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『戦争における「人殺し」の心理学』 著者:デーヴ・グロスマン 訳者:安原和見 版元:筑摩書房 発行:2004年5月 価格:1575円(税込) ISBN:978-4480088598 どうにも穏やかでない題名だが,ヒューマニズムをめぐる重要な問題提起となっているのがこの本,デーヴ・グロスマンの『戦争における「人殺し」の心理学』だ。自分の命が危険な戦場においてすら,いかに人が人を殺したくないか,そして,そうした人として正常な抵抗感を,現実の軍隊がどのように「克服」するのかを,元アメリカ陸軍の将校である著者が多くの実例に基づいて解説する。 説き起こしの話題として著者は,第二次世界大戦における米軍歩兵の平均的な発砲率が,わずか15〜20%にすぎなかったことに触れる。偵察や弾薬のデリバリー,仲間の救出など,もっと危険な任務を進んでやる兵士達も,とにかく敵を撃ちたがらない。こうした傾向は南北戦争やクリ
長尾和宏「近藤誠先生、あなたの“犠牲者”が出ています」 【全文公開】 100万部ベストセラー『医者に殺されない47の心得』に現役医師が大反論 がんの“放置療法”など独自の主張でベストセラーを出してきた近藤医師。その意見は世の中には受け入れられるも、医療界からは黙殺されてきた。しかし今、1人の町医者が真っ向から反論する著書を上梓した。彼は何を問題視しているのか、率直に語ってもらった。 『医者に殺されない47の心得』(アスコム)という過激なタイトルの本が売れている。昨年12月に発売されてから版を重ね、今年9月には100万部を突破した。 著者は慶應義塾大学医学部専任講師の近藤誠氏(65)。がんの放射線治療が専門だが、従来から安易ながんの手術に警鐘を鳴らしてきた医師だ。この本はそうした主張の集大成ともいえる内容になっている。 曰(いわ)く、 「病院によく行く人ほど本来は不要な薬や治療を施されて早く
自分がこれを知ったのは、裁判そのものじゃなくて「裁判への反響」を解説したこの記事。 http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2013/12/post-3137.php …16日にCNNキャスターのジェイク・タッパーはユタ州で一夫多妻を合法としたユタ連邦裁判所の最近の判決について7分にわたって嘆かわしい議論を披露した。ゲストとして、一夫多妻のカルトから逃げた反一夫多妻活動家ローリー・アレンを招いたのは申し分ない。ただもう1人のゲストは「家族研究協会」会長トニー・パーキンズだった。 (略) ……パーキンズは、一夫多妻は同姓婚合法化の当然の産物だといういつもの(間違った)議論に話を向けた。「もし裁判官が男女で行うという結婚の定義を恣意的に変えれば、結婚の数も簡単に変わってしまう。連邦最高裁判決『ローレンス等対テキサス州(同性愛者同士の性行為を禁じたテキサス州
少女:このまえの近代デジタルライブラリーの話だけど。 無料で手に入る実力→近代デジタルライブラリーから迎えた40の辞書たちを紹介します 読書猿Classic: between / beyond readers 少年:うん。 少女:百科事典とか説話の『大語園』は現代文だから読めるけど、イチオシだった『古事類苑』とか『広文庫』とか『和漢三才図会』って、結局、漢文が分からないと読めないじゃない? 少年:うーん、近代に入るまで公式な文書や学術文献からプライベートな手紙まで基本的に漢文で書くものだったから。日本だけじゃなく、中国はもちろん、朝鮮半島からベトナムあたりまで。ヨーロッパだとラテン語にあたると思う。 少女:じゃあ聞くけど、どうやって読んでるの? 少年:うーん、やっつけだけど。英語みたいな感じ。 少女:ちゃんと語学として勉強しろ、ってこと? 少年:まじめに言えばそうなんだろうけど、漢文って語
大阪・阿倍野区で、職務質問を振り切った不審な車が、警察官1人をはねたうえ、さらに別の警察官に向かって走ってきたため、警察官が拳銃を発砲し、運転していた男がけがをしました。 警察は男を殺人未遂などの疑いで逮捕し、詳しい状況を調べています。 13日午前1時ごろ、大阪・阿倍野区阿倍野筋の繁華街で、不審な車を発見した阿倍野警察署の警察官が職務質問しようとしたところ、車は急発進し、警察官をはねました。 さらに車は、前に止まっていたパトカーに繰り返しぶつかったうえ、近くにいた警察官に向かって走ってきたため、警察官が車に向かって拳銃を1発、発砲しました。 警察は車を運転していた自称22歳の男を、殺人未遂と公務執行妨害の疑いでその場で逮捕しました。 男は拳銃の弾が右腕や胸に当たり、病院で手当てを受けていますが、命に別状はないということです。 また、はねられた警察官は右足にけがをしたということです。 この車
趣味で電子工作を作っていて、このサイトでも「醤油かけ過ぎ機」とか「メガネに指紋をつける機械」とか、嫌がらせっぽい機械ばっかり作って発表している。言うなれば、悪の電子工作である。 そんな僕に、ある日、声がかかったのである。「前途有望な子供たちを、悪の道に引きずり込みませんか」。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:駅ビルのATMに同情する > 個人サイト nomoonwalk 誤解のないように言っておくと、声をかけてくれたのは悪の組織とかではない。世界征服のために幼稚園バスをジャックするとか、そういう団体ではない。 OtOMOという団体で、子供
東京電力福島第一原子力発電所から40キロほど離れた福島県の沿岸で、食品の基準の124倍に当たる1万2400ベクレルの放射性セシウムを含むクロダイが見つかりました。 調査した横浜市の研究機関は「事故当初、原発近くで高濃度汚染水の影響を受けたものが移動したとみられる」と話しています。 横浜市にある水産総合研究センターなどによりますと、去年10月と11月、福島県の沿岸でクロダイ37匹を採取したところ、このうち1匹から、食品の基準の124倍に当たる、1キログラム当たり1万2400ベクレルの放射性セシウムが検出されました。 クロダイが取れたのは福島第一原子力発電所から40キロほど離れた場所で、センターによりますと、原発の港以外の福島の沿岸で1万ベクレルを超える魚が見つかったのは、事故後すぐの時期に取れたコウナゴと、おととし8月に取れたアイナメの2回だけだということです。 また、今回の調査で取れたほか
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そのベンチは「最悪いす」と呼ばれている。肘掛けが付き、一人分のスペースに仕切られ、傍らには荷物を置く台もある駅のベンチ。一見、座る人に配慮している。でも…。 「最悪」と名付けたのは貧乏旅行を好む旅人たちだった。ろくに宿にも泊まらず、夜汽車で移動し、時に無人駅で寝る。1990年代の初め、そんな旅行者を閉め出すかのように、ベンチに肘掛けが付き始めた。これでは横になれない。 「嫌な感じですよねえ」。各地を旅しながらミニコミ誌「野宿野郎」を編集している横浜出身の野宿愛好家・かとうちあきは言う。「でも、無理やり体をはめ込んで寝てる人もいますね。克服しているようで、ちょっとうれしい」。旅人は静かに闘っている。 ◇ 建築史家の五十嵐太郎・東北大大学院教授は、肘掛け付きベンチのような存在を「排除オブジェ」と捉え、背景にある「排除の思想」を読み解く。例えば、駅や公園にある奥行きの狭い腰掛けは、長時間
『たかじんnoばぁ~DVD‐BOX THEガォー!LEGEND II』/東宝 関西芸能界のドンとして知られる、歌手でタレントのやしきたかじんさんが、今月3日に都内の病院で死去していたことが7日、わかった。関西で『たかじん胸いっぱい』(関西テレビ)『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)『たかじんNOマネー』(大阪テレビ)の冠番組を担当するなど、関西芸能界への影響力が大きいたかじんさんの死に、関西マスコミ界やテレビ関係者はドタバタだという。 11日放送の『たかじん胸いっぱい』で、ローカルタレントの遥洋子が、自身だけがたかじんの自宅に呼ばれ、その場で夫人から亡くなったことを告げられたと明かしたが、「とにかく7日まで訃報がマスコミに漏れないよう、徹底した情報管理がなされていた」(在阪芸能関係者)という。それは、「正月のめでたい気分を壊したくない」という、たかじんさんの遺志によるものだった
以前、漁網メーカーがスペースデブリを回収するための「導電性テザー」を開発しているという話が報じられたが、2014年、ついにこの導電性テザーを使った実験が宇宙空間で行われるという(毎日新聞)。 導電性テザーを作るのは広島県の漁網メーカー、日東製網。同社はJAXAと共同で専用の機械を開発したという。今回実験で使われる導電性テザーは金属のワイヤーで作られた網状のもので、長さは300メートルにも及ぶという。この網をデブリに引っかけて磁場を発生させ、それによりデブリの移動速度を下げて地球に落下させるという仕組み。 2015年には長さ数kmのワイヤーを使ってデブリ除去実験を始め、2019年には実用化を目指すという。
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