岐阜県立関特別支援学校 神山忠 こうやま・ただし はじめに ディスレクシアという言葉はどのくらいの知名度があるでしょうか。この機関誌でも目にするようになりましたが、一般的な知名度はまだまだだと思います。ましてや図書館で働かれている方たちが、ディスレクシアの特性を持つ人たちの気持ちを察することはなかなか難しいのではないでしょうか。小さい頃から文字が読めなくて恥ずかしい思いをしたり、読みたくても読めなかったりするもどかしさは実感として持てないかもしれません。 よく「当事者」という言葉を耳にしたり、私自身も使ったりします。私自身ディスレクシアの特性があり、文字からの情報を得るのにはかなりの困難があります。ですからディスレクシアの当事者と言えます。しかし、私が困難を感じているのは私自身の問題なのでしょうか。極端な発想ですが、墨字にされた文字が存在することで困難が発生しているわけで、こうした環境でな
愛知県立高等学校養護教諭 すぎむらなおみ --LLブック(1)(やさしく よめる本)的本稿紹介-- わたしたち「しーとん」は、あたらしい「はったつしょうがい チェックシート」をつくりました。 先生(せんせい)に しかられる子(こ)、しゅくだいが だせない子(こ)、学校(がっこう)を よくやすむ子(こ)って、じつは なにを していいか わからなかったり、学校(がっこう)が たのしくなかったりして、こまっている子(こ)なんじゃないかな? その子(こ)たちの なかには、「はったつしょうがい」と よばれる じょうたいに にている子(こ)も たくさんいるんじゃないかな、そんなことに ある日(ひ)、きがつきました。 でも…いま ある「はったつしょうがい」を みつけるための チェックシートは、「わるいところ さがし」みたいで つかいたくない。だったら、こまっていることが ちゃんと わかって、いいところ
■食の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない(シリーズ 地球と人間の環境を考える11) 松永和紀の新刊。ちなみに、和紀は、「かずのり」ではなく、「わき」と読む。本書のサブタイトルは『「気分のエコ」にはだまされない』。「気分のエコ」については、具体例を出すのがいいだろう。地産地消、つまり地域で取れた食品をその地域で消費することは「エコ」であると、一般的には考えれられている。確かに、遠くの外国から輸入するのと比較して、地産地消では食品を輸送するための燃料は少なくて済みそうだ。しかし、以下に引用する事例は、まったく「エコ」にはなっていない。 たとえば、ある中国地方の団体が、地産地消活動の一環として、地元産のコメをレトルトパックのご飯にして売ることにした。だが、ご飯のレトルトパックは地元産業では作れないため、関東地方の企業にわざわざ地元のコメを持ってゆき加工したそうだ。「地産地消」の名目で、コ
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