ハリガネムシ(針金虫)とは、類線形動物門ハリガネムシ綱(線形虫綱)ハリガネムシ目に属する生物の総称。 概要[編集] ミミズなどとは異なり体に伸縮性がなく、のたうち回るような特徴的な動き方をする。体は左右対称で、種類によっては体長数 cmから1 mに達し、直径は1 - 3 mmと細長い。内部には袋状の体腔がある。表面はクチクラで覆われていて体節はない。また、クチクラで覆われているため乾燥すると針金のように硬くなることからこの名がついた。 カマキリ[注 1][4]やカマドウマ[5]・バッタ[4]・キリギリス[4]・ゴミムシ[4]・コオロギ[4]・ミズスマシ[要出典]・ゲンゴロウ[4]などといった昆虫類の寄生虫として知られている。地方によっては「ゼンマイ」とも呼ばれる。アメリカでは馬の毛が水に落ちてハリガネムシになる、という俗信からhorsehair wormという俗称がある[6]。 世界中で記