ソウルの地下鉄2、3号線の電車内に、日本製のコンドームの広告が登場し、物議を醸している。 問題になっているのは、日本のオカモト社製のコンドーム「ゼロゼロスリー」で、今月11日から広告を掲げている。広告にはコンドームを連想させるようなイラストや写真がなく、一見すると性生活用品とは思えないほどだ。だが、「日本のコンドーム市場シェア1位(No 1.In Japan)」という大きな文字とともに、「薄くて軽い、着用時の自然な感触」「Made In Japan」といった文言が踊っている。 広告は現在、2、3号線の電車のドアの内側にある、長方形の広告フレーム(横 54センチ、縦 39センチ)に掲げられている。地下鉄の車内広告の中でも、乗客の視線が最も集中する場所に掲げられているのだ。ある女性客(60)は「そうでなくても独島(日本名竹島)問題で日本に対する感情が悪化しているというのに、数百万人の市民が