意味が反対になっている言葉。人はそれらを「対義語」と呼ぶ。 身の回りのものや、よく使う言葉を対義語にしてみると、色んな発見がありました。
気の毒すぎて辛いのだが、というか、こちらもウェブの向こうから勝手にブログを読み続けて知っているだけの関係にすぎないのだが、何しろ日ごろ他人様に死ねとか平気で言い放っておいて本当に死なれるとショックを受ける人間で我ながら寒いのだが、この深い愛情を受けて逝ったしなもん氏は残念です。お悔やみ申し上げます。 さようなら。ありがとう。 http://cinnamon.hatenablog.com/entry/2013/06/22/195805 なんでしょう、この私がお悔やみの言葉を述べたところでどうにもならない感じのネット上の空気は。でもペットを飼う者の常として、往々にして愛する犬や猫は飼い主たる私の愛情の如何に関わらず先に逝ってしまう。そして、それを覚悟して暮らしているわけですよ。拙宅のにゃんこ(さくらさんとわさびさん)も6歳になりました。いまは元気だけど、あと何年撫でさせてくれるだろうと思いなが
以前地球誕生の歴史について記事を書いたことがあります。 このきっかけとなったのは娘の何気ない質問「あの山、どうして高いの?山ってなんでできるの?」という好奇心でした。セミナーでも笑い話としてお話しました。 山について調べるには地球誕生の歴史から知る必要があり、1週間かけて調べました。その結果、娘にそこから話すとなると、「ふ~んよくわかんないや」という結果になったのです。 さて、これは大きな敗北であり、どれほどの知識を詰め込もうと、それを伝えられなければ何の意味もないということです。実はこの話には続きがありまして、私がこの後、いかにして娘に「あの山の存在」をキチンと伝えることができたのかをお話致します。 キーワードは「つかみ」 人とのコミュニケーションにおいて、入り口、いわゆる「つかみ」というものが重要だと私は考えています。 「つかみ」とは、こちらの話しを相手に聞いてもらうためのはじめのきっ
“ 相談者 女子高生 10代 10代の女子高生です。 父の休日は食べる、寝る、テレビの繰り返し。他のことは何ひとつやりません。仕事は自営業で、「忙しい」と言う時期もありますが、一日中テレビがついているようで、ちゃんと仕事しているのか不審です。最近は夜遅くまでケータイをいじっており、50歳にしてケータイ依存症で、意味がわかりません。 私は物心ついたときから父が嫌いで、母には「お父さんみたいにならないように」と、育てられてきました。幼い頃、2月の公園の噴水で私が遊びたがるからと父が遊ばせ、私は肺炎で入院したことがあります。 父への感謝の気持ちはこれっぽっちもありません。老後の面倒を見る気はなく、のたれ死ねばいいと思います。お父さんと仲がいい友達がとてもうらやましいです。父を好きに……なろうとしても、いいところなんてひとつもないし、子供に無関心ですべて母に任せきり。最近は通知表も父には見せていま
ふと思い出しましたが、かつて勤めていた会社の本社Executive Vice Presidentが、日本に来るたびに、ハッパを掛けるべく全体集会でこの言葉を必ず話していました。 ”Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.” Einstein ”同じことばかり繰り返しているのに、今までと違う結果を期待するのは、狂気の沙汰だよね。” アインシュタイン 要は、新しいことにチャレンジしないと、売上なんてあがらんぞ、コラ!ということをスマートに言っているわけですが。 方程式に例えれば、a x b = cという数式の a と b に毎回同じ数字を代入しているのに、cの数字に違う解答を求めるようなもので、小学生でも間違いと分かります。 でも、ビジネスに限らず、振り返ってみて日常生
あるブログが「写経には効果がない」という趣旨のことを書いていて「何を言ってるんだ?」と思いじっくり読んでみたら、彼の言う写経は「動くとわかってる10000行のコードを何も思考せず作業として書き写すこと」を指しているようだった。「そんなわけないじゃん」と笑ってから「もしかして世の中は写経をそういう捉えてるのか?」と不安になった。 写経は自分の中にモデルを作るための行動で、他のもっと効率のよい方法と比べた場合の利点は「自分の中にモデルがなくても使える」点に尽きる。全く知識ゼロでいきなり「自分で考えて書く」ができる人はいない。考えるための材料となる知識をまず脳内に運び込む、それが写経だ。 写経の過程で大事なことは以下の3つだ。 1: 早く学びが得られるように、なるべく小さいコードで実験し、すぐに結果を確認する。 2: 疑問に思ったこと、考えたこと、気づいたことを書き留める。どうしてこういう書き方
前に友人と話していたときに将来についての話をした。友人も僕も今年35歳になるので、噂の「プログラマ35歳定年説」の時期を迎えようとしているからかもしれない。僕はその時、友人にこんな話をした。「辞めたいとか辞めると言ってしまったなら辞めなければならない」という話だ。 「チェーホフの銃」と「千と千尋の神隠し」 どこで知ったのかは忘れてしまったが、チェーホフの銃という文学の技法がある。それはとてもシンプルな技で、以下のようなものだ。 もし、物語に拳銃が登場するならば、その拳銃は発泡されるべきだ 。 また、樺沢紫苑さんという方が書いている「映画『千と千尋の神隠し』における言霊文化とアニミズム」というノートにはこんな言葉が書かれている。 この世界では、「名前」や「言葉」が特別な「力(パワー)」を持っている。 僕がこの2つのことから考えたのは、目には見えないものが力を持っているのではないかという仮説だ
株式会社電通国際情報サービス シニアITプロフェッショナル 比嘉康雄(ひが やすを) 国産OSS『Seasar』シリーズの開発などを主導してきた、SI業界を代表するアルファギークの一人。電通国際情報サービスに勤めるかたわら、さまざまな技術カンファレンス、コミュニティーに招かれて講演活動も行っている。個人ブログ『ひがやすをblog』で、SI業界や各種エンジニアへの提言も行っている 会社に習ったことしかできない「リーマンプログラマー」のままでは、これからのIT業界をサバイブしていけない――。自分が本気で面白いと思えるものを見つけて、それを極めようと努力しなければならないと、私は常々言っています。 そんなことは分かっているけど、本気で努力したいと思うものは見つからない……。そう思った方は多いことでしょう。実際に、わたしの学生時代がそうでしたから。 じゃあ、「努力」なんて言葉は辞書になかったわたし
朝日新聞の求人欄の上に日曜に出ている「仕事力」というコラムのための取材を受けた。 その中で、「適性」とか「天職」とかいう言葉がどれほど若い人たちの労働意欲を損なっているかについて語った。 今、仕事を探している若い人たちの言う「自分の適性にあった職業」というのは、装飾を削ぎ落として言えば、「自分の手持ちの資質や能力に対していちばん高い市場価値がつけられる職業」のことである。 交換比率のいちばんいい両替機会を求めているのである。 ありていに言えばそういうことである。 そういう仕事をみなさん探している。 交換比率のいちばんいい両替機会を求めてうろうろするのは、やればわかるけれど、あまり賢いことではない。 でも、消費者マインドを刷り込まれた人たちは、「限られた持ち金でどれだけ有利な取引をするか」、費用対効果にしか興味がない。 それは大学で教えているとよくわかる。 学生たちは単位や資格や学士号の「市
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
デザイナーやアーティスト(ばかりではありませんが)の、デザインに関する名言を集めてみました。 ときには読み返して、デザインについて考えてみるのもいいかなーと思ってブログにしました。 いいデザインが浮かばないときや、ちょっと初心に戻って考えたいとき、世界中のデザイナーやアーティストの言葉を読んでいると、励まされたり今の自分を再確認できたりします。そんなデザイナー、アーティストたちが残した「言葉」をまとめてみました。有名な言葉もあったり、名もない誰かの言葉もあったりしますが、ちょっと考えさせられる深い言葉ばっかりです。 “Design’s fundamental role is problem solver.” デザインの基本的な役割は、問題の解決者であるということ。 Fast Company そもそも何でデザインが必要なの?そのデザインで問題が解決できるの? … いろいろ問いかけてきますねー
言い換え (paraphrase) 都合の悪いことを別の表現でごまかすこと。物は言い様。 例: 「わがまま→自分の意思をしっかり持っている人」 「不潔→ワイルド系」「くだらない研究→興味深い研究」 「役に立たない研究→基礎研究」 意味論 (semantics) 意味論の意味は意味論の意味論によって定義される。 SVM (support vector machine) ポスト決定木の最右翼。決定木を参照のこと。 エラー率 (error rate) 精度の向上が芳しくないときに用いる。精度が 0.01 % 上がりま した、と言わずに、エラー率が 5%下がりました、と言うとよい。 機械学習 (machine learning) 自己の学習をあきらめた人間の最後のよりどころ。 形態素解析 (morphological analysis) 文を形態素に分割すること。形態素が何であるかは永遠の謎。 決
2008年8月23日(土)、ジュンク堂書店大阪本店にて、(株)はてなの伊藤直也氏によるトークセッションが開催された。今回のイベントは、『[24時間365日]サーバ/インフラを支える技術』(伊藤直也/勝見祐己/田中慎司/ひろせまさあき/安井真伸/横川和哉著、技術評論社)発刊に関連して、ジュンク堂書店大阪本店企画/主催で実現された。 はてな伊藤直也氏 私にとっての技術書、読書 今回のテーマは「私と技術書」。トーク中に「プログラミングは世界を変える(※注)」「ハッカーになりたい」、そんな率直な思いを言葉にした伊藤氏にとっての技術書とは、読書とは、いかなるものなのだろうか。 テーマは「私と技術書」 ※注) 伊藤氏は、小学校時代のパソピア7(東芝製パソコン)でのプログラミング体験に始まり、数々のソフトウェア、インターネットで世界が変わったその時期に高校/大学時代を過ごし、ユーザ数
すべての予期できないものごとについて、私たちはあらかじめ計画を立てます。自分の将来の仕事や収入、健康などについて、あたかも未来を先取りするように。 でも多くの場合、描いていた未来とは違うできごとが起こり、計画通りに事は進まないことの方が普通です。それなら、計画などというものはそもそもあってないようなものなのだろうか? と疑問に思う人もいるかもしれません。そんな意見に対する、アイゼンハワー大統領の含蓄深い言葉に最近出会ってなるほどと思うことがありました。 スピーチの一部であるその一節を引用します。 I tell this story to illustrate the truth of the statement I heard long ago in the Army: Plans are worthless, but planning is everything. There is a
参考リンク:マザー・テレサの名言から考える「今、自分にできること。」 : earth in us. ↑のエントリを読んで、僕はマザー・テレサのある言葉を思い出しました。 ノーベル平和賞を受賞したとき、インタビュアーに「世界平和について我々にできることは?」と尋ねられたマザー・テレサはこう答えたそうです。 「帰って、家族を大切にしてあげてください」 Wikipedia(英語版)より。 In 1979, Mother Teresa was awarded the Nobel Peace Prize, "for work undertaken in the struggle to overcome poverty and distress, which also constitute a threat to peace." She refused the conventional ceremon
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