2005年に、元・光GENJIの木山将吾氏が上梓した『Smapへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ―』(鹿砦社)によって、ジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏による、スターを夢見る少年たちへのホモセクハラ・性的虐待の数々が明かされた。 性的地獄にも耐えた”僕”が逃げた理由 『Smapへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ―』(鹿砦社) これまでに、初代グループ「ジャニーズ」の中谷良、「フォーリーブス」の北公次、豊川誕、平本淳也ら各氏の著書によって同様の暴露が行われてきたが、木山氏のそれは、その内容と描写が、どのケースよりも生々しくリアルで、私怨の深さが伝わってくるものだった。 ジャニー氏のお気に入りとなって特別扱いを受ける代わりに、常にそばに置かれてキスをせがまれ、夜に待っているのは、執拗なフェラチオとアナル性交。そんな日々にも木山氏が耐えてきたのは、スターとして輝く日々のためだっ