がありまして、youtube twitter facebookについては、中国国内では現在一切使えません。メールでの投稿やすごくお金をかけたりして、日本の携帯電話からローミング扱いでインターネット接続すること自体は可能なようです。 最後のとりでであるVPNの接続も不安定なので、いろいろな方からこれらのサービスのインビテーションをいただいているようですが、当面は対応できないと思いますので、ご了承ください。 素直にブログに書けばいいのかもしれません、が。 あと、5月のときは確か使えていたはずなんだけれど、バザールに続き、はてなブックマークが使えなくなったような気がします。
今年の一番というか唯一の新規事業ネタであるこの2つのテーマは実は今後案外密接に関連してくる。 ただし、数年前と異なり、エンドユーザーに対する情報の広がり方が多様化しており、新プラットフォーム(この場合新しいブラウザ)の広がり方が遅いため、当初その影響はどうしても限定的になる。 だからこそ、既存の抵抗勢力にじゃまされることなく、新たに踏み出すことができたのかなあ、と思っている。(でも逆に言えばブラウザのAJAX化なんてもっと早くできたはずなので、こんなに時間がかかってしまった、というのが正直なところだろう) さらにふみこむと今後は、mixiに依存しなくても、オープンなアプリケーションを誰しもが作れるようになる。モバイルサービスはこれまで閉鎖的なものばかりだったから、少しでもオープンでインタラクティブな思想のアプリケーションは案外多くの人たちを魅了するかもしれない。googleの検索結果にエフ
今さかんに広告が掲載されていますが、実際見てみるとかなりクオリティーが高いと思います。クオリティーの高いネット動画は、合法的なサービスとして、有料・無料問わず、なかなか出会えないなあという印象でしたが、少しばかり常識を覆されました。 かけてるお金が半端ないので、当たり前かもしれませんが、小さく産んで大きく育てるのではなく、映画ビジネスのようなスケール感でいかなり勝負しているところがどうでるのでしょうかね。ここまで大規模にやるとなると、なかなか追随できる勢力も少ないので、逆にいける可能性は大いにあるでしょう。 これをきっかけに、動画配信について、CGM的なモデルによらないサービス・事業が立ち上がっていくことを期待したいです。しいては動画検索の収益化にも必ずつながります。 ※私にとってのクオリティーとは、映像作品としての美しさとかクリエイターとしての完成度もある程度は重要かもしれませんが、実際
ニュースというわけではないのかもしれませんが、今日のiMENUのカテゴリー更新で、なんとmixiモバイルとGREEモバイルの順位が変わっています。過去に大人の事情で、mixiモバイルが最下位に下がったことはあったようですが、こういうことは初めてなのかなあ、と思います。 それぐらいGREEが躍進しているという一つの象徴しうる指標なのかもしれません。
最近巷でケートラというサイトがはやり始めているらしい(ホントかな?)、という話を聞いていろいろ調べてみた。 これは、GPSと連動させて自分の分身がトラック?にのって、全国の旅をするというケータイサイト。GPSというけれど、自分が移動しなくても人の移動している車に乗れてしまうという演出がとても斬新。全国各地でお土産を買ったりする。 コミュニティーサービスなのだが、何より細かいテイストがとてもよく出来ていると思う。マイページがフルFLASHになっていたり、コピーライトや文章のテイストがよい!どの会社がやっているのだろうと思いきや、なんと世界のHONDAがやっているサービスであるのがさらにびっくり。 だからなのか、広告が入っていなくて、商売くさくないので、とても安心して利用できる。 エフルートで昨年からやっている「ラクだ」というサービスも同じように、分身(ペット)であるラクダが、いろいろな人の家
トップページがリニューアルされたのは特にいいとして、興味深いのは広告枠の大きさが変わったことにある。このトップページの新しい広告バナーサイズは、各通信キャリアのトップメニューの広告バナーと同じ大きさであるはず。 これにmixiなど大手SNSメディアが追随すれば、新しいブランディング広告枠として、その価値を高められるのではないか、と思う。(多分仕掛けてくるだろう)この枠は、ヤフーにはまだ配信されていないっぽいが、今だとちょうどバレンタインに向けて、ゴディバの広告が配信されていたり、ブランディング広告としての付加価値は案外高いのではないか、と思う。 画面横枠いっぱいに表示される、というのがこういったパターンの広告においては、案外重要であると思う。
実は昨今モバイルSNSの会員増加が鈍化している理由は、一つにはじわじわとフィルタリングの影響が出てきているからだと言われている。今は各社とも現状はフィルタリングの適用状態になっていて、このうちmixi以外は、来年の2月からフィルタリングの適用が一斉に解除となる。 2月以降、しばらく会員増加にはどめがかかっていていたgree・モバゲーの入会者数は一時的かもしれないが増えることは普通に予想が出来る。3月はケータイサービスの特需期でもある。最大手のmixiは、もしかしてこれにあせったのではないか、と思っている。 つまりは、EMAの申請を通すためには、青少年が使っている状況を作り出し(今までは18禁なので建前上青少年が使っていないことになっている)、一定の審査期間が必要だ。年末年始は、ユーザーかきいれどきであり、それに合わせて解放する、というところなのではないか、と思う。 規制緩和は、ともすれば既
実は、あまり注目されていないが、昨日個人的に面白いサービスが立ち上がった。 シーエー・モバイルが立ち上げた新しいショッピングモール「Goodiee!」(グディ)だ。自社で直営コマースサイト事業の多面的展開を進めてきた同社を観察してきた身としては、戦略としてはなかなか興味深い。 一つしかない留意すべき最大の点は、モール手数料がすべて無償で提供されている点だと思う。モールシステムのASPで先行する楽天やDeNAに対して無償戦略で勝負に出ている。 しかもこの作戦には「無償」以外にいくつか勝機が存在している。どうせ先行する事業者は、無料でマーケットを荒らしにきたぐらいにしか考えていないが、そんなに甘くはいかないだろう。結構いい勝負になるのではないかと個人的には考えている。 で、どこでもうけるのか。そのうち流通総額の手数料をとり始めるか、カカクコムのようなポジションをねらっているのだろう。 追伸:「
リクナビなど、今年から各社が一斉にケータイ対応をしている。(今年が転換点だろう)ケータイで本格的に使えるようになっている。この半年で、アルバイトに限定されがちだった転職・求人サイトがモバイルにシフトしはじめている。(PCで転職活動があからさまにしにくくなったことも大きいらしい)あのfind jobですらケータイに完全対応した。(そのうち公式サイトになるらしい) 新卒採用をする企業のコーポレートページも必然的にケータイ対応が求められるだろう。ということで、かくしてどんどんケータイ対応ページは増えていくのである。出口は近い。
今日(昨日)は、GMOさんの会議室で、田口さんが主催する勉強会にプレゼンターとして呼ばれてセルリアンタワーまで出かけてきた。経験したことのないなかなかすごい勉強会だった。デザインエンジニアみたいな人しかいなかった。女性もちらほら。 とにかく全員参加。 質問が40個以上出てきて、それに順番にこたえていく感じで、禅問答みたいな連続。個々の質問に相関性がそんなになくて、記者さんとのインタビューでもあまり経験したことがない。 そのなかで、古川さんが突然モバゲータウンのサークルにPHPを勉強している中学生や高校生のエンジニアの集まりがある、と言い出して、それはなかなかすごいと思った。彼らが、社会人になって働くようになれば、もっとモバイル業界にエンジニアがいろいろと入り込んでくるのかな、とか感じた。 これぞデジタルネイティブならぬ「ケータイネイティブ」の世代。 最先端のネット事業の担い手が、少しずつ7
最近べにぢょさんという美女(ブログ)にメールをもらって、ギークDBというところに自分のことが掲載された。(会社のことというよりは私個人のこと)私がそもそもギークなのか、という疑問はおいておくとして、先日cnetさんに取材してもらった記事内容が既成事実となって、ここでも紹介されているのが面白い。 ネット上で飛び交う事実は自らコントロールしうるものではあるが、逆にコントロールされてしまうものなのだ、ということを痛感した一コマだった。 会社内のidはtakashiなのだが、外から見るとsatoなのだなあ、というのも再認識した。
本日リリースが出ましたが、明後日24日からエフルートが順次docomoのiMENUに検索エンジンの提供を開始させていただくことになりました。(10月からは一般検索との連動も始まります) エフルートの検索サービスが、これまでとは桁違いであるiモード公式メニューを使う数千万人以上の膨大なユーザーに使っていただくことが、何より嬉しいことです。 コンテンツ系の専門検索では、これで水面下で提供している部分も含めて名実ともに国内最大手のシェアを取れたと考えています。 最大手に甘んじることなく、ユーザーの膨大な検索動向と、大量のコンテンツデータベースを活用した適正なチューニングを適時実施し、最適な検索結果を提供することで、モバイルインターネット上の情報流通・コンテンツ流通を加速させ、モバイルネット市場を拡大していくことを目指していきます。 モバイル検索の最先端のトレンドは、今後はコンテンツ検索等を中心と
今日正式にリリースが出ましたが、これからモバイルのサイトをいろいろと買収していこうと思ってます。その試金石にしたいなあと思っているのが今回のソーシャルブックマークサービスの買収です。 考えてみれば当社はコーポレート機能がしっかりしてきているので、それをIPOに向けるという方針はあるのですが、一方で、もっと直近でいろいろと生かしていきたいなあと思っていたところでした。その一つが、公式コテンンツ分野において多様なデジタルコンテンツの権利処理を積極的に推進する(電子書籍等のリッチコンテンツのDL数は国内5強には入っていると思いますが)、ということであったり、こうした取り組みであると考えています。 会社webサイトのお問い合わせ窓口には、以前から掲載していますが、サイトを引き取るということの相談にはずっと応じていますのでこれを期にお問い合わせいただいても結構です。 さらには、最近のインタビューでも
以前から話としては聞いていましたが、ようやく始まりました。フェーズが何段階かあるようです。まずはディベロッパーのお手並み拝借という感じで、最初から全面開放という感じではありません。 モバイルからの簡単アクセス系等の認証に関連した仕組みってなんとかできないものかなあ、と思ったのですが、セキュリティー問題とかいろいろありそうなのでまだ先の話になるんですかねぇ。(無条件に解放ではなくて審査制とかにすれば多少は、と思ったのですが・・・) すでに顧客に依存されて使われうる存在となっているサービスを変えていく、というのはとても大変です。とくにmixiは上場して、投資家からも注目を集める存在です。モバゲータウンのような新規事業だった、ということでもありません。 そういうときに大切なのは、「なんのために変えていくのか」ということをきちんと根幹から理解・共有・浸透させることです。それはサービスや事業の原点は
今回は、頭の整理のためのメモ。 今世の中で若年層に対して最も影響力のあるニュースサイトは、はてなブックマークでも、ヤフーNEWSでも、mixiニュースでもない。ほかならぬモバゲーNEWSではないかと最近思っている。特に後者にあげたモバイルSNSのニュースメニューの影響力ははんぱないレベルに至っている。(mixiニュースもモバイルのほうが上だと思う)参考までにモバゲーNEWSにはアクセスランキングが掲載されていて、ユニーク閲覧者数(?)と思わしき数字も記載されている。 さらにこうした傾向はgoogleの急上昇ワードなどを見ているとよくわかる。googleの急上昇ワードは、PCよりもケータイ検索の影響を受けやすい(googleは最近は日本国内ではケータイのシェアで食っているようなものなので)。SNSのニュースサイトで取り上げられた内容、特にモバゲーで取り上げられたニュースのキーワードがよく急上
http://dspt.blog59.fc2.com/blog-entry-39.html これは、私が今まで見てきたものの中でいちばん実践的な内容である。特にクロスキャリアで実現する方法がよい。 一番最後の記事にあるが、auの絵文字にあえてimodeのバイナリーの絵文字を当てる方法はなかなかエンジニアや一般の人には理解しがたいTIPSだがここに書いてある以外にもいくつかの観点で実は理由があるのだ。 こういうのはまあ「ネタ」みたいなものでほかにもいろいろとある。 画面が小さいからこそ1ピクセルに気を使え。画像圧縮をフォトショップなどに依存しない。これはケータイサイトのデザインを考える上では死活問題ぐらい重要である。
昨今のiメニューの入札制の延期について、勘違いしているような人が多いなあということを痛感する。コンテンツ屋ってそんなに偉いのか?たかがコンテンツ、されどコンテンツ。従来の公式メニューは、ある部分では現時点で十二分に不公正な掲載順位であり(ここに書くとネタバレするから書きません)、それが何を今更という感じでもある。ルールが変わるだけなので別になんということもない。外野が単に騒ぎ過ぎなのである。騒いで注目を集めようとする人がネット上にいろいろいる。 そもそも残存会員数至上主義で「いい」コンテンツが上位に掲載されるのかすらきわめて怪しい。某音楽サイトとかが1位を独占することで広がらない市場の活性化につながると期待していた部分も大きかったのになあ、とある部分では大変残念だと思っている。 入札制のもとで平等に各社に平等に門戸が開かれていれば、昨日のエントリーに書いたような不公正感は全くないのである。
よいタイミングなので最近考えてきたことをまとめておきたい。(少し前に内部で書いたエントリーだけれど) 来月サンフランシスコで開催されるWWDC2008が見ものだが、いよいよ大きなパラダイム転換の訪れるタイミングがやってきた。今から数年後「現状の国内端末向けに最適化されたブラウザーベース」のモバイルネットサービスは今よりもかなり影響力を失墜していることになっている。そして序章が今年から始まる。一方で今年はモバイル広告がかなり華やかに展開し、だれも当面の間はそのパラダイム転換が始まったことに気がつかないだろう。 モバイルウェブにこそ出力しうる特別な立場・サービス提供力・技術力を早急に確保しなければならない。広義の意味でのUIの方程式は大きく変わる。 モバイルディスプレーメディアは「面」の世界である。リンクカーソルが、例えば15行表示の表示領域のうち上から順番に移動する現行の携帯電話のUIであっ
書くなと言われたけれどあえて書く。 モバゲータウンで「クリノッペ」と検索してみてほしい。今SNSでなにが起きているかわかる。 ちなみにくりのっぺ、とは、GREEで提供されているゲームの名前である。解説もある。今のキラーコンテンツの一つである。派生商品に、ixenにあるボテン君など。
こちらのブログで「なんでスルーなんですか」みたいなことを書かれたので。。。このブログまめに更新されてますね〜。残念ながら書けない諸事情も多々ありまして、そのうち検索エンジンの諸事情についてはまたいろいろ書きたいと思ってます。 さて、先週の社内の朝会でも話したんですが、今年はモバイル広告がいろいろ変わりそうな気配を感じてます。おやっと思ったのは、少し前に「カルティエ」「シャネル」「オメガ」「ブルガリ」「ティファニー」「ルイヴィトン」の携帯サイトを見たとき(驚くかもしれませんがこれらのブランドにはすべて携帯サイトがあります)、そして最近「ビダルサスーン」(※)のケータイサイトを見たときです。そしてとどめはこの記事。(守秘義務があるので詳細は書きません) ※すごい、と書いたのはクリエイティブがすごい、というよりは金をかけていそうな感じがすごかったのです。従来企業のケータイサイトは、おまけ的で、シ
モバイル検索がもっと人々の依存を高めたとき、それは絶大なる「権力」となる時代がすぐそこまでやってきている。今はそれでも影響力のある公式メニューの順位を決めるロジックとして利用者数とか・アクセス数とか公明正大な指標があるうちが花である。そのうち、この分野はとんでもないブラックボックスと化し、アルゴリズムという名の利権がうずまく世界になるのか、特定の許認可・資本関係を持つ会社・既得権益を握る会社に上納金をおさめる世界になる。来る4Gの世界をわかりやすく書いた本を読もう。 それであれば、独占は許されないべきだ。競争があり、人々が選択できる経済原理こそがすべてを解決する。キャリアが増えるとかMVNOであったり、検索サービスとして異質なプレイヤーが提供し「続ける」「生きのびる」ことである。私が何を言わんとしているかは、多分そのうち明らかになっていくことだろう。 100万人の利用者の支持を集めることは
先日ニュースが出てきたので何気なく見てみると、greeの月純増数は、mixiやモバゲーと変わらない(微妙に超えていたりする)ことを発見。もちろん1000万人前後に到達して、新規ユーザーの獲得が踊り場にさしかかった先行サービスと、400万人前後のサービスとを同一の純増数で比較するのはどうか、という意見もあるかもしれないけれど、なかなか健闘しているといえるのではないかと思う。 どのあたりから変わってきたのか、というと、ゲームとニュースの配信が始まったあたりにあったのではないかと思っている。私は300〜400万人のあいだに、モバイルサービスにおける・第一次沸点、クリティカルマスがあると常々言ってきた。クリティカルマスを超えた瞬間にマーケティング手法を変えて一気に飛躍したのは、先行したモバゲータウンを見ていればよくわかるが(クリティカルマスを超えたといってマーケティング活動に一服感を与えるのはよく
絵文字変換はそのつどチューニングするというのは大切な感覚だと思う。テンプレートエンジンは複雑化すると使えないことが多いというのは、当社のシステムでも反映されているのかなと思う。 コミュニティーの監視システムの話はなかなか興味深い。実際900万人の投稿内容を物理的に人的監視するのは不可能である。それでも社会的な責任があるから(プラットフォームだから)、サービスを提供し続ける限り対応しなければならない。それは東京都の全人口の会話をリアルタイムに盗聴・監視するみたいな行為なものだし、、、。リアルの世界における制裁・法律・自律的制御・浄化作用、にあたるものをどうネットサービスに組みこむのか、の戦いである。 だいたいコミュニティーを監視・大きくしていける会社の器はこのあたりのスタンスでわかってしまう。プロモーションやTVCMをやって人を集めればコミュニティーは大きくなる、みたいな短絡的な考え方はお金
hatenaが本社を移転するという話をきいて正直耳を疑った。 ナナロク世代のネット企業も各社考えてみれば、事業がある程度前に進み始めて数年が経ち、端から見て一つの岐路にさしかかっているケースがまま出てきているなあと思う。 一方でこういうときだからこそ、あえてそれでも突き抜けていたいとも思う。変にぶれてもよくない。 5年ぐらい事業や会社が一つの方向に進むと、気がつけばユーザー(顧客)は入れ替わり、ビジネスモデルも一周し、組織も一巡する、というところだろうか。当社も気がつけば今年7月で5周年。時間はあっという間である。会社も世の中もどんどん変わる。変わりすぎるもどうかとは思うけれど、変わっていく現実をうまく生かして、1.25歩ぐらい先からうけとめられなくてはならない。 そんなとき、ウェブドゥジャパンの小渕さんのブログにも書いてあったけれど、私のもとにも一冊の本が届いた。
昨年はとにかく遅れを取ってしまった検索事業を自分自身が直接介入することで立て直して突っ走る、あとはとにかく他人に任せる、ということだったのかなと思います。その難しさ・反作用も私なりにいろいろと経験したつもりです。 今年は会社のまわりが大きく変化する一年になりそうです。そうした中で躊躇することなく「戦略」を常に考えなから動かなければならない年になりそうです。そういう意味で、今年から組織体制が変わり、自分は現場の責任者からはずれるのですが、冷静に戦略やタイミングを考え判断できうる立場になりきれる、ということなのかもしれません。 簡単に言うと今年は再編の年だと思っています。今は2003年の終わり頃によく似ている。タイミング・マーケットシグナルを読み切るのが重要。こういうとき、従来のサービスや事業を愛しすぎてしまったり固執してしまったり、硬直的な計画を立てすぎると痛いなあと思います。 今年は何が起
今日は今年の最終営業日でした。納会もありました。(サービスの年末年始向けの仕込み・保守に関して は従来通り行っています)今年一年を振り返り、今年は会社・事業の構造が大きく変化した一年だったと感じています。一方でいろいろな反省も残った一年でし た。会社が変わった要因の一つに新卒が入ってきたことがありました。来年は新卒入社組がかなりたくさん入りますし、会社の雰囲気もさらに大きく変わってい くことと思います。 対外的には、私たちの業界は、大きな構造変化が起こるのが2008年であろうことはほぼ確実です。ということで私なりに2008年を占ってみたいと思います。年明けにブログに掲載する予定です。年末年始は書籍の執筆をしていることと思います。 最後に、もし時間があるなら、プロデューサーに読んでほしい本を何冊か掲載しておきます。
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