【キーウ共同】ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋が爆発し、一部が崩落したことを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は8日夜、ビデオ声明で「クリミアは曇っていた」が「未来は快晴。占領者なき未来だ」と述べた。爆発原因は明確にしなかった。 クリミア橋はロシアが2014年にクリミア半島を併合した後に建設され、ロシアの横暴の象徴とみられてきた。ウクライナの首都キーウ(キエフ)中心部では、橋爆発をモチーフにした大きな切手風の絵画が路上に掲げられ、市民が笑顔で記念撮影し歓喜に沸いた。