日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 【ネタバレ注意】 「演出家としてはB級です」押井守監督はみずからこう述べている。「演出という部分で僕よりはるかにうまい監督なんかいっぱいいるんです。僕の演出はどちらかと言ったらゴツゴツしてるし、なめらかじゃない。手つきが硬いというかさ、だから演出家としてはたいしたことないんだよ。役者の扱いもそんなにうまいわけじゃないし。」 同時に、監督としては特A級を自認している。 「企画を成立させたりとか、映画を映画として成立させるということに関してはたぶん五指に入ると言ってもいい、と思ってるよ。本当は正直に言えば一番うまいと思ってるんだけどさ。」 本人がこう云うのだから、押井監督の作品に対して演出がどうの、役者の扱いがどうのと書いても仕方がない