JR北海道・函館線 金属片で信号誤作動 特急など34本に影響 (02/25 11:54、02/25 13:01 更新) 25日午前5時50分ごろ、札幌市内のJR函館線稲積公園―発寒間で信号が赤から青に変わらないトラブルが発生した。この影響で通勤・通学時間帯の快速エアポートなどに運休や遅れが出た。JR北海道が点検したところ、近くの線路上に金属片が落ちており、取り除くと信号は正常に戻ったという。 JRによると、金属片は12ミリ×8ミリの板状で、同市手稲区の稲積公園駅から札幌方向へ約30メートル離れた線路の上に落ちていた。同社は、線路に弱い電流を流して列車の位置を確認する回路が金属片に反応し、信号が誤作動したとみている。 列車への影響では、快速エアポート8本と普通・区間快速列車26本の計34本が運休または部分運休したほか、札幌発釧路行き特急スーパーおおぞらが72分遅れるなどした。 前の記事 次の