何かのファイル(情報のひとかたまり)に対して、それが元のファイル*1と少しでも違ったものになっていないかを確認するのに、「決まった長さの文字列」という形をした、データにおける指紋のようなもの(ハッシュ)を使用することがある。得られたハッシュ文字列は、「ダイジェスト」とも呼ばれる。 ハッシュに関しての詳細はWikipediaなどを参照。 種類と使い方 ハッシュの種類は多く、coreutils 6.9においては、以下のコマンドでハッシュの計算ができる。 md5sum(MD5) sha1sum(SHA-1) sha224sum(SHA-2のSHA-224) sha256sum(SHA-2のSHA-256) sha384sum(SHA-2のSHA-384) sha512sum(SHA-2のSHA-512) 基本的な使い方としては、 $ md5sum [ファイル名]のようにしてハッシュを端末上に出力